曖昧さ回避
主にキャラクター名として使用される
- 『探偵少年カゲマン』の登場人物⇒シャドーマン(カゲマン)
- ロックマンシリーズのボスキャラクター。本項で説明
- 『ウルトラセブン』の登場人物。→シャドウマン
- 内山まもるの漫画版『ウルトラマンレオ』(『小学三年生』掲載分)の登場人物。→ナックル星人
概要
『ロックマン3』に登場するボスキャラクター。DWN.024。
いつの間にか作業現場にいた、ほとんどデータが存在しない謎のロボット。
そのため地球外文明によって造られたロボットにDr.ワイリーが手を加えたという噂もある。
動きがとても速い。スライディングが使える。
手裏剣型の特殊武器「シャドーブレード」は地球外金属製で出来ており
メカの機能を狂わせる液体が塗ってある(もっともゲーム内では普通にダメージを受けるだけだが)。
忍者なデザインの割にステージは全く和の要素どころか忍者ネタが無い。と、いうか本人にはデザインと手裏剣を投げる事以外に忍者要素が全くない。
素早い2択攻撃でロックマンを苦しめる『3』屈指の強敵だが、苦手とする武器を持つボスは『3』ぶっちぎりの最弱なので、後述のシャドーブレードの使いやすさから序盤で狩られ姿を消す事も多い。
最初は2回、以降は3回ジャンプをしてから、スライティングかシャドーブレードの2択をランダムで行う。スライディングはジャンプで、シャドーブレードはスライディングで躱せるのだが、瞬時に的確な判断を下すのは非常に難しい。
常に相手との距離には余裕をもって、端に追い詰められそうになったらジャンプをスライディングで抜けて反対側に回り、再び距離を取るのがコツ。
バスターで戦う場合、端に追い込まれると2択にまず反応出来ない。
タップスピンが弱点だが、仕様上当てると必ずこちらも接触ダメージを受けるのでノーダメージ撃破は不可能となる(受けるダメージはシャドーマンの方が大きいので、よっぽど余分なダメージを受けなければやられる前に倒すことは可能)。こちらは端に追い込まれても相打ち覚悟でスピンを当てられるので、ごり押しが一応は可能。
彼を倒すと「ラッシュマリン」も一緒に手に入る。
水中専用だが有効に使えるステージが少なく、肝心の水中でもラッシュジェットのほうが融通が利くためあまり使われることはない。
余談だが原案ハガキでの名前は「ニンジャマン」で武器は「ニンジャブレード」であった。
同じカプコンの逆転裁判シリーズにはシャドーマンに容姿がよく似た「忍者ナンジャ」がいる。
プロフィール
長所:変わり身が早い
短所:考えが浅い
好き:人を驚かせる
嫌い:つまらない仕掛け
弱点とする特殊武器:タップスピン、シャドーブレード
入手できる特殊武器
シャドーブレード
手裏剣状のカッターを投げつける。高速で直線状に飛び、十字ボタン入力で正面・斜め上・真上の3方向に任意で投げ分けが可能。
射程制限があり、射程限界まで達すると一度通った軌道を折り返して戻ってくる(ブーメランのように手元に戻ってくるわけではない)。
連射力と射程制限は悪いものの、威力が高い上に燃費も良く弱点とする敵が多い。
正式にはスパークマン、マグネットマンの弱点であり、それ以外にも2以上のダメージを与えられる敵が多数存在する。
性能的には前作のメタルブレードの劣化版(メタルブレードはあらゆる面で超性能過ぎて他の武器の存在意義がほぼ無くなるレベルだったので、劣化というよりは調整版と言うべきか)だが、それでも3の特殊武器の中ではトップレベルの使い勝手を誇る、
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、ロックマンの通常必殺ワザ「メタルブレード」のカスタマイズとして登場。
スマブラSPではHOPEランクのスピリッツとして登場、憑依ファイターはやっぱりニンジャである。
余談
ちなみにFC版(ロックマンクラシックスコレクション収録版でも可)においてラッシュジェットをまだ入手していない状態でシャドーブレードを先に入手すると、武器ウィンドウにおいてシャドーブレードの隣の空欄(ラッシュジェットがここに入る)を選択すると入手していないのにもかかわらず、なんとラッシュジェットが使えてしまう。(おそらくバグ)ただし、ジェットのエネルギーはその状態だと0なので武器エネルギーで回復させないと使えない。
当然ながら正規入手ではないので本来入手できるボスであるニードルマンステージでも使えてしまう。
シャドーブレードが有効なボスキャラクター
マグネットマン、スパークマン、ドクロボットk-176(バブルマン、ヒートマン)、
カメゴロー&カメゴローメーカー
バブルマン(ロックマン2・ザ・パワーファイターズ)
関連作品において
前半のボスの1人として登場する。ジャンプ、スライディングが遅くなっており、オリジナル版より倒しやすい。
また弱点武器はジェミニレーザー。
- 『ロックボード』
プレイヤーの変身した姿として登場。敵プレイヤーのアイテムカードを盗む事ができる。
- 『バトル&チェイス』
賞金で仕掛け一杯の忍者屋敷を作るために「シノビマスター」というマシンに乗って出場する。
「シャドー走法」と称して白煙を散らす特殊能力を持つがCPUには意味がなく、対人でも煙幕が薄いためあまり効果がない。
初期パーツも弱めで不遇。ウイングは特殊能力ゲージの溜まりが早くなる面白い性能。
クールだが人を驚かすのが大好きで、一人称が拙者、ござる口調とお茶目なキャラクターになっている。
