概要
ロックマンシリーズで登場する為、その時の名前には「ワイリーマシン○号」と作品のナンバリングがそのまま入る(9・10のみ番号が付けられず、ただの「ワイリーマシン」と呼ばれる→但し、クラシックスコレクション2のチャレンジモードのエクストラチャレンジではきちんとステージセレクトに号数表記が表示されている)。
大抵の作品ではたとえ撃破しても、第二形態となって再戦することとなる。そのため体力ゲージが2本分存在し、ボス2体分の知識が必要となる(場合によっては3体分必要)。
ファミコン作品はどこかしら外装の破損した不格好な第二形態で、4以前はそこまでだったが(その後2はエイリアン、3はガンマとの対決がある)、4以降10までは脱出機構のワイリーカプセルが立ちはだかる。
ちなみに、上述した4以前の第二形態は、破損しているにもかかわらず第一形態よりも強くなっているのだが、これはダメージによって安全装置が破損した事でビームの出力が上がるためという設定がある(なお、ロックマンロックマン版1号には使ってくる武器の関係上この設定が無い)。
ファミコン時代のロックマンをオマージュした9・10においても、この不格好な第二形態はキッチリ再現されている。
11では第一形態を倒すと、ワイリーカプセルによく似た第二形態との戦闘になる。
本編
1号(ロックマン1)
初めてロックマンに追い詰められた事から制作。飛行タイプ。
その時はロックマンが自分の元へ来ることを想定しておらず、突貫で作ったために、どの作品よりも不格好な外観をしている。
弱点となる特殊武器は第一形態ではファイヤーストーム、第二形態は多段ヒットするローリングカッターかサンダービームとなる。
注意点としてはファミコン版は第二形態を撃破する瞬間にロックマンもワイリーマシンからダメージを同時に食らうとバグった画面に飛ばされる不具合がある。ロックマンクラシックスコレクションの場合はニンテンドースイッチ版以降の更新バージョンに付いた巻き戻し機能でバグ発生前まで遡れるのでバグ回避は可能(オリジナル版であるファミコンではリセットするしかない)。
1号(ロックマンロックマン版)
ロックマンロックマンで登場する1号は本編の5号のような戦車型になっており、完全に別物。本編の4号以降のようにドクロをあしらったデザイン。第1形態は前述の通り戦車型だが、第2形態はこれを応急修理し(この際ワイリーが「ちょっと待ってろ」とその場で作業に取りかかるが、律儀にロックマンは待っている)、旧デザインの1号と同じ飛行型へ改造している。
8ボスの特殊武器を使ってくる(タイムスロー除く)ため、それぞれの武器を使うボスの弱点攻撃を当てれば怯ませることが可能。
また、ロールちゃんのホウキ攻撃で難易度「きつきつ」でも問答無用で怯む。
2号(ロックマン2)
こちらも飛行タイプ。1号の反省を生かし、ロックマンの強さとデザインを考慮した上であらかじめ制作し、用意したため見た目はだいぶ洗練された。ちなみにゲームオーバーにならずに進んできた場合、弱点の一つであるクラッシュボムが使い切った状態故に使えない(但し、先のブービームトラップ戦で、とある方法を使えば、一発だけ残った状態となり、止めの一発に使える)。
弱点は前述の通りクラッシュボムとアトミックファイヤー(第一形態のみ)だが、打ち分け可能なメタルブレードで倒すのが手っ取り早かったりする。
初めて脱出機能が付いたワイリーマシンでもある。しかも撃破すると床を破壊してロックマンを地底洞窟に落とす罠まで用意していた。
3号(ロックマン3)
カニのように横歩きで歩行するタイプ。
正攻法で戦った場合はシリーズで最弱のワイリーマシンであり、第一形態はウィークポイントを弱点武器(スパークショック、ハードナックル)で攻撃されるとあっけなく破損(ゆっくり左端から登場するので、下手すると登場の最中に撃破出来る)し、第二形態は正攻法であるラッシュジェットを使われるとほぼ無力と化す。(ちなみに弱点はハードナックル)しかも、その後に真のラスボスとして登場するガンマがワイリーマシンに輪をかけて弱い。余談であるが、ドンキーコングリターンズに登場するドクターチキンは見た目や動き、弱点の位置など3号に酷似している。
ただし、弱点武器・ラッシュジェットを使わない縛りプレイの場合、第一形態はともかく、第二形態は攻撃のチャンスが少ない強敵になる。ラッシュジェットを使うことを前提にしているような姿のため、そもそも使わないことがあまり無いが……
4号(ロックマン4)
大口を開けたドクロをモチーフにした不気味なデザイン。
本作から、ドクロデザインが基本となっている。
