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ロックマンエグゼシリーズのフォルテはフォルテ(ロックマンエグゼ)を参照。


「ロックマンは、俺が倒す!」


プロフィール編集

名称フォルテ
英名Bass
長所負けず嫌い
短所見栄っ張り
好きなもの最強伝説
嫌いなもの自分より強い奴
担当声優

概要編集

初登場は『ロックマン7』。以降はロックマンのライバルとして登場。

Dr.ワイリーがロックマンの設計図を元にして設計・製作を行っており、いわば「悪のロックマン」と言える存在。


戦いを拒み平和を望むロックマンとは逆に、非常に好戦的で負けず嫌いな性格。最初に登場したストーリーで自分を度々負かしているロックマンを親の仇のように付け狙っているのだが、プライドが異常なまでに高すぎる為に、ワイリーのやり方も快く思っておらず、命令に逆らったり直接反抗する展開となる事も多い。実際に、ロックマンへぶつける言葉も嫌悪や憎悪というよりも「お前は甘い!その甘さが命取りになる!!」とプライドからくるものである。

その為か、現在はロックマンの作品に登場してロックマンと対決するという展開が殆どなく、またワイリーの元にもいない様子である事から、ワイリーの元からは離れて単独で行動している模様。

つまり、家出中という事である…。

また、好きなものは「さいきょうでんせつ」と悪ガキ的な印象を受け、他メディアでも品性がない性格として扱われることもしばしば(皮肉にもエグゼ版は文句なしに最強クラスの存在で非常にクールな性格として描かれている)。


基本設計はロックマンと共通しているようだが、動力は太陽エネルギーではなく、フォルテを製作している時に偶然完成した強力な新エネルギー「フォルテニウム」が組み込まれている。

一方で、ロックマンと同じく武器可変システムが搭載され、倒したボスの武器を使う事が可能になっている。また、頭部もロックマン同様にヘルメットである。

ロックマンをサポートするラッシュに対応して、サポートロボットのゴスペルと行動しており、フォルテとの合体機構も備えている。


ワイリーが開発したこれまでのロボットの中でも、非常に強大な戦闘力を持った存在として完成している。

フォルテのフォルムは、後の時代であるロックマンXシリーズレプリロイドに通じるものがあり、肩・胸部にアーマーを持ち、先述のダッシュやダブルジャンプに至ってはワイリーが後に作り上げる事になる言うゼロと殆ど同じといった特徴がある。壁蹴りは実装されていないようだが。

「パワーファイターズ」のエンディングでは、最後のワイリーナンバーズのシルエットを見たフォルテが「髪の長い女みたいなロボット」と酷評している。


敵としての登場時は特効となる弱点武器こそ無いものの、そこそこダメージを与えられる特殊武器がちょくちょくあるという感じ。


名前の通り(フォルテは音楽記号で「強く・強い」)とにかく強さを求めているが、いかんせんロックマンを超える事はできていない。


劇中の活躍編集

ロックマン7編集

初登場作品。当初はロックマンの味方のように現れ、池原しげと版では実際にロックマンの窮地を救っている。


シェードマンステージで重傷を負い、ライト研究所に運び込まれるが、そこで本性をあらわし、スーパーロックマンのデータを奪い逃走。その後のワイリーキャッスル戦ではチャージショットを使う1回戦、スーパーフォルテと戦う2回戦がある。


しかし、いずれの戦いにおいても平和の為に戦おうとするロックマンを倒す事は適わずに終わっており、ワイリーが敗れた後、彼をゴスペルに連れて行かせ、必ず強くなってロックマンを倒す事を宣言し、去っていく。


弱点武器はフリーズクラッカーデンジャーラップサンダーストライククラッシュノイズ

また、プレートが集まっていれば「スーパーロックマン」のロケットバスターで大ダメージが入る。


ロックマン8編集

物語冒頭でロックマンに戦いを挑んでいるのだが、当のロックマンに戦う意思は無く、相手にされずに終わっている。


その後、ワイリーステージ3にて、ワイリーが手に入れていた悪のエネルギーを積んだ状態でゴスペルと合体しロックマンに挑んでくる。

が、攻撃は7より見切りやすくなってしまっているので、パターンさえ掴んでしまえば恐れることはない。結局悪のエネルギーを手に入れてもロックマンに勝てず、「ウソの力じゃ僕には勝てないぞ!」とはっきりロックマンに指摘されてしまうも、フォルテはあきらめない事を宣言し、逃げる様に去っていった。


