リングマンとは、ロックマン4に登場するボスキャラのひとりである。
概要
DWN.029 (有賀版ではDCN.029)
コサックのロボットの中でも戦闘を想定して開発されたロボット。
無類の自信家であり。また、子供(特に悪ガキ)が嫌いである。(後に出てきたまさに悪ガキなコイツとは犬猿の仲になりそうである。)
なお、「ロックマン10年史大辞典」では、新たに「ロボット犯罪を取り締まる目的で開発された」という追加設定が加えられた事で、スカルマンとの差別化が図られており、それに反映してか有賀版ではポリスロボット(階級は警部)という設定になっている。
また、グラビティーマンと並んで女性がデザイン応募して採用された数少ないボスでもある。
攻撃力が高くスピードもあるが、パターンそのものは単調でバスター撃破は難しくない。
ダッシュ中にうっかり正面から攻撃してリングブーメランでカウンターされないようにだけ注意すれば大丈夫。
リングブーメランの避け方は本家と「ロックマンワールド4」では避け方が異なる。
- 本家→地上は行きと帰りを往復でジャンプ回避→空中のものはそのまま地上で待機→突進をジャンプでかわす。
- 地上のブーメランはリングマンとの距離で若干軌道が変化するので、前方ジャンプ・後方ジャンプ・垂直ジャンプのどれでよけるかは素早く考えないといけない。
- ワールド4→どちらもロックマンの居た位置を狙う為、射出と同時に軸をずらすイメージで回避するといい。地上のものはジャンプ、空中からのものはジャンプかスライディングで距離を離すように回避。
PS版によれば熱に弱いらしく、ファラオショットが弱点。
「ロックマン10」ではウェポンアーカイブのデータとして、本家4の行動パターンを元に登場。
面倒な事にリングマンステージは中ボスが他と違い(と、いうかシリーズでも唯一)、二ついる。
一つはカバ型メカ・「カバトンキュー」でせり上がる台座に鎮座しホーミングミサイルで攻撃してくる。もう1つは複数のリングで目玉の本体を防御し、構成するリングを放射状に放ってまた合体するのを繰り返す「ワッパー」とそれぞれ二回登場する。
入手できる特殊武器
リングブーメラン
リング状のブーメランを発射する。貫通力が高く、地形や敵などあらゆる物体を貫通する。
一定距離飛んだ後、手元に戻ってくる。ショットが抜けるようにリング型になっている。
なお、GB版(ロックマンワールド4)では敵への貫通力がなくなった都合で大きな敵に連続ヒットせず攻撃力が落ちたが、燃費が2発で1目盛り消費と良くなった他、地形の中や遠くにあるアイテムをつかんで取ってきてくれるようになった。
本家ではダストマンやモスラーヤ、タコトラッシュ、ワールド4ではややダメージは小さいがトードマンやクリスタルマンに有効。
ロックマン&フォルテのデータベース
ロックマンを、倒すために作られたロボット。武器は、ショットが抜けるように、リング状に、なっている
「ロックマン、ようしゃはしないぞ」
長所 | 戦略家 |
---|---|
短所 | 自信家 |
好き | 輪投げ |
嫌い | 子供 |
ロックマンワールド4のリングマン
ロックマンワールド4では前半ボスの一人として登場する。攻撃パターン・弱点武器は本家と変わらないが、今作では突進中に攻撃してもカウンターされなくなった。
ロックマンメガミックスのリングマン
ナンバーはDCN.29。
『復活の死神』では、冒頭でスカルマンの襲撃によって傷つきながらもロックマンに助けを求めにくる。
その後ライト博士によって修理され、戦線に復帰。ダストマンを倒す。
前述の通りポリスロボットとしての設定になっており、階級は警部で『史上最強の敵』ではトレンチコート姿で登場した。
その時は重要参考人としてライト博士とナンバーズを逮捕するが、
真相を探るべくロール含めたナンバーズを脱獄させた。
しかしその行動が後に部下のポリスロボにバレてしまい、
話のラスト1コマではライトットと一緒に投獄され、出世を終えたと言うオチを見せた。
ギガミックスでは無事釈放され、仕事も復帰したらしく、
『バーニングホイール』ではゴールしたワイリーを逮捕しながら再登場した。
スペースルーラーズ襲来時はコサック博士の改造を受け暴走しながらもルーラーズを退ける。
最終決戦時にはDCNの代表として参加。プルートに圧倒されるもスカルマンの激励を受け撃破に成功する。
ナンバーズの中ではリーダー的な存在だと思われる。
余談
(画像左のキャラがリング)
ロックマンエグゼ バトルチップGPに登場するリングというナビはリングマンが元となっている。
関連イラスト