倒した後は本作以降定番となる「ワイリーカプセル」戦となるが、連戦ではなく、最終決戦のための別ステージが用意される(恐らく、当時はまだカプセルにステルス機能が無く、プラズマ弾発生装置付の真っ暗な部屋に誘い込む必要があった為→恐らくは武装すら無い只の脱出ポッドであり、プラズマ弾発生装置を遠隔操作する機能は後付と思われる)。本作で初めてラスボス専用BGMが使用された。
撃破後、素早くレインフラッシュを使うと脱出するワイリーを撃破できてしまう。が、しかしそこで進行ができなくなるのでリセットするハメになるので注意。おそらく、ワイリーが画面外に脱出してからクリア判定になっている様子。
第一形態には実はエネルギー弾が当たらない上に弱点を攻撃できる安全地帯が存在しており、ドクロの口のすぐ手前にある。そこで弱点のリングブーメランを当て続けるだけであっさり倒せてしまう。第二形態はドリルボムの爆風を上手く当てる必要がある。
ワイリーカプセルはファラオショットが弱点。
5号(ロックマン5)
戦車タイプ。砲弾の発射口が弱点。本来は第二形態もあるらしいが、機能せずにマシンが破壊されてしまう(今まで以上に複雑過ぎて第二形態用とカプセル射出用とで配線を間違えた為)。その為、ワイリーマシンでは珍しく第一形態しかない。実質的に第二形態はお蔵入り。
弱点武器は意外にも普通は移動用として用いることが多い「スーパーアロー」。
倒すと登場するワイリーカプセルは、ビートを起動すると勝手に追尾して倒してしまう。
また、第2形態こそ無いが5号戦の前に「ワイリープレス」というロックマンを押し潰すことに特化したマシーンで戦いを挑んでくる為これが第1形態と言える。
しかし、実際には押し潰す以外にやることがない非常に残念なマシーンだった。
一応こちらの弱点武器はスタークラッシュだが、当たり判定の関係上チャージバスターの方が当てやすい。
6号(ロックマン6)
前述のワイリープレスの改良・大型版とも言える(部屋と一体化したワイリープレスを単独マシン化したタイプと言える)。ファミコン時代最後のワイリーマシンということもあり、デザインは集大成とも言える完成されたもの、BGMも非常に荘厳(特にPS版のアレンジは秀逸)。
強制スクロールの中で戦うことになるが、歴代マシンで唯一、弱点を狙う必要が無く、機体のどこを狙ってもダメージを与えることができる。
ワイリーカプセルは見た目的には6号の装甲が剥がれただけのようにも見えるデザイン。
また、カプセルも含めた3形態で弱点武器が一括して共通しているのもこの機体のみである。
どれも的が大きいのでシルバートマホークをガンガン撃ちこめばあっという間に沈む。ただし、6のボスの仕様上、弱点武器を食らうとダメージが通らない僅かな無敵時間があるので無駄遣いに注意。
万が一弾切れした場合、次いでダメージの入るナイトクラッシャーが次善の策となる。
7号(ロックマン7)
久々の歩行タイプ。3号に比べるとだいぶ強い。5号と同様第一形態しか無いが、どうやら脱獄後に設計・製作した為に、制作費・製作時間の関係上、第二形態をオミットしてワイリーカプセル射出に重点を置いたらしい(また、体当たりによる格闘戦に特化したのも同様の理由)。足下をスライディングで潜り抜ける必要があるが、小型の同型機体のスカル・トンを発射してくるため、避けながらの戦闘はなかなか厳しい。弱点武器はサンダーストライク。
……が、こんなところでダメージを食らっている場合ではない。
本作のワイリーカプセルはシリーズ史上最強と言われており、ワープして出現を繰り返しながら誘導弾を撃ってくる、ある意味単純な戦闘スタイル。しかし、読みにくい軌道で動きも早い三種類の誘導弾の回避が困難であるのは勿論、カプセル一回の出現につき一回しかダメージが与えられないので長期戦は必須。スマブラSPに登場するワイリーが搭乗しているのはこの機体。
ちなみに誘導弾は炎・氷・電気の3種類。電気はただダメージを食らうだけでまだいいが、炎は身動きできずにじわじわダメージを与えて、氷は大ダメージを喰らう上に動きを封じられ確実に次の落雷チャージによるプラズマ弾の餌食になる(但し、プラズマ弾はカプセルにダメージを与えなければ発動しない)とかなり悪質。
炎は一応レバガチャすればダメージを軽減できる。また、当てられるタイミングこそ限られるが、三色弾はサンダーストライクをカプセルに当てることで封じられる(ダメージはなし)。
一応誘導弾の性質を熟知すればノーダメージで切り抜けられる。
おおまかにはワイリーが三色弾を射出したタイミングでジャンプし、釣るイメージ。高い位置にカプセルが出現した時は真下に引きつけてスライディングでかわし(難易度低め)、真ん中~低めに出現した時はジャンプで上に釣ってスライディングで距離を取るか潜ってかわす(難易度高め)感じ。