弱点武器は、トルネードホールドアストロクラッシュフラッシュボムなど。


ロックマン&フォルテ編集

成り行きから、何度も自分を負かしたロックマンと共闘(共に行動、会話シーンはない)。

彼を選択してゲームをクリアするとワイリーがなぜキングを製作したのかが明らかになる。その際、ブルースからは「お前には守るものが居ないからロックマンに勝てない」と言われた。

キングとの戦いで「何故人間などのためにお前達はそこまで戦えるのだ?ロボットの方が人間より優れているとう言うのに!」と言う問いに対してフォルテは「…でも俺達を造ったのは人間だぜ」と返している。

この現実的な発言はどこか後の兄弟機に通じる部分を感じさせる。


ロックマン10編集

ロックマンとブルースのシナリオには登場しないが、専用シナリオはある。

ワイリーの野望を阻止するために立ち向かう。

操作キャラクターとして編集

ロックマン・ザ・パワーバトル系列編集

操作キャラクターとしてはこちらが初登場。

通常ショットこそ3連射可能なものの、ダッシュが宙に浮くためやや癖が強い。


続編の「パワーファイターズ」ではモーションこそ変わらないものの空中でもダッシュが可能になり、使いやすくなった。

サポートメカはやはりゴスペルで、フルチャージバスター発射時に画面を素早く往復して地上にいる敵からダウンを奪う。空中の敵に無力なのが難点。

必殺技は「クレッセントキック」で、強化後はまんまダブルサマーソルトキックになる。

総じて機動力と攻撃面に優れ、パワーファイターズではロックマン(というよりサポートメカであるラッシュ)がやや癖が強くなったこともあり、相対的にブルースと並んで初心者向けと言えるかもしれない。

また、チャージショットが強化されるとフルチャージショットのみスコアが半減する(デフォルトのスコア上昇値はデューオに次いで高い)。


ロックマン&フォルテ編集

主役の一人となり、真下を除く7方向に撃ち分けられるバスターのオート連射機能やダッシュ機能、ダブルジャンプ機能など攻撃力重視のロックマンとは異なり、機動力に秀でる。

特に機動力に関しては、ダッシュジャンプからのダブルジャンプが可能だったりと、一部の性能は最後のワイリーナンバーズをも凌ぐ。

初期は火力に乏しいため、8ボス最初の一人を倒すまでが勝負。また、強化パーツの「スーパーバスター」入手後はかなり強くなる。後期の作品では、このタイプの性能で登場する。


ロックマン10編集

DLCを購入することで主人公として使用できる。性能は「ロックマン&フォルテ」と同様だが、ダブルジャンプができなくなっている。

しかしそれ以外はほぼ据え置きなので今作のプレイアブルキャラの中では最も使いやすい



ロックマンXDive編集

2021年5月のイベントよりハンタープログラムとして実装。ランクはS。

緑色のチャージショットと、ロックマン7の隠し対戦モードでの隠しコマンドであるキック技「アジダートキック」を引っさげた対戦向きのキャラである。


長らくボイスの実装が(冬期に予定されていたのに)遅れていたが、2022年6/6、6/8のアップデートでようやく実装されることが判明。


ところが、声を担当したのは檜山氏……かと思いきや、記事冒頭に追加されている通りフォルテEXEを担当していたことでお馴染みの根本氏。

公式アカウントからこのことがツイートされてから「男性声優ではないのか、声がちょっと高い」という意見や、「ロックマンの声も11準拠になって変わってるから別に良い」とする意見など、賛否両論あったものの、きちんと本家とエグゼで演じ分けをされているので意外と声が異なっている。

とはいえ実装が予定されていた冬を大きく過ぎてから(なんなら梅雨である時期に)この発表だったので、否定的な意見もわからなくはないが……


漫画での活躍編集

池原しげと編集

ロックマン7編で初登場。ほぼ原作通りの設定で、クールな性格をしたプライドの高い自信家と、いかにも正統派なロックマンのライバルと言えるキャラクターとなっている。また、上述の「さいきょうでんせつ」を好むといったガキ臭さも見せず、むしろ漫画作品のフォルテの中ではエグゼ版に近い大人びた雰囲気になっていると言える。

