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解説

CV:高木渉

日本の兜を被り面頬をつけて素顔を隠し、上半身には「死」と「心」を合わせたような間違った漢字(実際、春麗にもそれをツッコまれている)が書かれたアメリカンフットボールの防具を付けている。下半身はジーンズに足袋、草鞋履き姿。

海外版の一部の作品では、「KATANA」という名前に改名されている。

プロフィール

出身地アメリカ
生年月日不明
身長208cm
体重108kg
スリーサイズB148 W98 H103
血液型A型
好きなものジャパニズム追求、ジャパニーズアイテム収集
嫌いなものガイ
特技水芸、大型車両の運転

人物像

とにかく日本および日本の文化が大好き。リチャード・チェンバレン主演のテレビドラマ『将軍』を見て感動したのをきっかけである。本人は真摯に日本文化を理解しようとしているが、思い込みが激しく勘違いしているところが多い。

犯罪組織「マッドギア」の幹部でありながら、自分だけザコ敵を引き連れずに自分だけで戦うという(それゆえHPがボスの中でもラスボスであるベルガーの次に高い)正々堂々とした戦いをしたり、強い格闘家と目する「スモウレスラー」を組織にスカウトするために日本の国技館で行われている大相撲の取組に(兜と面頬は装着したままだが)ご丁寧様にまわしで乱入してエドモンド本田と対決したり、「イッセ・イチダイノBIGショウブ」と何言ってるかさっぱりわからないが、サイコドライブを破壊するために自己犠牲をいとわずにトラックを使って特攻(もといカミカゼアタック)するなど、彼なりの武士道(ブシドー・スピリッツ)をもっており、根っからの悪人ではない。

素顔を晒されるのが苦手なのか、中平版の漫画では春麗キャミィの攻撃で面頬が割れた時は戦意喪失している。

ソドム語

「NIP ON DIE SKI!(訳:嫌いじゃねぇよアンタ)」

日本語の韻をそのまま英単語の羅列に置き換えたもので、そのままでは英文として読めず、注釈としてついている日本語も意味を成していない。上記のものは「日本大好き」と読める。

ただし、シナリオデモなどの台詞はほとんどカタカナと英文が交じった独特のもので話しており、意味は理解できるようになっている。

ガイとは特に問題なく会話しているが、英会話が得意な春日野さくらは「この人の言葉、わかんないなー」と困惑していた。他にも、フェイロンからは「意味不明! 理解不能!!」と言われ、M・バイソンからは「結局てめぇは何が言いたいんだ」と言われ、ガイルからは「そのポリシーに理解も賛同もできない」と言われたりしている。

しかし、『マイティ』では流暢に日本語を話せるほか、語尾に「~でござる」と侍臭くなっている。さらに回復アイテムまでくれる。うん、お前侍になってるな?

対人関係

初代ZEROのエンディングにて、昔の仲間の一人として登場している。元仲間として距離を

置いているが、なんだかんだで良き友でロレントに協力を誓ったソドムを同志と呼んでいる。

嫌いなものとしてあげられてはいるが、マッドギアを壊滅させられたことではなく、自分の間違った日本観を指摘された事が理由であり、そのことは日本を愛すると自負していた彼にとって相当にショックだったらしく、そのトラウマをえぐられるのか、すっかり苦手意識を持ってしまった。

言うまでもなく説明不要な頑強なフィジカルと対照的にメンタルはガラスなのかもしれない。

ZEROとZERO2では彼がラスボスとして登場している。

ストリートファイターZERO2のソドムのエンディングに登場。『スモウレスラーを新生マッドギアへとスカウトする』という目的の元、土俵の上にソドムが登場し、本田と激突するという内容のエンディングである。なお、このエンディングでソドムは『まわし姿に兜を着用する』という、珍妙極まりない格好をしている。

出演

ステージ2のボスとして登場。マッドギアの幹部でありながら地下プロレスを主催するプロモーターでもあり、自身も度々そのリングに上がり無敗を誇っていた。

仲間を引き連れている他のボスとは対照的に一人で挑んでくるが、その悪役らしからぬ正々堂々としたクリーンファイトで、小手先の攻撃など通用しない圧倒的な耐久力と、小細工なしで真正面から完膚なきまでにたたきのめす圧倒的な攻撃力で、非常に数多くのプレイヤーを苦しめファンの間で「初心者殺し」として恐れられていた。

そんな強さの彼だが攻略法もある。ダウンを奪った後縦に陣取れば突進を回避可能にて、また、例のテクニックも有効。(連射機能付なら拍車)

なおFC版の『マイティファイナルファイト』ではソドムが2面ボスなのは同じだが、4面に彼の 兄 が登場し、5面のボスラッシュでも本人たちを差し置いて、さらに上の兄(いずれも外見はソドムそっくり)が登場するので ボスの半数がソドム一族 というすごいことになっている。

マッドギア壊滅後の設定で登場。自らのジャパニズムが間違っていることに気付き、それを見直すべく日本に渡る。飛騨の禅寺で修行を積み、それまで武器としていたカタナを十手に変え、「ジャパニーズ・マーシャルアーツ」なる格闘技と「ワビサビ・マインド」を習得。さらなるジャパニズムの追求と、マッドギア再建のために活動を開始する。

  • ウルトラストリートファイターⅣ

ポイズンのオープニングによると犯罪行為から足を洗って焼き鳥屋を始めたらしい。また、追加ステージの「Mad Gear Hideout」の2ラウンド以降に姿を見せることがある。

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ソドム(ファイナルファイト)
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