2ダメージが入るのはチャージ版ワイルドコイルのみなので、W缶、S缶は出来れば用意しておきたい。一応ロックバスターの最大チャージショットやフリーズクラッカーも効くが1ダメージのみと要領が悪い。
池原版では「スーパーロックマン」で倒していたが、スライディングが使えず、一度に与えられるダメージも同じく1と小さいため正直玄人向けである。
8号(ロックマン8)
飛行タイプに戻る。本作のキーとなる「悪のエネルギー」が組み込まれている。
側面にある砲台からエネルギー弾を発射したり、カッターをロックマンめがけて放ってくる。また、大型の砲口から発射されるビームを未然に防ぐ必要がある。弱点はウォーターバルーン、フレイムソード。
食らったら大ダメージ確定なので必ず防ぐ事。
登場シーンではデューオを一撃で戦闘不能に追いやるなど、設定的には非常に戦闘力が高いものと思われる(代償として搭載されていた砲口が一つ失われてはいるが)。ただ、デューオが特大砲台を破壊した為に、第二形態からのバトルになる。
ワイリーカプセルは複数の軌道の誘導弾を撃ってくる。こちらの弱点はフラッシュボム。引き続きフレイムソードも有効。
体力が無くなりそうならラッシュチャージャーで回復に専念してから戦おう。
コミックボンボンで連載されていた出月こーじ氏のコミカライズでは完全復活した「悪のエネルギー」を搭載することにより、両腕をもつ漆黒のシャレコウベめいた独自の形態に変貌した(ワイリー自身は「スゴいことになりよった」と喜んでいたが、その状態が続けば果たして彼は無事でいられたのだろうか……。)
ロックバスターのエネルギーを一切寄せ付けない上に、鷲掴みにしたロックマンのエネルギーを一挙に吸収する非道な能力で彼を追い詰めるものの、岩盤を粉砕して地下から乱入したデューオが満身創痍になりつつも悪のエネルギーを完全に消滅させる。
その後もワイリーは交戦するものの、エネルギードリンクで回復したスーパーロックマンの波状攻撃によってなすすべもなく敗退した(この戦闘でワイリーカプセルは登場しないものの、『8』の冒頭及び『ロックマン&フォルテ』最終話には登場している)。
(8号改)
ロックマン&フォルテに登場する機体。正式名称には号数が無い。
8号と酷似したデザインで攻撃方法も似通っている(但し、8号第一形態の特大砲台が無い為、簡易的な再設計機と思われる)。やはり気を付けたいのは砲口からのビーム。弱点武器はリモートマイン。
脱出装置はワイリーUFOが公式名称だが、8号に搭載されたワイリーカプセルと同じようなデザイン、性能。マジックカードが弱点。
9号(ロックマン9)
正式名称には号数表記が無い。上記ロクフォルの影響で号数がずれたためか?(但し、クラコレ2のチャレンジモードのエクストラチャレンジのステージセレクトには表記有り)
ワイリーの大好きな恐竜のようなデザイン。第一形態にはロックマンの一切の攻撃が通用せず、マシンが吐き出してくる卵形爆弾を押し返して当てる必要がある。第二形態は口から火を吹き、飛行しながら突進攻撃を繰り出してくる。弱点は恐竜の口の中。コンクリートショットなら一気に削ることが可能。
ワイリーカプセルは電撃弾を放ちながらワープを繰り返してくる。弱点はプラグボール。
10号(ロックマン10)
本作も正式名称に号数表記が無い。(但し、上述の9号同様、クラコレ2のチャレンジモードのエクストラチャレンジには表記有り)
海賊のような帽子をかぶったドクロがデザインされている。
口から放たれるミサイルには乗って、弱点のあるドクロの目部分を狙う。弱点はソーラーブレイズ。
第2形態は全く違った攻撃方法となり、誘導弾や電撃を放ってくる。ウォーターシールドが弱点。
ワイリーカプセルは久々の別ステージ。2体のカプセルが出現し、1体はダミー。弱点となるチルドスパイクは発射したものをそのまま当てる必要がある。
11号(ロックマン11)
本作で号数表記が復活。
本作のキーアイテムである「スピードギア」と「パワーギア」が組み込まれている。
第一形態はミサイルや、ワイリーのマークをあしらった円を描くエネルギー弾を発射したり、側面の歯車でベルトコンベアを動かしたりする。弱点はアシッドバリア。
第2形態は一見ワイリーカプセルのようにも見える小型機体。最終局面ではロックマンがピンチになったときと同じように、「ダブルギア」を起動し、突進を仕掛けてくる。スクランブルサンダーが弱点。
…ロックマンのラスボスの弱点武器は比較的当てにくいものが多いような…?