というよりワイリーを「博士」と呼んでいる点からも、原作よりワイリーナンバーズらしいフォルテとなっている。

ジャンクマンステージではロックマンに対して「僕」という一人称を用いている(この時以外は「オレ」)こともあり、鉄腕アトムにおけるアトラス(鉄腕アトム)に近い位置づけであろうか。

この為、後述の漫画版フォルテと比べてもファン人気が非常に高い


原作通りにロックマンの味方を演じているのだが、中盤にて自身の出自を疑っていたブルースと激突。ロックマンの仲介によって事無きを得ている。

そして終盤で敵対するが、最初の対決では改造を受けなくても一人でロックマンを倒せると言う自負から、改造の途中に抜け出す形で挑んでいる。

2度目の対決でパワーアップを果たしている際は(ソフト版で見られる緑の瘴気を纏う突進攻撃は「フォルテアタック」と命名された)、ロックマンの持っていたブルースシールドを破壊するという形で善戦していたが、シールドを失っても自分がブルースの想いと共に戦っていると信じるロックマンの気迫に押される形で敗北。ロックマンの背後にブルースの姿を見たフォルテは戦慄するのだった。


最後はワイリーを助けて共にどこかへと去っていった。


なお、このフォルテのキャラが好評だった為かフォルテがプレイアブルキャラとなっている『ロックマン10』のサウンドトラックには池原氏がメッセージを寄贈している。



ありがひとし編集

ストーリーでは『戦士の休日』から初登場。原作と違い、最初から敵としてロックマンの前に立ちはだかる。

原作よりも遥かに凶暴で自己中心的と、我儘な子供の様な性格をしており、常に表情は卑劣で凶悪なイメージを誇る。基本的にありがひとし版のフォルテは池原版のワイリー並みの外道で、両者でフォルテとワイリーのキャラがほぼ完全に逆転していると言える。


性能面ではロックマンやブルースに匹敵するものとなったのだが、生みの親であるワイリーの言う事は聞かないどころか、暴力を振りかざす事も辞さない等、非常に暴力的。

自分より強い奴の存在が気に入らず、「自分こそが最強のロボット」だと証明するために無理矢理戦いに挑むタイプ。そのためロックマンだけでなくブルースにもライバル視している。ロールに対しては余り快く思っていないが、直接ではないが彼女から『力バカ』と呼ばれた。


自身の目的の為なら手段を選ばず、ロールを人質にして連れ去ったり、無意味としか言いようのない無差別破壊活動を行い、更にはロックマンが守ろうとした逃げ惑う人々に直接攻撃まで行う等、ワイリーナンバーズ達やワイリーでさえやらない非道な行いを平然としており、戦う時のその姿はまさに「破壊衝動の塊」そのものと言っても過言ではない。

ナンバーズ達への仲間意識も皆無である為、結果的にワイリーの作戦の邪魔になる事が多く、作戦中の間に動きを封じられていた展開もあった。

更に資金稼ぎを台無しにされた経緯もあってか、ワイリーナンバーズ達からの方も総じて嫌われ、「バカ」呼ばわりされており、自身の作ったロボット達に対し基本的に親愛の情を持っているワイリーですら、あまりにも凶暴かつ反抗的で手の付けられないフォルテを造ってしまった事に後悔する台詞を言わせる事があった。


『戦士の休日』では、遊園地へ遊んでいるロックマンとライトナンバーズの前に現れ、ロックマンを強制的に戦わせるために遊園地を襲撃。だがそこでアルバイトをしていて、『自給戦隊アルバイターズ』として結成したワイリーナンバーズのチャージマンウェーブマンクリスタルマンナパームマンスターマングラビティーマンジャイロマン、そしてストーンマンによる攻撃作戦『モードB』にやられかなりの痛手を負わされる。

さりながらそれに構うことなく逆上してロックマンとフィフスナンバーズの抹殺を宣言するが、その直後にブルースストライク(との暗喩がある)の遠距離射撃を直撃されて限界に達し、スーパーフォルテ形態で退散する事にした。


『パワーバトル』ではロックマンを無理矢理戦わせるためにロールを誘拐。更にロールを攻撃された事で怒りを見せたロックマンの姿から、彼に「本気で戦わせる為の方法」を思い付いた結果、街を無差別に破壊するのだが、ブルースに指摘されて自身の甘さを痛感したロックマンと壮絶な攻防戦を繰り広げた末、負けてしまう事になった(本人は負けを認めていない)。

