ヤマトマン
やまとまん
DWN.(ドクターワイリーナンバー)048。有賀版ではMXN(ミスターエックスナンバー)048
身長:161cm 体重:kg 攻撃力:199 防御力: 機動力:31 動力:太陽光発電
全身に鎧を纏った、戦国武者モチーフのロボットである。
外見からも推察出来る通り、トマホークマンやナイトマンと同様、純粋な戦闘用ロボットとして生み出された存在。
武士道精神の持ち主であり、正々堂々とした戦いを好む。また、律儀にも飛ばした穂先を取りに行くことも。しかしながら、金に汚い所がある(悪代官の影響であろうか…?)。
ちなみに嫌いなものは英語だが、カナダ出身のナイトマンの事は、同じ戦士として非常に尊敬しているようである。
一見重装備に見えるが、機動性を重視しており軽量化されているため、見た目より防御は低い…という設定なのだが、公式発表の防御力、スピードの数値とこの設定が噛み合っておらず、特に機動力はスピードに難があるとされるナイトマン以下の数値となっている。
もしかすると申告はしておいたが、気まぐれにロボット選手権開催直前に無理なスピード改造をしたのかもしれない。(つまり数値は軽量化前の数値?)
槍の名手であり、特殊武器のヤマトスピアは槍の穂先を飛ばす技。だが本人は日本刀マニアである(ちなみにヤマトマンが日本刀を使うのはエグゼのアニメ版ぐらいである)。
ちなみにヤマトマンの応募者によると鎧武者というかファイナルファイトシリーズのソドムをモチーフにしているらしい。しかも兜の鍬形の部分は実はWがモチーフになっている(一応ワイリーのWらしい)。
池原版では弱点であるシルバートマホークを受けても怯むことなく反撃し、ロックマンを追い詰め、機能を停止してもロックマンを攻撃せんと槍を構えるというサムライの闘志を見せ付けた。
有賀版ではMXNの中でも一二を争う実力者で、操られていた際にはコピーロックマンを追い詰めたほどであった。
しかしその強さが彼を目覚めさせてしまい、両腕を引きちぎられ、腹部に槍を刺される重傷を負い、カットマンたちに対してロックマンを危険視するような態度をとるが、コサックが本物のロックマンを連れてきたことで誤解が解けた。
『ギガミックス』の「暗黒の月」では、マーキュリーの『スナッチバスター』で体力を吸収され、気絶している間に胴体を踏み潰され、破壊されてしまう。
OVA『ロックマン星に願いを』ではサムライマンが登場。ワイリーマシンや武蔵坊弁慶の意匠があり、巨大なサイズである点以外はヤマトマンにそっくりである。
ヤマトマンはおそらくステージからして日本製ロボットだと思われる。
そして後年にはロックマン11でブロックマン・パイルマンといった日本の企業によって製作されたと思われるロボットが登場している。
CV:山口太郎
初登場はロックマンエグゼ3。
クリア後に行ける隠しエリア「シークレットエリア」を守衛する自立型ネットナビ(ただし元々はオペレーターがいた)。自称「電脳世界一の槍使い」。
外見は戦国時代の鎧をモチーフとしていた初代と異なり、兜以外は古代日本の鎧に近い。正に大和マンである。
根っからの武人気質で、卑怯な戦法を好むダークマンとは犬猿の仲。
横2縦3の範囲に槍を連発する「サウザンドスピア」、3マス前まで槍で突き刺す「ストレートスピア」、銃弾系の攻撃を槍を回転させ跳ね返す「スピニングリフレクト」が必殺技。また、こちらのロックマンのエリアを奪いつつ突撃する小さな武士を召喚する「足軽増援」という技も持つ。
海外名は「JAPANMAN」。和風なデザインの彼に相応しい名である。
が、メタ的に見れば字数制限にかかったという説の方が濃厚。
作中での活躍
ロックマンエグゼ3
ダークマンを撃破したロックマンの前に立ちふさがる。
元々は科学省の精鋭部隊の隊長だったが、セレナードに敗北し、そのままセレナードの部下となった。セレナードからは「とても頼もしい男」と言われ、信頼されている。
ロックマンエグゼ(アニメ)
- 第三期
アステロイドとして登場。ライカの友人イリヤのネットナビである。
イリヤの「武器は使われてこそ輝く。このような場所(博物館)に居ては武器が可哀そうだ」という意志に同調し、博物館から武器を強奪する。
だが、イリヤの「勝つことと他人を傷つけることは違う!」という言葉を聞いたことで彼を見限り、始末しようとするが、クロスフュージョンした熱斗とライカに敗北し、「この程度の武器でやられるとは、このヤマトマン一生の不覚!」と捨て台詞を言い残してデリートされる。
その後、終盤でアステロイド軍団の一体として登場した。
- 第4期
グレイガ側のゾアノロイドとして登場。獣化後は槍でなく二刀流で戦ったが、ロックマングレイガビーストにあっさり敗れた。