ロックマンキラーとは、カプコンより発売されているゲーム「ロックマン」シリーズに登場するキャラクター「エンカー」「パンク」「バラード」の三体を指す名称である。
概要
ワイリーが対ロックマン用に開発したナンバーズ。通し番号はRKN。
倒すことで特殊武器を手に入れられることも他のナンバーズと同じ。
それぞれの登場作品では弱点武器が一切無い為、ロックバスターで倒すしかない。
ロックマン10ではスペシャルタイムアタックステージでも登場する。
また、ロックマンキラーをイメージしたボーカルアレンジ『One And Only』が登場した。
各キャラクターの固有BGMから構成される本家『7』博物館ステージのようなメドレーになっている。
RKN
RKN.001 エンカー
Dr.ワイリーが対ロックマン用に開発した「ロックマンキラー」の第一号。名前の由来は「演歌」から。
特殊武器は一切通用しない。エネルギーを吸収して弾き返す「ミラーバスター」を装備している。『ロックマン&フォルテ』のデータベースによると熱血漢。
ロックマンを倒す使命を背負っているため、ロックマンを追い詰めることだけに執念を燃やしている。
「ロックマン10」でのステージは、ロックマンワールドのワイリーステージ1とワイリーステージ2を合わせた構造になっている。
RKN.002 パンク
Dr.ワイリーが開発した「ロックマンキラー」の第二号。
名前の由来は音楽の「パンク」からであることと、姿によるものから。変形して車輪状になり突進をかける攻撃と、ノコギリ状のエネルギー弾「スクリュークラッシャー」を装備している。
正々堂々とした戦いを好む武人肌のロボットだが、見た目は凶悪に見えるせいで誤解をよく受ける。
アクセサリー収集が趣味で、PTAが大嫌い。
エンカーよりも一回り大きい。
「ロックマン10」でのステージは概ね「ロックマンワールド3」のワイリーステージ2を基本としている。
RKN.003 バラード
Dr.ワイリーが開発した「ロックマンキラー」の第三号。名前の由来は歌の「バラード」から。
強烈なタックルと、手榴弾の「バラードクラッカー」で攻撃してくる。
唯一、二度戦う事となるロックマンキラー。二回目はパワーアップしてくる。
プライドが高く、形勢不利でも素直にはやられない執念深さを持つ。しかしながら、正々堂々とした対決を好む一面もあり、また自分が常にナンバーワンだと信じ込んでいる。
ありがひとし版クイックマン、またフォルテに近いところがある。
そして、エンディングでは彼の活躍を目にすることとなる。
「ロックマン10」でのステージは「ロックマンワールド4」のワイリー戦車とワイリー戦艦が元になっている。
余談
ロックマンワールドのオリジナルのボスとしてクイントも挙げられるが、クイントは未来のロックマンであるためロックマンキラーではない。
なお、ロックマンワールド5のワイリースター内部ではRKNと共にクイントまでもが量産されていた事が発覚する。ちなみに全員、オリジナルより弱体化している。
関連イラスト
関連タグ
ロックマンワールド ロックマンワールド3 ロックマンワールド4
アース(RW5):スペースルーラーズのリーダーで、倒せば特殊武器が得られることなどはロックマンキラーに比較的近い。
フォルテ(ロックマン):ワイリーがロックマン打倒の為に作り上げたロボット。ある意味ではロックマンキラーと同じような存在と言える。