ハードマン
はーどまん
ハードマンとは、『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』に登場するキャラクター。
体重が3トンもあるヘビーロボット。元々は整地作業用ロボット。セラミカルチタン性の大変な硬度を誇るボディを備えている。3トンもある体躯を小型ロボットブースターで上昇させて、急降下させてのボディプレスを得意としている。その他にも両腕を飛ばす「ハードナックル」を使用してくる。性格は正々堂々の勝負を好む豪傑である。
後に『ロックマン11』にてワイリーがダブルギアシステムという強化装置を開発していた事が発覚したがハードマンにはその内のパワーギアの応用で作られたのではないかと言われる(おそらく3トンもある巨体を動かす為にパワーギアを使用している)。
「ハードナックル」を2発発射した後にプレス攻撃をしてくるだけの単純な行動パターンの繰り返し。プレス後はたとえロックマンが空中にいてもフリーズする。
ダメージこそ低いが「ハードナックル」2発がロックマンのいる方向に2回軌道修正しながら飛ぶせいで非常に避けづらく、慣れるまでは難しく感じられる。その反面プレス攻撃はダメージこそかなり高いが、簡単に避けられるので総合的な難易度は高くはない。
ハードナックルは画面端に陣取って小ジャンプでかわし、画面外に出してしまえば追尾してくる事はない。
むしろ、ハードマンに辿り着く過程で、登場する蜂型ロボット「ハブスビィ」の方が辛く感じられる。ちなみにこいつは出現したら逆スクロールで消してしまえば安定する。
弱点はマグネットミサイル。
余談だが原案ハガキでの名前は「プレスマン」で武器は「メガトンプレス」であった。
デザインは現行と違い腹に矢印がついており、足に黄色いラインがある。
ハードナックル
片腕を発射して相手にダメージを与える豪快な武器システム。所謂ロケットパンチ。
発射後に僅かながらパンチの軌道をコントロールすることが出来る。ただ、発射時に隙が出来てしまい、最初はスピードが遅いなど何かとクセが強い武器である。
その分大変な威力を誇り、特定のブロックも破壊可能。
『大乱闘スマッシュブラザーズfor』では癖の強い、メテオ効果(吹っ飛びベクトルが真下)の飛び道具として放つ。
なお後の『ロックマンワールド5』でロックマンが使用するロックンアームもハードナックルと同じような武器だが、これがハードナックルを基にしているのかは不明。
ハードナックルが有効なボスキャラクター
タップマン、ドクロボットK-176(メタルマン、クラッシュマン)
イエローデビルMK-Ⅱ、ホログラフロックマンズ、ワイリーマシン3号(第1形態&第2形態)、ガンマ(第1形態)
ロックマンワールド2ではクイントにも有効。
青または紺色のカラーリングをしたボディをしている。天頂部に穴の開いたヘルメットを被っており、肩当を着用して、樽の様なずっしりとした体格をしている。胸部には黄色いコアが付いている。胴体の下には小型ロボットブースター様の噴射口が開いている。
『ロックマンワールド2』では後半のボスの1人として登場する。攻撃パターン、弱点とも原作とほぼ変わらないが、ハードナックルがこちらの攻撃を弾くようになった。また、弱点のマグネットミサイルはハードナックルをサーチするようになってしまったので、更に当てにくい。
ステージBGMはこれまた名曲で、原作同様の哀愁漂う曲でありながらより激しい曲となっている。
『スーパーアドベンチャーロックマン』ではボスの1人として登場。ハードナックルの他、胸部からトゲの付いた鉄球を発射する。
CVは古田信幸。
『ロックマンメガミックス』では「ハードナックル」を用いたパワフルな戦いを披露している。「メタルハート」では定員オーバーと自身の体重によってライトットの車両がパンクしてしまい、その際には本当にすまなさそうな表情をしていた。その後他のサードナンバーズ共々イエローデビルMk-IIを止める為にロックマンと共闘するが、マグネットマンの攻撃に巻き込まれてしまいダメージを負う。
『ギガミックス』の「アステロイドブルース」ではハードナックルや怪力を生かして宇宙船の軌道を外部から修正するという作戦の要を担っていた。
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