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当記事は「ロックマン(キャラクター)」から分離・独立させています。

記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。


概要編集

第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』(以下、『for』)から参戦。

ファイター番号は46、通り名は青きメタルヒーロー


2013年のE3で、初公開映像に続いて参戦が発表された。

以前からスマブラへのロックマンの参戦を熱望する声は国内外問わず多く、参戦が発表された際に世界中のロックマンファンが歓天喜地したのは言うまでもないであろう。

ファミコン時代のロックマンをモデルにしているため、声や台詞は一切ないが、その再現性は非常に高く、ファンからは「ドット絵でもないのにここまで正確にトレースするとは…」という驚きの声も上がっている。

さすがに他のファイターのワザをゲットする事はないが。


また、2018年のE3で公開された『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』(以下、『SP』)の映像では、歴代のファイターが続々と登場する中、正式タイトル発表直前に満を持して登場。他社組の大トリを飾り、全員参戦を改めて強調した。


スマブラのロックマン


デザインはロボットである事をより強調し、腕部に始まるロックバスターや脚部の膝関節が、よりメカニカルなものになっている。



特徴編集

豊富な飛び道具やワザを持つ射撃型ファイター。

相手の戦闘領域外から攻撃を仕掛けるのを得意とする。


使用するワザはロックマンシリーズの武器を中心に構成されている(起き上がり攻撃、ガケのぼり攻撃を除く)。

各ワザで使用する武器などは以下の通り。

弱攻撃、横強攻撃、通常空中攻撃ロックバスター
ダッシュ攻撃タップスピン
上強攻撃ロックアッパー
下強攻撃スライディング
横スマッシュ攻撃チャージショット
上スマッシュ攻撃スパークショック
下スマッシュ攻撃フレイムブラスト
前空中攻撃フレイムソード
後空中攻撃スラッシュクロー
上空中攻撃エアーシューター
下空中攻撃ハードナックル
つかみ・投げ関連全てスーパーアーム
通常必殺ワザメタルブレード
横必殺ワザクラッシュボム
上必殺ワザラッシュコイル
下必殺ワザリーフシールド
最後の切りふだ(開始時)ブラックホールボム

弱攻撃・横強攻撃・通常空中攻撃が全て「ロックバスター」となっているのが最大の特徴。

一度に3連射まで可能で、連射中に歩いたりジャンプしたりすることもできる。


横スマッシュ攻撃「チャージショット」は、スマッシュ攻撃としては全ファイターの中でも珍しい飛び道具で、ためた時間が長いほど射程が伸びるという特徴を持つ。

全キャラ中トップという反則級の長大なリーチを誇り、ふっとばし力も結構高い。

また、他のスマッシュ攻撃と同様の補正(最大1.4倍)がなく、威力が11.5%~19.5%の範囲で変化する。


上強攻撃「ロックアッパー」は、リーチこそ狭いものの、発生の早さと出始めの無敵に加え、出始めの1Fはロックマンのワザの中で最も高いふっとばし力を持つ。対空やコンボの締め、撃墜手段として非常に優秀なワザ。

伊達に桜井氏から「昇龍拳のようなワザ」と称されただけのことはある。

また、横・上よりも下スマッシュ攻撃の方がふっとばし力が高いのも変則的。


ロボット故か、小柄な体格に似合わず体重はやや重め(102)で、実質的な防御力はかなりのもの。


弱点としては、スマッシュやフィニッシュするワザの後隙が大きい、全体的にはふっとばし力の弱いワザが多く、横への復帰力が低いこと。

そして様々な距離で戦えるものの、その飛び道具による長大なリーチが災いし、接近戦において手軽に振れるワザが少なく、行動の選択肢も狭い。そのため、一気に懐に潜り込まれる、至近距離で正面からの殴り合いを続ける、といった急激な地上接近戦が不得意な点。

また、攻撃の大半を飛び道具に依存している関係上、反射ワザを持っていたり、アイテム「フランクリンバッヂ」を装備した相手が苦手で、フィールドスマッシュの最終戦やスペシャル乱闘の「反射乱闘」では飛び道具は無力と化し、空中戦もしくは苦手な地上接近戦を余儀なくされる。


全体的にクセが強いが、使いこなしたときの爽快感や嬉しさは相当なものであろう。

先述のようにロックマンは操作感や挙動が原作にほぼ近いので、原作慣れしていると自然とヒット&アウェイの戦法をとりやすくなりやすい傾向が強くなると思われる。


なお、ゲームバランスの都合上、各ワザの挙動は原作と異なる場合が多い。

原作スマブラ
タップスピン空中でしか使えず、突進もしない地上で持ち主のように突進攻撃
スライディング攻撃できない移動用のアクション移動を兼ねた攻撃(『ロックマン5』のチャージキックの効果と似ている)
チャージショットためたまま移動できる移動できず、その場で構える
スパークショック正面に電球を発射持ち主のように両腕で攻撃
フレイムブラスト斜め下に炎を発射両サイドに炎を発射
エアーシューター竜巻が3つに分裂し、弧を描くように上昇真上に1つだけ飛ばす
ハードナックル正面に飛ばす・軌道を変える事ができる下に飛ばす
メタルブレード3連射できる1発しか出せない
クラッシュボム壁にしかはりつかない相手にもはりつく
リーフシールド方向入力でその方向へ発射ボタン入力で発射し、必ず正面に飛ばす

