ブライトマンとは、ロックマン4及びロックマンエグゼトランスミッションに登場するボスキャラである。当時14歳だった現イラストレーターの榎本よしたかによる「パールマン」が原案となっている。
彼によるとどうやらネーミングの由来はパナソニックの電球ブランド「パルック」あたりから来ているらしい。
概要(ロックマン)
DWN.025 (有賀版ではDCN.025)
元々は暗い場所を照らすために造られた照明用ロボットである。
頭部の電球は1000万ワットの光を発し、ロボットのカメラアイの安全装置を誤作動させ、一時的に行動不能にする強力無比の「フラッシュストッパー」を放つ。
ゲームでは体力が特定の数値になると発動するので、その数値にしなければ苦戦することはない。
最初に通常弾を一発当て、後は全てチャージショットで攻撃、というのが一番体力管理しやすいだろうか。
フラッシュストッパーだけでエネルギーの大半を費やしてしまうため、他に強力な武器は装備していないが、接触したときのダメージはかなり大きいため油断は禁物。
戦いが終わった後は電気屋で働いている。池原版では、フラッシュマンと表記されたことがある。
水でショートしてしまうのかレインフラッシュに弱い。
入手できる特殊武器
フラッシュストッパー
身から1000万ワットの光を放ち、周囲のロボットをカメラアイの安全装置を誤作動させる事で、機能を一時停止させる。発動中はチャージショットは使えないもののバスターが使うことができる。
カメラアイの安全装置に欠陥がある(というより、暗いピラミッド内で活動出来るようカメラアイの感度が良すぎる説も)のはファラオマンのみであるため他のボスに効果はない。
効果時間は本来なら約5秒程度の効果時間に加え、敵キャラ以外のギミック(例:ダストマンステージのプレス地帯等)に作動しないそれらの点だけを見れば、フラッシュマンの特殊武器である「タイムストッパー」の劣化版だが、こちらの方が使いやすい。
…というか、近年の有志による研究で、
- 大ボス以外ならば中ボス、雑魚問わずほぼすべての敵に有効。
- スライディング中は効果時間がカウントされないので、工夫すれば実質5秒以上(地形次第では10秒以上持続させることも可能)時間を止められる。
- おまけにそれを7発撃てる(武器エネルギーが最大28に対し消費4メモリ。)上に、停止時間中はバスターのみとはいえ一方的に攻撃が出来る。対してタイムストッパーは一度発動させるとエネルギーが0になるまでキャンセルできないし、一切の攻撃が出来ない。(尤も、タイムストッパーは時間停止中を利用して中ボスを出現させることすら出来なくするため、一概に劣化とも言い切れない。)
- 前方からの攻撃が通用しない敵、もしくはバスターで攻撃するだけでは一瞬崩れるだけで一定時間後復活する敵が前方からのバスターのみで倒せる。
…と、タイムストッパーの劣化どころか無印ロックマンシリーズ屈指の壊れ武器であることが発覚し、簡易版タイムストッパーという評価が大きく覆されつつある。
以下にその凄さを現した動画を掲載する。
(52:11~紹介)
(2:35~紹介)
GB版『ロックマンワールド4』では、地形が崩れるトラップや、乗ると少しずつ低くなる足場も止められるようになっており、さらに使いやすくなった。
日本未発売のゲームギア版では敵ロボットやギミックを止める処理が移植出来なかったため、ケンタウロスフラッシュのような仕様に変更されている。
ロックマン&フォルテのデータベース
100万ワットの、光を放ち敵の機能をマヒさせる、フラッシュストッパーが、装備されている
「あ!ひらめいた!メモしとこっと」
長所 | アイデアマン |
---|---|
短所 | お喋り |
好き | 発明 |
嫌い | 夜のネオン |
ロックマンワールド4
ロックマンワールド4では前半のボスの一人として登場する。攻撃パターン弱点武器ともにロックマン4と変わらない。
『ロックマンメガミックス』のブライトマン
ナンバーはDCN.25。
気弱で臆病な性格として描かれており、『復活の死神』ではスカルマンの襲撃を受けた際、怖さのあまり自分だけ隠れてしまったり、ロールとカリンカが人質にされた際も逃げてしまったため、ダイブマンに厳しく叱責される。しかし同時に心優しい性格でもあり、自分自身の部品を使ってロックマン達との戦いで壊れたファラオマン、ダストマン、ドリルマンを修理・正気を取り戻させた。
「史上最強の敵」ではトードマンと共にスカルマンの墓参りをしていたり、ロックマン9アレンジサウンドトラックのライナーノートに収録の「誰かのために」でもコサックやカリンカとともに登場している。
『ギガミックス』の「光る明日へ」では、他のコサックナンバーズとともにクリスタルを装備された後、「フラッシュストッパー」を使用し、スペース・ルーラーズのウラノス(と、一緒に戦っていたファラオマン)の動きを止めている。
概要(ロックマンエグゼ)
CV:小西克幸
初登場はロックマンエグゼ トランスミッション。
電気街のネットナビ。ゼロウィルスの影響で常にハイテンションになっており、ラッパー口調でしゃべる。しかし、普段は地味で控えめな性格。
序盤の壁ともいえる存在で、操作に慣れていないうちはかなりの強敵となる。特に追尾する「ブライトビーム」とこちらの攻撃をガードする「電磁バリア」がかなりの曲者。本家が電球モチーフであったのに対して、こちらでのモチーフには蛍光灯や電池が加わっている。主な得意技はプラグを発射する「リモートプラグ」、目からの電撃光線「ブライトビーム」。
正面から戦うとこちらの攻撃をガードをして反撃が来るのを回避しつつ戦うのでかなり強敵だが、弱点であるニードルマンのチップを使うとガードを発動できず、反撃を行う暇もなく倒すことが可能。
ちなみに、普段とどれくらい性格にギャップがあるかというと
・ゼロウィルス感染時
「イエイ!オレ様の輝き、最っ高だろォ!?」
↓
・通常時
「あれ?わたくしは何をしていたのでしょう?オロオロ・・・」
大体こんな感じ。
アニメ版では終始、ダークロイドという扱いで登場する為、性格はゼロウィルス感染時がベースとなっている。
関連イラスト
(左は原案者本人によるイラスト)