戦いの後、自身を助けたブルースにロックマンが何故あれだけの力を発揮できたのか聞き、ブルースからは「どんな時でも未来を見つめている事」がロックマンとの決定的な差である事を指摘される。


『史上最強の敵』ではチューンアップのために一週間も放置されていたが、期限設定を無視して脱出。そして更に新宿を再び破壊したコピーロックマンをオリジナルと思って戦うも、露出したワイリーマークのチップを見て偽者と気付き、激怒。腹いせ混じりに過負荷状態のコピーロックマンに致命的なダメージを食らわせ続けるが、そこへ本物のロックマンが来て油断した所でコピーロックマンからのチャージショットを受けてしまい、逆上する。最後は自ら死を選んだコピーロックマンの自爆に巻き込まれ、ボロボロになりながらもワイリーのアジトに帰還。ワイリーからも嘲笑される。


上記からも分かる通り、『メガミックス』の時期は、ひたすら凶暴なだけの傍迷惑な存在でしかなかったが、『ギガミックス』の『バーニングホイール』以降はギャグ的な一面も見せるようになり、原作では同じ中の人のためか、ライトットとは漫才的に一緒にいる事が多い。


『バーニングホイール』ではロックマンと戦うためにワイリー、バーストマンジャンクマン、そしてフリーズマンと供にブラック4ローダースのローダース2号に変装してバトル&チェイス大会に参加するが、いつまで経ってもロックマンと戦えない事で我慢出来ず、『ゴスペルダークスター』に乗りながらラッシュバイクに乗ったロックマンに襲撃するが、一切相手にされずに擦れ違われた挙句、逆走しかもよそ見運転のせいで路肩に激突し、即リタイア。

だがそれでもロックマンと戦う事を諦めない彼は事故ったゴスペルを残し、ハーフトラックに乗ったライトットを利用し、大会終了して夜中になってまでも追い続けていた。


『白い悪魔』ではワイリーシティに侵入した『白いロボット』に先制攻撃するが、敵の一撃を食らい、倒されてしまう。そしてワイリーシティが破壊されるまで行方をくらませてしまうが、最終回の『光る明日へ』ではライトットの修理によって復活し、盗んだ4つものクリスタル(超エネルギー元素の結晶体)を利用してスペースルーラーズに立ち向かう。

しかしコサックナンバーズまでも正気を失ったクリスタルを4つも装備したせいもあって暴走し、サターンの『ブラックホール』で苦戦するものの、デューオの呼びかけのおかげで正気を取り戻し、取り外したクリスタルとフォルテブラストでサターンを見事に破壊。気を失っているところをスカル衛星に設置されたスターマンに回収され、無事帰還した。


ロックマンマニアックスではロックマンと勝負するためにライト研究所を訪問(襲撃)するが、生憎(?)「Dr.」を自称するライトットからのロボ(1体はワイリーマシンに近い巨大メカだが)たちと勝負する羽目になり(フォルテ自身嫌々付き合っていただけではなく、ロックマンは猿轡まで嵌められていたらしく、ライト博士に至ってはフォルテが自宅にいる事だけで「疫病神」扱いされている)、ライトットによる事故で爆風に飛ばされ、最終的には『存在その物が悪』と言う事からデューオにお仕置きされ(止めを刺され)てしまっている。

余談だがこの爆発でライト博士の研究所は全壊してしまい、シリーズ随一の人格者である彼も流石に堪忍袋の緒が切れた状態でライトットをまことちゃんよろしく十字架に逆さはりつけの刑に処している。


出月こーじ編集

性格はありがひとし版に近く、負けず嫌いで好戦的な部分は共通しているものの、ありがひとし版程凶暴ではない。

一方で、言動や振る舞いに関してはありがひとし版以上に品性が無く、笑い方もかなり下品である。ではあるがガンマンばりの一発勝負を持ちかけられると大いに乗り気になったりテレビカメラに向かって自分の戦果を主張したり、他にも気紛れだったり挑発に一言で激怒したりなど、一言で表現すると「悪ガキ」という形容が相応しいであろう。


というか2021年電子書籍版『ロックマン&フォルテ』の出月氏による解説で「あくまでやんちゃな悪ガキであることにこだわって描いた愛すべきキャラ」と作者が位置づけていたことが明らかにされている。

