ニードルマンとは、『ロックマン3 Dr.ワイリーの最後!?』及び『ロックマンエグゼ トランスミッション』に登場するキャラクター。
プロフィール
長所:チクチク攻める
短所:口が悪い
好き:裁縫
嫌い:注射
弱点とする特殊武器:ジェミニレーザー、シャドーブレード、ニードルキャノン
概要(ロックマン)
DWN.017
鉱山作業用ロボット。前作『ロックマン2』に登場したエアーマンとメタルマンをベースに製造されており、ずんぐりとしたエアーマンタイプのボディにメタルマンの戦闘プログラムを組み込んでいる。
厚さ30センチのコンクリートをもぶち破る強力な「ニードルキャノン」が武器。また頭部には「ニードルハンマー」という武器を備えており、接近戦ではこれをぶつけてくることもある。
これらの攻撃をランダムで織り交ぜてくる上、見た目に反して非常に身軽でスキの少ない動きをしてくるため、多くのプレイヤーが苦戦したボスキャラクター。
上記の設定を反映してか、行動パターンは弱ボスと評されがちなメタルマンによく似ており、ニードルハンマーと横移動の有無くらいしか差はない。しかし元々メタルマンの弱さは行動パターンの単調さによるところが大きく、動きそのものはかなりスピーディではあったため、その欠点を克服したニードルマンはかなりの強敵に仕上がっている。
ちなみに戦闘開始時、ロックマンがその場から動くまでは、ニードルマンも微動だにしない。
ロックマンシリーズではトゲ=即死というのが共通認識だが、トゲを攻撃に使ってくるニードルマンの攻撃でロックマンが即死しないのは何故か?という疑問が度々上がる。公式の方でも明確な答えは出ておらず、即死させる機能は再現できなかったのかもしれない。
余談だが原案ハガキでの名前は「アイアンマン」で武器は「ホーンミサイル」であった。
見た目も現行のものとは異なり、ジョーシリーズのようなモノアイになっていた。
入手できる特殊武器
ニードルキャノン
針のような弾を正面に撃ち出す。 3発まで連続して発射可能。またボタンの押しっぱなしでの連射可能。
クセの無い性能で使いやすく、上下にバラけるので背の低い敵も攻撃可能。燃費も3発で1メモリ消費と非常に良好。
……というと優秀な武器のように聞こえるが、(少なくとも対雑魚では)与ダメージが通常のロックバスターとほぼ同じというそこそこ致命的な欠点がある。
前述の通り若干上下にブレることとオート連射機能くらいしかバスターとの差異がないため、やり込み勢からの評価は低め。
ただしバスターと大差ない≒素直な軌道で当てやすいということでもあるため、弱点ボスの攻略では使いやすい武器ではある。
ロックマン3ではいずれのボスも自分自身の武器が弱点として設定されているが、ニードルマンもその例に漏れずニードルキャノンに弱い。正規の弱点武器であるジェミニレーザーは仕様との兼ね合いで微妙に扱いにくいため、ボスラッシュのニードルマン戦ではこちらを使った方が楽に戦えるかもしれない。
ちなみに上記の通り、『ロックマン&フォルテ』のデータベースで閲覧できるプロフィールでは注射が苦手とされている。もしかするとこの弱点設定を拾ったものかもしれない。
ニードルキャノンが有効なボスキャラクター
スネークマン、ドクロボットK-176(フラッシュマン、ウッドマン)
マグネットマン(ワールド2)
ジェミニマン(スーパーアドベンチャーロックマン)
外見的特徴
青いカラーリングのボディをしている。顔の部分は胴体と一体化している為、首は無い。
頭には名前を象徴するような大きな針の山が付いている。胸の部分には赤いコアが付いている。
両手のバスターから「ニードルキャノン」を発射する。
関連作品において
『ロックマンワールド2』では後半のボスの1人として登場する。
やはり攻撃は避けにくく強敵だが、タップスピンの他に前半のボスであるエアーマンの「エアーシューター」を弱点としている。
またステージBGMがFC版とは方向性は異なるものの屈指の名曲であり、「最後の8ボス」っぽい印象の曲になっている。
『スーパーアドベンチャーロックマン』ではボスの1人として登場。「青き重戦車」という異名がある。戦闘ではニードルキャノンとハンマーの両方を使用する。
CVは古田信幸。
ありがひとしの漫画、『ロックマンメガミックス』では基本的にはオリジナルと変わらない外見だが、この作品内でのニードルキャノンはマシンガンのように薬莢を排出するというシステムにアレンジされている。
「メタルハート」では、ビル内のガードロボを迎撃する際狭所での戦闘であったことが祟り、壁に反射したジェミニレーザーを食らってしまう。
「アステロイドブルース」ではジェミニマンと共にロックマンの前に立ちはだかる。
概要(ロックマンエグゼ)
CV:土屋利秀
初登場はロックマンエグゼ トランスミッション。
ゲーム版とアニメ版では設定が大きく異なる。
本家の金属の削岩用針ではなく植物のトゲのようなデザインであり、属性は「木」である。
前方にトゲを乱射する「ニードルキャノン」、全身のトゲで目の前の敵を突き刺す「ニードルアタック」、飛び上がりトゲをほぼ全方向に発射する「ニードルキャノン乱れ撃ち」が必殺技。
作中での活躍
ロックマンエグゼ トランスミッション
綾小路家の庭師のネットナビとして登場。
裏インターネットには頻繁に出入りしており、そのせいか言葉遣いが非常に荒い。
ゼロウィルスの影響で暴走しており、庭園をとげとげしいデザインに変えてしまった(もっとも、やいとはニードルマンのデザインした庭を結構気に入っている様子)。
ロックマンエグゼ(アニメ)
第二期で初登場。
「ネビュラ」の幹部大園ゆりこのネットナビ。
第二期では一貫して悪党だが、第三期にてゆりことともに再登場を果たすと同時に熱斗たちの味方となる。さらにダークシンクロチップ無しでゆりことのクロスフュージョンにも成功している。