外伝
ワールド1号(ロックマンワールド)
ワイリーの顔を模した不気味なデザイン。固定されており移動はしない。
口部分が弱点。第一形態は口からザコのカッティングホイールを連続で吐き出してくる。弱点はアトミックファイヤー。第二形態はミサイルと遠隔アーム(嘴のような噛み付く物体)で、そのままだとダメージが通らない。
エンカーのミラーバスターが弱点(寧ろこれを使わなければダメージを与えられない)であり、以降のワールドシリーズでもゲストキャラクターから入手できる武器が弱点というのが定番となった。
ワールド2号(ロックマンワールド2)
二回も変形する(というよりもボディを換装すると言った方が理解りやすい)。ロックマンとほとんど変わらないサイズと異様に小さいため、ワイリーがどうやって搭乗しているのかよくわからない。
ちなみに倒すと特殊武器が取得できる唯一のワイリーマシン。こいつに似た目の付いたミサイルを発射する武器だが、プレイヤーが使用するわけではなくエンディングでワイリーにトドメを刺すのに一度だけ使用される。
クイントのサクガーンが弱点だが、これを使うとロックマン自身もダメージを受けるので、バスターで倒すのが無難。
ワールド3号(ロックマンワールド3)
大きな目玉のついた可愛らしいデザイン。ワイリープレスや6号のようにプレス攻撃を仕掛けてくる。
第一形態はミサイルとプレスだが、実は端っこがミサイルさえかわせば安全地帯。第二形態は第一形態を撃破した位置から砲台から放物線軌道に弾を飛ばしてくる。パンクのスクリュークラッシャーがコクピットに対する弱点(というか、コレしか効かない。しかも1メモリずつである)。その様はあたかも玉入れのよう。
尚、ワールド4のオリジナルの大型ザコ・プレスンは形状とプレス攻撃から、このワールド3号を元に小型化していると思われる(但し、ミサイル等はオミットされている)。
↓以下ワールド4
ワイリーの戦車
ワールド4の超大型移動要塞タイプの戦車。ワイリーステージそのものがワイリーマシンといえる初の展開。
ストーリーデモにおいて、拠点がロックマンを砲撃してくるというこれまでにありそうでなかった事を行ってくる。
パラボラ砲
上下して回転火球を発射したり、本体である球体が体当たり攻撃をしてくる。コイツを突破しないと内部に入れない。弱点武器はファラオショット。
ワイリーの宇宙戦艦
ワールド4の最終ステージ。これまで宇宙ステーションだったのが宇宙戦艦として登場。
艦橋
伸縮するアームと「パワーストーン」「リングブーメラン」「ナパームボム」「バラードクラッカー」を使用してくる。こちらもファラオショットが弱点。
ワイリーロボ・アイアンゴーレム
ワールド4のラスボス。超巨大ロボット。ワールド1号はこれの試作型だったことが判明する。
ガンマ戦に似た腕部分との戦いの後、頭部、ワイリーカプセルと連戦。
ある特徴を掴めば、ワイリーカプセルには攻撃させずに連続でダメージを与える事ができる。
コア部分(一戦目)はクリスタルアイ、顔面(二戦目)はクリスタルアイとバラードクラッカー、カプセル(三戦目)はバラードクラッカーとファラオショットが弱点。ファラオショット万能すぎませんか。
↓以下ワールド5
ワイリースター
ワールド5の最終ステージであるが、ステージそのものがワイリーマシンと言え、それぞれの構成部分との戦いになる。
スカル・ブレーザー
ワイリースターへの侵入を阻止するために配備された大型イオン砲台。そのパワーは時空にまで影響を及ぼす。空中を自由に動き回りながらの戦闘となるが、ラッシュスペースを駆っての宇宙空間でのシューティングステージからのバトルと成る為、特殊武器は使えない(通常弾とチャージショットのみ)。
イオン砲のレーザーは道中で早くも放たれてくる為、出てくる位置を覚えないとかなりダメージを食らう為、連続で食らうと危険。
エル・ナックル & アール・ナックル