「絵に描いたような良い子」であるロックマンと比べてもフォルテは出月氏にとって非常に動かしやすく、ネームという「森に迷い込んで」相当悩んでいる際にフォルテが勝手に暴れまくってズンズン進んでくれる。「何とも楽なもんだ」、切り開きたい方向に彼を誘導するのが自分の仕事だったと、フォルテへの感謝を随所で述べている。


『ロックマン8』の序盤でロックマンと交戦していたが、ゲーム同様に短時間でロックマンに振り切られてから捨て台詞を残しボス4体が始末されるまで出番はしばらく割愛される。

その後の中盤でロックマンと西部劇風の町(ワイリータワー直近の市街地でもあった)で決闘しようとするも、ライト博士を「世界一の科学者」と信じているロックマンの考えを嘲笑った直後に、自身の生みの親であるワイリーを「ただの欲ボケジジイ」とこき下ろして馬鹿笑いする一部始終をワイリーに見られた結果、遂にその逆鱗に触れてしまう(ワイリー博士の怒りに歯止めが効かなくなったのは「造った人間同士ならお前の方が上だな」という不用意な一言らしい)。

怒り狂ったワイリーの放った小型ロボットによって、決闘の隙を突く形で破壊し再調整されそうになるが、それに気付いたロックマンに庇われた事で事無きを得ている。それも束の間、「悪のエネルギー体」を感知して舞い降りたデューオに問答無用で鉄拳制裁を受け(フォルテは悪態口調ではありつつも何者かを確認しようとしただけなのに)『8』ではそれ以降の出番がなくなってしまう。


その後、『ロックマン&フォルテ』のストーリーに突入した序盤は、キングとの戦いに興味を示さなかったが、キングに偽装したワイリーからの挑発で「私の部下になるなら、世界で2番目に強いロボットに改造してやるよ」とこき下ろされた事に激怒。ロックマンと一時休戦し、キング軍との戦いに参戦する。

なお戦闘においては頭に血が上り易い面を見せる事も多い一方で、決して考え無しの力バカと言う訳でもない様子も見せており、テングマン(テングブレードが成層圏近くでは無用の長物と見込んでその近辺まで誘導する)、パイレーツマン(大量に散布された機雷の爆風による反動を利用して彼の懐中まで一挙に到達する)やロックマンキラーバラード(単行本の特典漫画にて、自らのレーザーを水面に反射させて奇襲する)など、相手の性格や武器の特性を見極めて戦局を有利に持っていく展開も随所にみられることから当意即妙の才や戦闘における巧緻さも見せている。


キングナンバーズのダイナモマンマジックマン、8体の参謀格であったパイレーツマンとの3体1の勝負では消耗を気振りにも表すことなく圧勝したものの、大将であるキングとの決闘では片腕を喪失する完敗を喫してしまう。

しかしながら行動不能になったとしてもライト博士らが救援に来ることを確信して全力を投げ出したロックマン、尚且つ彼の期待を裏切ることをせずに回復アイテムを直々に持ってきたライト博士らロボットと人間それぞれ不可分の絆に敬服して呆然としていたところをブルースに「少しは成長したな」と激励される。彼から手渡された光エネルギーのボンベでライフを回復したところで、ロックマンとの再戦を誓いつつ「あばよ、またな」と別れを告げるところでロクフォルの物語は完結されている。


ロックマン10イメージサウンドトラックに収録された漫画「- extra F-」ではロボットエンザ感染を鎮静させることには一切興味がなくロックマンとブルースのふたりを倒すべく先回りしたつもりがブレイドマンの拠点に偶々到達してしまい、成り行きのまま撃破してしまう。

その流れを繰り返していくうちにロックマンとの対決を次第に忘れて、ボスたちとやり合うこと自体が「楽しいから以外に理由はない」として8大ボスを撃破してしまう。

なおストライクマン戦でトリプルブレイドを使用したのが初の特殊武器使用だが、飛び道具としてではなく右腕から延びる刀身を操るという描写に変更されている。まあ、『8』でロックマンがアイスウェーブを凍てつく長剣に変化させたのと同じだろう

更にゴスペルが調達してきたワクチンも彼に無理やり服用させて(ゴスペルの体調を気遣ったわけだが)ワイリー博士の宇宙基地に「暴走しおったのか?」「熱っぽいが却って調子がいいぜ」と漫才めいたやり取りから殴り込みをかけるオチが用意されている。