また、カスタマイズ必殺ワザの大まかな仕様はMiiファイターパルテナ以外の他のファイターと同様、本来の必殺ワザに準ずる。

トルネードホールドは、原作では正面に発射するがスマブラではその場で竜巻を起こして上昇する。


ここまで見てロックマンシリーズを知っている方ならお気付きかもしれないが、何故か『ロックマン10』の特殊武器が一つも存在しない。ロックマン&フォルテ』は一応ナンバリングの位置付け(『ロックマン8』の後日談)にあるが、これも含まれていない。


必殺ワザ編集

“ ” 内の説明文は『SP』のゲーム内ヘルプから引用。

  • 通常必殺ワザ:メタルブレード

“ 回転する刃を投げる メタルマンの武器

 8方向に投げられ 当たった相手を貫通する ”


ロックマンファンならば絶対にお世話になった、ロックマンシリーズ最強クラスの特殊武器……なのだが、さすがにスマブラでは相当な弱体化が行われている。連射不可能になったが8方向に投げられる点と相手貫通性能は据え置き。

地形に刺さったメタルブレードはアイテムとして投げられる。


  • 横必殺ワザ:クラッシュボム

“ 爆弾を水平に飛ばす クラッシュマンの武器

 地形や相手にはりつき 時間をおいて爆発する ”


ステージはもちろん相手にもはりつき、時間差で爆発する。爆発時に相手にシールドさせればかなり削れる。

はりついたクラッシュボムは他のファイターにくっつくことで擦り付けることができる。擦り返されないように注意。


  • 上必殺ワザ:ラッシュコイル

“ たよれる相棒 ラッシュを呼び出す

 背中のコイルで 大ジャンプ ”


地上で使うと少しの間ラッシュがその場にとどまる。要するに相手も使える

この性質と、実は2回目にコイルを踏んだほうがジャンプ力が高いことから、罠にも転用できる。


  • 下必殺ワザ:リーフシールド

“ 4枚の葉を飛ばして攻撃する ウッドマンの武器

 ボタン長押しで 少しの間とどまり 身を守る ”


近距離に弱いスマブラ版のロックにとっての貴重な防御手段。

ついでに火力の低い飛び道具ならば全方位でかき消してくれる。


相手を「ブラックホールボム」で異次元空間に吸い込み、EXEX流星DASHのロックマンを召喚させて高出力のバスター斉射で相手を一掃する、ファン感涙ものの超豪華なワザ。

巻き込める人数に上限はない。


カスタマイズ必殺ワザ編集

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では既存の必殺ワザをアレンジした「カスタマイズ必殺ワザ」が実装されているのだが、ロックマンの場合は武器そのものが変わり、性能も大きく変化する

選択できるカスタマイズ必殺ワザは以下の通り。


『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』での変更点編集

「ロックマンスペシャル」にブルースフォルテが加わり、合計7人でバスターを斉射するようになった。


一方でリーチとのバランスを取るためか、「チャージショット」のためた時の威力が下がり、最大ためでも14.95%(ためなし時の1.3倍)とかなり控えめな威力に。

「カスタマイズ必殺ワザ」の廃止により、使用できる武器の種類が減ってしまったのもやや残念なところ。


その他編集

勝ちあがり乱闘「Dr.マリオの謎」編集

ルート名の元ネタである『ロックマン2』(一部は『ロックマン』)のボス戦を再現した構成。

そのためか、最終戦よりも前にボスキャラクターが登場する


また、BOSS直前よりも前にボーナスゲームが配置されているルートの一つでもある。

ロックマンの場合はROUND5以降がワイリーステージに相当するため、ROUND4とROUND5の間に配置されている。


余談編集

ワザの「ロックアッパー」は原作では使われておらず、アーケード版である「パワーバトル」「パワーファイターズ」または「マブカプ」でのみ使えたもの。

また、「スーパーアーム」は大型のブロック(岩)を持ち上げて投げるもので、原作では敵を掴むものではない。


ちなみにロックマンシリーズの楽曲で一つもボス戦BGMが収録されて無かったが、『SP』で唯一、ロックマンX5の『X VS ZERO』が追加された。


ロックマンが『for』へ参戦した当時、実は本家ロックマンシリーズはほぼ停滞していた。こういった外部出演の活躍も後に新作としてリリースされた『ロックマン11』への新作機運の高まりや後押しになったともいわれている。

ちなみにスマブラにおけるロックマンシリーズのシンボルマークは「歯車」なのだが、何の因果か『ロックマン11』のテーマも「歯車」である


なお、『SP』でもボイスが無いのはおそらくモーションがファミリーコンピュータ版のものをベースにした為だとの説がある。

それでも直近の『ロックマン11』の仕様でいいんでは?と思われがちだが、おそらくカプコン側のキャスト発表が『ロックマン11』発売直近だった為、スマブラ側にキャスト反映させるには間に合わなかったと思われる。


なお、『ロックマン11』でのロックマンはスマブラでのモデリングに最も近く、デザインとして逆輸入されたのではないかともいわれている。


関連タグ編集

スマブラ ファイター(スマブラ) ロックマン(キャラクター) 他社組


45.むらびと46.ロックマン → 47.Wii Fit トレーナー

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