概要
ロックマンワールドシリーズ五作目にして最終作。
今までとは異なり既存作をベースにしていない完全オリジナルの作品。
Pチップによるアイテム作成など基本的なシステムは前作を踏襲している。
ストーリー
ロックマンは突如現れた謎のロボット集団スペースルーラーズのアースと戦うも敗れ去ってしまう。
そしてスペースルーラーズは世界各都市を襲撃、占拠していった。
それに対してロックマンは新兵器「ロックンアーム」を装備し、新たなる仲間タンゴと共にスペースルーラーズに戦いを挑む。
そしてスペースルーラーズの背後には毎度お馴染みのあの男が・・・
新要素
- オリジナルのチャージショット「ロックンアーム」の導入。
『3』のハードナックルと同様にロケットパンチ方式の為、飛ばした腕が本体に戻るまで次の攻撃は出来ない。強化パーツの作成により連続ダメージやアイテム回収といった機能が追加される。
- ロックンクロー:耐久性のある敵に発動しやすい連続ダメージを与える機能。多分アイアンクローみたいな事をしていると思われる。この間無防備になるので注意。
- マジックハンド:アイテムを掴んで戻ってくる。前作のリングブーメランにあった追加機能とほぼ同じ。
- 新サポートメカ「タンゴ」
前作のビートと入れ替わる形で登場した本作オリジナルの猫型メカ。初期装備となっており、これまでと同じくラッシュコイルは特定のボスを撃破するまで使用できない。「ビート」と違い非常に使い所が難しい為、最後まで使わない事が多い。
登場ボス
このほか、歴代ワールドシリーズオリジナルボスのロックマンキラーとクイントが登場。
いずれもオリジナルではなく、最終ステージのワイリースター内で大量生産されている量産機である。
余談
本作が過去4作品とは違ってオリジナル作品になったのは、稲船敬二曰く、「ストックがロックマン6しかなくなったので、完全新作にした。」との事だが、やはりワールドシリーズ未登場であるガッツマン、ボンバーマン、そして5ボスの残り4体の事を気の毒に思うユーザーもそれなりにいたとか。
また、今までの流れからして、「5ボスの残り4体に、6からボスを4体選出した構成でも良かったのでは?」といった意見もそれなりにあったようである。
実は弱点のループがこれまでと違い前半だけでは一巡していない。
本来なら有り得ない、後半のステージに隠されたアイテム「パワークリスタル」を4つ集めて作る事ができる「パワージェネレータ」を最初から装備しているパスワードが実は存在する。それどころかそのパワークリスタルを前半で揃っている状態まである始末。これはパスワード解析で判明した事実らしい。
ちなみにステージセレクトでは後半に進んでもBボタンで前半に戻れるが、前作と異なり前半で取り逃すアイテムが存在しないので本当に戻れるだけである。
ゲームカタログでは入手できる特殊武器の性質が被ってしまっているというゲームバランス上の問題を理由に挙げている。
2024年6月7日、NintendoSwitchでゲームボーイNintendoSwitchOnlineに他のワールドシリーズ同様に収録した。
関連タグ
外部リンク
ロックマンワールド5 - ゲームカタログ@Wiki