ワイリースター内に配備された大型マニピュレーター。名称のエル、アールとは左のleft、右のrightを意味している。ワイリースターに格闘機能を持たせるために開発中だったが、ロックマンの進入が予想よりも早かったために、やむなくナックルそのものに人工知能と戦闘能力を持たせて出撃となった。弱点は目。また、アール・ナックルはロックマンを捕えようとする際、その目からホーミングミサイルを一発だけ発射する。両方ともソルトウォーターが弱点。
ブレーン・クラッシャー
対ロックマン戦用兵器。ワイリースターの中枢を制御している。ロックマンの攻撃を一切受け付けない。内部でロボットを生産する能力も持ち、爆弾型ロボットの爆風ならダメージを与えられる。
本体を破壊するとコックピット(ワイリーのUFO)部分が露出し第二形態となるが、同時に天井が崩れ、更に天井にはトゲがある(触れてもティウンティウンしないが大ダメージ)為、極端に狭い空間での戦いを強いられる。弱点はスナッチバスターだが、スナッチはできない。
実は第一形態である特殊武器を使って撃破すると、何故か第二形態がスキップされて次のイベントに進む。
史上初のラスボスがワイリーではない。
メガワールド号(ロックマンメガワールド)
最初は脚部しか見えていない、大型ロボット。
脚部を破壊し、上半身の戦闘に移行する形となる。
更に上半身も破壊すると、頭部そのものがワイリーカプセルと化す。但し、従来のワイリーカプセルと違い、ステルス機能が無く、ワールド4版の様な方法で地雷を連続で落とし続け、ある一定のタイミングでタップスピンの様に回転して体当たりを仕掛ける。弱点は第一形態がスパークショック、第二形態がアトミックファイヤー、第三形態がサンダービーム。
スカルマシンXX
バトル&チェイスでワイリーが搭乗するレーシングカー。
それぞれの武器で相手を妨害しながらのレースとなる本作では、一定のダメージを与えるまで一切の攻撃が無効になるバリアを張っているこの車体は非常に厄介な存在。また、全体攻撃を頻繁に仕掛けてくる。
しかし、レースはレース。時にスナイパージョーに負けるワイリーを見ることもある。
ワイリーマシン(ロックマン・ザ・パワーバトル)
第一形態は円盤形の下半身、その上に上半身と積み重なった2段構造になっており、第二形態は第一形態を倒した際被ダメージの少なかった方の部位と戦うことになる。上半身と下半身でダメージが別カウントされていることに気づかず上半身の第二形態しか見たことがない人もいるかもしれないが、別にこれでストーリーのルートが変わるわけではない。
どちらの部位にも上にワイリーカプセルがコックピットとして収納できるようになっており、第二形態で胴体が破壊されても下半身の上にワイリーカプセルが収納される。
ちなみにこのワイリーカプセルは非常に小さく、一体どうやってワイリーが入れているのか謎である。ネオジオ版では特に。しかしワールド2ほど突っ込まれてはいない。
デザインは末次治樹。
弱点は第一形態はクラッシュボム(1、2)、ダストクラッシャー(3〜6)、スラッシュクロー(7)。
第二形態は基本的には同じだが、1、2では上側はリーフシールドになっている。
ワイリーマシン(ロックマン2・ザ・パワーファイターズ)
見た目は巨大な頭蓋骨そのもの。プロペラン、シールドアタッカー、小さいメカドラゴンなどの雑魚敵を召喚しながら戦う。
弱点はバブルリード(ワイリーを追え)、スラッシュクロー(ロールを救え)、ナパームボム(新パーツを取り戻せ),
第二形態はないが、ワイリーカプセルがある。
弱点はシャドーブレード(ワイリーを追え)、サンダービーム(ロールを救え)、エアーシューター(新パーツを取り戻せ)。
ワイリーマシン(甦るブルース)
『デラックスボンボン』で発表された池原しげと氏独自のコミカライズ作品に登場した機体。
総ての陰謀が露見したところで本拠地に乗り込んだロックマンとブルース2人を攻防一体の新兵器「ワイリーバリアボール」で苦戦させるものの、2人の連携ショットで撃破された。
ワイリーマシン(ロックマンアビリティ)
パチスロ作品「ロックマンアビリティ」の最終ボス。見た目はパワーバトルのワイリーマシンに似ている。
