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概要編集

本家スカルオレとあたし

DWN.032(コサック博士製作だが、ワイリーの世界征服に使用されたため、ワイリーナンバーズとなっている。ありがひとし版ではDCN.029)。


ロックマン4』に登場するボスキャラのひとり。

コサック博士の制作したロボットの中でも極めて異端な存在で、戦いに備えて造られた完全な戦闘用ロボット。

同じコサック博士の制作した戦闘用ロボットにリングマンが存在するも、『ロックマン10年史大辞典』にて、「リングマンはロボット犯罪を取り締まるポリスロボットとして生み出された」という追加設定が加えらる形で差別化され、ただ戦う為だけに製作されたスカルマンとは設計思想が根本的に異なる物となった(その為、ありがひとし版におけるリングマンはポリスロボットをまとめ上げるロボット刑事となっている)。


本来は善良な科学者であったコサック博士によって開発された経緯は、おそらく娘のカリンカを誘拐したアルバート・W・ワイリーに委託(脅迫)される形で開発されたと思われ(実際、コサック博士の制作したロボット達のナンバリングでは最後尾となっている…が、ナンバーズはステージ完成順に振られる為偶然とみられる)、それ故に戦うこと以外は何も教えられておらず、知略に長け、残忍な性格の持ち主となっている。

何よりも、ワイリーのシンボルマークと言える「骸骨」がモチーフとなっている事自体が、「ワイリーの邪悪な思想が大きく反映されて誕生した存在」の証明と言えるだろう。


マシンガンの様にショットを連射する攻撃性に加え身軽な跳躍力や俊敏性を発揮し、更には自分の回りに固有武器である「スカルバリアー」を張り、完全貫通性能を持つレインフラッシュとリングブーメランを除いてロックマンの攻撃を一切受け付けない強固な防御力も発揮する等、正に戦闘用に相応しい実力を発揮する。


池原しげとのオリジナルである『蘇るブルース』ではコサックナンバーズの1人としてロックマンの助っ人として参戦。

ワイリーに誘拐された多数の作業用ロボットを食い止め、更に他のコサックナンバーズと共に彼等を率いてワイリーナンバーズ相手に見事勝利している。

『作業用ロボット達を率いてワイリー軍団を倒す』という『平和の為の戦闘用ロボット』であるスカルマンの矛盾した役割を解決させた活躍は必見と言える


ゲームでは編集

『4』の8ボス特有の本体接触ダメージの高さを活かした、微妙な位置で止まる避けにくい突進攻撃が持ち味。

またメタルマンニードルマンフリーズマン同様、こちらが何か行動を起こすまでその場から動かない。


具体的には…

十字ボタン左右入力…ショット3発×2回→ジャンプで距離を詰める→バリアー→体当たり。

攻撃ボタンの入力…ジャンプで距離を詰める→バリアー→体当たり。

となり、体当たり後は再び待機に戻る。

ショットは自機狙い弾だが、前方ジャンプで2発を飛び越えると残りの弾の軌道が逸れて回避しやすくなる。ジャンプで距離を詰めるときはロックマンの手前までしか来ないので、落ち着いていればこれ自体でダメージを受けることはない。敵のスカルバリアーにはダメージ判定がないので、画面端に追い詰められてもジャンプで飛び越せる。直後の体当たりもあまり長距離は移動しない。


十字ボタンの上下やジャンプでは攻撃が開始されないので、開幕でスライディングで距離を詰め、ショットを撃ちスカルマンの行動中に体当たりが当たらない距離まで離す、という繰り返しだけで相手にショットを撃たせずにノーダメージでも勝つことができる。


弱点はダストクラッシャーで、池原版ではこの技でスカルバリアーを破られわずか8コマで退場したが、ゲーム内では弱点を含む全ての攻撃を弾く。

何故スカルマンの弱点がダストクラッシャーなのかは定かではないが、スカルマンを屍とするならば祈祷書の一節にある「今、屍を地にゆだね、灰は灰に、土は土に、塵(dust)は塵に」から来ているのかもしれない。(あるいは脆い骨を固いゴミの塊で粉々にするといったところか。)


彼のステージBGMもロックマンシリーズの他の曲同様人気が高いが、PS版のナビモードでのリメイク曲は出だしのコード進行が変わってやや明るい曲調となっており、こちらも良アレンジといえる。


入手できる特殊武器編集

スカルバリアー編集

特殊エネルギーを秘めた骸骨型の弾を周囲で回転させるバリア系の武器。

敵の弾をかき消す事ができるが、一度接触するとバリアは消滅する。

ダイブマンの弱点で、これがあれば完封も視野に入る。

ダイブマンはロックマンとの距離が近いと、高確率で突進を繰り出すので、これを小ジャンプで回避してバリアを当てるだけ。バリアを出しながらダイブマンの周りを反復横跳びしてるだけで勝てる。


ちなみにスカルマンの採用者の応募イラストではスカルマンの武器は「骨が流星群のように降ってくる武器」だった。いわばトードマンの「レインフラッシュ」にそのアイデアが使われたと思われる。


大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS / Wii U』では、ロックマンの下必殺ワザリーフシールドのカスタマイズとして登場。本編とは異なり、リフレクト機能を持つ。


ロックマン&フォルテのデータベース編集

バランスのとれた、戦闘用ロボット。戦うこと以外、何も教えられていない。

「さあ、たたかうぞ!たたかうぞ・・・」

長所骨身を惜しまない
短所悪趣味
好きホラー映画
嫌いこだわり

ロックマンワールド3のスカルマン編集

ロックマンワールド3』では後半ボスの一体として登場する。攻撃パターン・弱点武器共に本家と変わらないが、突進攻撃が今作ではやや緩和されており、弱体化している。


特殊武器のスカルバリアーは少し強化され、敵弾なら3発まで防げるようになった。


ありがひとし版編集

仲間なんて…いらねーよスカルマン

DCN.032。

コサックがワイリーに脅迫されていた時に作った、コサックナンバーズ唯一の戦闘用ロボットで、その事件のあと、

その力の暴走を恐れてコサックに封印されるが、その事によって彼は長年に渡り孤独を味わう。

ワイリーによって開放された際には自分を封印したコサックを誘拐、更にカリンカロールをも誘拐。

復讐が目的だと思われたが、本当はコサックに優しい言葉をかけて欲しかっただけであった。


ロックマンの一撃によって大破し、仲間に見守られながら機能を停止した。

その後に起こったスペースルーラーズとの戦いにおいては、幻影となりリングマンを助けた。


原作ゲームの意匠を残しつつも大胆にアレンジされた風貌が印象的で、本作の魅力を大きく引き立たせている存在であろう。

なお、初登場時はフードを被り巨大な鎌を担いだ文字通りの死神のような様相だったが、ロックマン達との戦闘時には通常の姿であり、鎌を武器として使うシーンもなかった。


スカルマン.EXE編集

バトルネットワークスカルマンEXE髑髏と少女

CV:西本理一

『ロックマンエグゼ』に登場するスカルマン。

骨董品屋の店主である黒井みゆきのネットナビ。人格プログラムがほぼないため人格はないに等しいがみゆきとは意思疎通が図れている。

詳細はスカルマン(ロックマンエグゼ)を参照。


関連タグ編集

ロックマン ロックマン4 ロックマンワールド3 ありがひとし ロックマンエグゼ

コサック博士 カリンカ

ロックマンエグゼ スカルマン(ロックマンエグゼ)

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