CVは置鮎龍太郎。
ディスク1のラスボスとして登場。一人称は「ワシ」。ウッドマンから親友と呼ばれている。
ロックマンにとどめをさそうとするがロックマンをかばうクイックマンを攻撃して倒すが、それにより激怒したロックマンに倒される。
なお、倒されるばかりかコアまで破壊されたため、終盤で他のボスと共に登場する事はなかった。
CVは岡野浩介。
「ワイリーを追え」シナリオに登場。
プラントマン、ケンタウロスマン、ジャイロマンと並んでシナリオ難易度を上げる要因の一人で、反応し辛いシャドーブレード連射や、原作同様スライディングなど素早い動きで攻めてくる。
しかもこのスライディングは原作と違い、どう見ても当たっているのだがこちらの攻撃をスカしてくる。
ところが体力が半分以下になると「奥の手でござる!」の台詞と共にガマーン(ロックマン6のヤマトマンステージの中ボス)を召喚。
原作の様に3回ジャンプしてから攻撃を仕掛けてくるのだが、的がデカい、お互い端に居れば技が当たらない、など一転して思いっきり弱体化しているので、難易度ノーマルであれば出来れば3番手辺り(ケンタウロス、プラントが特に厄介なので)に戦いたい。
このため家庭版で追加された「エクストリームモード」では最初から本気状態の各ボスと戦う為、シャドーマンはほぼ癒やしステージと化している。
弱点はケンタウロスアロー。
獲得武器のシャドーブレードは原作と違い、連射可能で一直線に飛んでいくが、威力は低い。バブルマン、ワイリーカプセルの弱点だが、威力が低いのでチャージショットの方がいいかも。
ロックマンメガミックス
原作とは違って右目を閉じたままにし、スカーフと忍者マスクを着用、そして場合によって浴衣を着用する、ありがひとし版にアレンジされている。
- 『メタルハート』
初登場。その当時は勝手な行動で暴走するイエローデビルMK-IIを阻止するためにロックマンと協力した。それ以降はワイリーの護衛及び側近として登場し、ワイリーサードナンバーズの中ではリーダー格に当たる。
- 『史上最強の敵』
コピーロックマンの監視役として登場し、自分がコピーだと思い悩む彼にロックマンでない『自分』が生まれた事、その『自分』で行動を選択する事を教える。しかしその後コピーは自爆、その最期を予想していながら見ていただけだったブルースに感情的な一面を見せる。
- ギガミックス『バーニングホイール』
愛車シノビマスターを駆使しながらバトル&チェイス大会に参加するが、ハワイで無差別奇襲を繰り出すギリアムナイトを、同じく参加していたナパームマンと供に一掃し、ロールとアイスマンを救出する。
- 『白い悪魔』
白いロボット襲撃においてシェードマンからワイリーの保護を頼まれて共に脱出、仲間と基地を失って失意にくれるが、ワイリーナンバーズとしての責務を果たすべく、白いロボットに唯一対抗できる存在としてライト博士とロックマン達に恥を承知で協力を求める。その際、陰腹を切って、ライトナンバーズ、同胞、ワイリーに筋を通した。
- 最終回『光る明日へ』
ワイリーナンバーズ代表としてロックマンとリングマンと供にスカル衛星を利用し、宇宙にいるスペースルーラーズに立ち向かう。そこでネプチューンとマーキュリーと供に大気圏に突入し、両者を倒した後メカドラゴンに乗ったクイックマンに回収された。そして戦いが終わった後、シェードマンにワイリーの護衛を託し、自らは修行かつ、ロボットと人間の在り方を考える旅に出た。
忍者でありながら『拙者』と言う一人称で通し、冷静沈着な性格で行動しているが、時には一人称を『俺』に変えて感情的になる熱い一面を持っている。また、ワイリーを守る一心を持ちながら、仲間を大切にする熱い思いを持っている。
一度助けられた事から、ロックマン自身は彼を『悪いロボット』だと思っていないらしい。ブルースとは腐れ縁だが、時には理解し合える仲らしい。『バーニングホイール』以降では同じ『影』と言う意味からシェードマンと一緒にいる事が多い。
Archie Comics Mega Man
- アメコミオリジナルストーリー『エメラルド・スピアズ編』
ワイリーが逃亡の際にランファント遺跡に立ち寄った際、瓦礫の中に発見される。後にワイリーとラ・ムーンによって復活され、新たにワイリーナンバーズに加わる。原作における『地球外文明から造られた』と言う設定からに、こちらではラ・ムーンによって造られたロボットと言う事になっている。そのためワイリーではなくラ・ムーンに対しては忠実で、一度は主であるラ・ムーンのためにワイリーナンバーズと対立した事がある。ラ・ムーンがロックマンに破壊されてからでもラ・ムーンへの忠誠を誓っていたが、ブレイクマンことブルースの説得により、自身の人生をワイリーナンバーズの一員として改める事にした。
- ソニックとロックマンのスペシャルコラボ編
ワイリーの時空データから『ロックマン3』当時のシャドーマンを再現させ、ワイリー軍の一味として登場させた。最初はエッグマンによってロボット化されたシャドウことシャドウマンと供に行動し、ソニックとロックマンに立ち向かっていたが、ロックマンによってシャドウを元の姿に戻した事から、後に逆襲としてシャドウに破壊されてしまう。だがその後復活し、今度は忍者同士の戦いとしてエスピオと戦う。
ロックマンエグゼ
CV:伊藤健太郎
原作以上にファンタジーの忍者らしい攻撃を使ってくる。
詳細はシャドーマン(ロックマンエグゼ)を参照。