更に追記すると、出月氏にとっての初ロックマン漫画となる読み切り作品『ロックマン バーニングショット』はフォルテが実質的主役となっている。

ワイリー博士が制作した最新式の「スーパー探知装置」を搭載したヘルメットを新兵器に、要塞の最上階でロックマンとの真っ向射撃対決を挑むものの、予想を遥かに超えたフルチャージロックバスターの熱量によって自慢のレーザー進路を妨害された挙句、左上腕を完全に焼失させられてヘルメットも少破させられる。

しかし敗北を認めるや、人質にされていたロールちゃんの拘束具が炸裂する間際に起爆装置だけを撃ち抜くなり、ロックマンらふたりの前からヘルメットを残して忽然と撤退していった。

『8』連載以降のフォルテ像とはほぼ一致しない、「人質を確保する卑劣さを忌み嫌う」「立て板に水と喋り捲る相手の音響を頼りに間合いを図る」「宿敵の強さは守るべきものがいるためだと悟る」その上にそして「自分のやり方で宿敵を打倒する決意を一段と深くする」など特撮テレビドラマ版のハカイダーや、ベジータなどを彷彿とさせる圧巻のダークヒーローとして描写されている。


Archie Comics Mega Manのフォルテ編集

アメコミオリジナルエピソードから初登場。

ロックマンが原因不明の時空移動に巻き込まれた事で、『ロックマン7』当時のフォルテと出会う。この時ではまだ初対面であるためにフォルテの存在には認識されていないが、再び発生した時空移動によりフォルテ自身も巻き込まれ、『ロックマン8』・『ロックマン&フォルテ』・『ロックマン&フォルテ(ワンダースワン版)』・『ロックマン9』・『ロックマン10』と言った順番で時空移動をする。その後ロックマンと供に時空移動の元凶に攻撃するが、ロックマンが元の時代(『ロックマン2』後の時代)に戻された同時にフォルテも元の『ロックマン7』の時代に戻された。それ以降から、『ロックマン7編』に入るまで登場しなくなる。

ソニックとロックマンのスペシャルコラボ編では、メタルソニックとタグを組み、ライト博士を拉致する。その後エッグマンとワイリーの基地である『ワイリーエッグ』内で、侵入して来たソニックとロックマンに襲い掛ける。最初はロックマンと戦うものの、作戦変更のためにソニックが彼に挑むが、彼のスピードがフォルテの素早い乱射攻撃に追い付けず、更にゴスペルからにも邪魔されたために、容赦なくソニックを叩き飛ばす。だがソニックとロックマンのダブル攻撃により、メタルソニックと供にボロボロになりながら負けてしまう。だがその後、エッグマンとワイリーがカオスエメラルドを利用して発動させた『ジェネシス・ウェーブ』、そして世界を元の空間に戻すためにロックマンが放った『カオスコントロール』により、フォルテも元の世界(まだ自分が生まれて来ていない時代)に戻された。

本作ではオリジナルストーリーの一話とスペシャルコラボ編のみしか登場しておらず、アメコミのみにおける設定は未だに定められていない様子。だが本作の時系列では『スーパーアドベンチャーロックマン編』までしか進んでいないため、『ロックマン7編』になるまでしばらく登場しない形となっている。


外部出演編集

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ編集

大乱闘スマッシュブラザーズfor Nintendo 3DS / Wii U』ではフィギュアとして登場。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではACEランクのスピリットとして登場。憑依ファイターロックマン+ゴスペル役のダックハント。特殊能力はないがスロットが3つあり、数多の武器を使いこなすロックマン系統らしいと言える?


スーパーロボット大戦X-Ω編集

2017年12月13日に、ロックマン、ブルースと共にユニットとして参戦した。



フォルテ.EXE編集

ロックマンエグゼシリーズに登場するナビ。シリーズ恒例の隠しボスで最強と名高い。

詳細はフォルテ(ロックマンエグゼ)を参照。


関連イラスト編集

FORTEフォルテ貴様など片手があれば十分だ…。フォルテ参戦!

ロックマン詰め☆フォルテ俺だ俺だァ!!!!!フォルテ単体


関連タグ編集

ロックマン ロックマン7 ダークヒーロー

ゼロ(ロックマン):ワイリーが最後に作ったとされるロボットでありフォルテの実質的な後継機と言える。だが彼はワイリーの敵にしてライバルであるロックマンの後継機エックスと共に戦う戦友となり、世界を悪から守るヒーローにまでなっている。


ピアノ(ロックマン):二次創作で登場するフォルテの妹(姉の事もある)のロボット。

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