ロールと一体化することでロックマンが攻撃できないようにしたが、ロールが自爆したことであっけなく破壊されてしまった。
ワイリーマシン(Mega Man Rush Marine)
日本未配信のモバイル端末向けの横スクロールシューティングゲーム「Mega Man Rush Marine」に登場するワイリーマシン。何気に初の水中戦ワイリーマシン。
第一形態と第二形態ではコックピットにダメージが通らず、第三形態でようやくコックピットにヒビが入りそこにダメージが与えられる(さらにヒビを入れていく)。水中なのに正義の味方がこんなことしてよいものか
ワイリーマシン(Mega Man III (DOS))
最終ボス。緑の液体の中に身を潜め、床から放物線を描いて落下するビームを発射する。
ちなみに倒せば質素なエンディング(DOS版1作目と全く同じ内容)を見ることができるが、その際"WILY"の綴りが"WILEY"となっている。
CRORQ
読み方は「クローク」という説があるが真偽は不明。「Mega Man (DOS)」では最終ボスとして登場。箱に2本足がついたようなロボット。その見た目や足の動きは本編5の大型ザコのダチョーンに似ている。
第一形態にはギャラクシーマンタイプの赤い目がついているが、第二形態ではその部分がなくなりコックピットが露出し、操縦者のワイリーに直接ダメージが与えられる。
「Mega Man III (DOS)」では最終ボスの前座として登場。前作(DOS版はIIが存在しない)と違い自動制御となっているためワイリーは乗っていない。ただし未使用スプライトでは謎の茶髪メガネの男が操縦者になっている。
ワイリーマシンα
日本未発売の洛克人大戰(Rockman Strategy)に登場。サウジアラビアにある「研究所」ステージマップのボス。
ワイリーマシン25号
スマホアプリ「オトレンジャー」(現在は配信終了)のロックマンコラボの際に登場したワイリーマシン。イエローデビルやボスキャラ達をリーダーにしているとフィーバーアタック時に出現。
ロックマン25周年ということでこの名前になったが、もし未来にロックマン25が出たらどうなるのだろうか・・・
エッグワイリーマシンX
アーチーコミックスのWorld Collide(ソニック・ザ・ヘッジホッグとのコラボストーリー)にて登場。Dr.エッグマンと協力して作られたためワイリーマシン9号をベースにデスエッグロボが混ざったような見た目をしている。攻撃方法はデスエッグロボのような手伸ばし、ワイリーマシン9号の卵吐きなど等、2つのロボットの特徴を持つ他、自己修復機能も備わっている。
ワイリーfeat.MEN'S 6マシーン初号機 メカ・オロチ
ロックマンちゃん14話に登場。読み方は「ワイリーフィーチャリングメンズシックスマシーン」。マシン」ではなく「マシーン」となっている。
ワイリーを含めたライト博士の大学時代の同期6人組「MEN'S 6」の英知を結集させて作られた最終ボス。ワイリー城の出口に待ち構えており、珍しくも屋外戦となる。
8つの頭部にそれぞれにコックピットがあり、パイロットはMEN'S 6のメンバーであるワイリー、チャーシュー、ケチャップ、鳥の骨、鬼マヨ、ゲキガ。残った2席には特別に説得したチャーシューの嫁とゲキガの嫁が担っている。
頭部は独立して動くことができ、緊急脱出に用いられる。
その他
ファイナルシグマW
ロックマンX5のラスボス。ガンマを元に作ったと思われるシグマの大型ボディ。
ドリームウイルス
ロックマンエグゼのラスボス。ワイリーによって作られた最強のコンピューターウイルスであり、エグゼ版のワイリーマシンと言える。
ガレオム
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALのロックマンの「勝ちあがり乱闘」で登場し、ワイリーマシンのポジションとして対峙する。いくら代わりとはいえ、ワイリーマシンでもここまで動き回らないと思う程暴れ回る。