ロックマン6のナイトマン
DWN.044。
身長:158cm 体重:146kg 攻撃力:121 防御力:204 機動力:60 動力:太陽光発電
トゲ付き鉄球「ナイトクラッシャー」と盾を持つ、中世の騎士風のロボット。
トマホークマンやヤマトマンと同様に、最初から戦闘用のロボットとして生み出された。
騎士にふさわしく正々堂々とした勝負を好み、決闘で倒した敵は1000体を超えるとされている。
「ヤマトマン」とは互いに尊敬し合う仲らしく、また一つの作品で武人肌のキャラクターが二人もいるのも珍しい(しかも城塞ステージ同士)。これは登場作品の冒頭で行われた「第1回ロボット選手権」の存在が大きく反映していると言える。
攻撃力と防御力を重視した設計で、重装備のため機動力にやや欠ける。
とかいいつつ、ゲームだとものすごく高く跳び、しかもナイトクラッシャーは鎖付きの割に画面端まで届く。ゲーム中ではナイトクラッシャーには鎖が付いていない。
歩行スピードが遅いのが地味に厄介でジャンプで本体を飛び越すのが難しく、『ロックマン6』の8ボス特有の挙動でロックマンを部屋の隅に追い詰めようとする。
盾による防御はほぼ完璧だが、貫通性能が高い為か、弱点武器であるヤマトスピアでの攻撃だけは盾を貫通する。最強の盾と最強の矛の戦いは、この作品では矛(槍)に軍配が上がったようだ。まあ、ナイトマンの最強の武装は「盾」ではなく「鉄球」だが…。
バスターで挑む際はブルースと同じ戦法で行こう。ジャンプも早めにくぐれば背後から攻撃を当てられる。また、パワーロックマンでのステゴロ戦法でも盾はへっちゃら…だが、硬直の長さやリーチの短さから相討ちになりやすいので過信は禁物。
ステージBGMはクラシック調の名曲であり、特にPSのリメイク版ではオーケストラのようなアレンジがなされている。
入手できる特殊武器
ナイトクラッシャー
一定距離で戻るトゲ鉄球を飛ばす。1メモリ消費。
バスター3発分の威力を持ち、2連射まで可能で、方向キーの入力で斜め上下に撃ち分ける。
射程が短い(とは言っても、画面半分に届く射程は有している。ありがひとし版だと、コピーロックマンの武器だから、射程が短かった)という欠点こそあれど、威力・連射・燃費と総じて隙がなく、打ち分け系武器でありながら移動しながら発射可能と使い勝手が非常に良い。
ケンタウロスマンの弱点。
漫画版のナイトマン
池原しげと版ではジェットロックマンを軽く叩き落としパワーロックマンすら真っ向から打ち破るというとんでもない強さを見せつけた。
また、ケンタウロスマンとはやけに親密な仲になっているが、実は漫画版ではケンタロウスマンは女性であり彼女とは恋人関係にあったことが後に判明する。
ありがひとし版では、「機動力が低い」という原作の設定に反映してか、原作よりも全身が重厚な外見となり、マントも身に着けている等、より「騎士」としてのイメージが強くなっている。
性格は真面目だが、自身のナイトクラッシャーの弱点はリーチが短い事を伝えようとするもヤマトマンに先に言われた挙句、ブリザードマンにも「みんな知ってるよね」と言われてしまう。
『ギガミックス』の「暗黒の月」では、ネプチューンの『ソルトウォーター』によって盾を溶かされ、最後にネプチューンの一撃で破壊されてしまう。
ロックマンエグゼのナイトマン
CV:堀川仁
プリンセス・プライドのナビ。『ロックマン6』のナイトマンと同じく、鎧姿に鉄球という点は同じだが、鎖無しで巨大鉄球を自在に操る所がプログラムっぽい(アニメ版では、弾丸として発射する以外は鎖付きである)。非道徳的だろうと主の命令に絶対服従する所も騎士のイメージ。
忠義に厚い武人のような性格をしている。
2ではプライドが犯罪組織に加担していると知りながらも、あるじに忠を尽くすことが騎士の勤めとしてアメロッパ城の電脳を占拠してロックマンと戦う。
5では磁力の影響で暴走し、プライドの命令を無視して削岩機を操作、熱斗の友人たちを危険にさらしてしまった。
ロックマンの活躍で正気を取り戻した後は、その鉄壁の防御力でロックマンを罠から救う。
その後、ロックマンにスカウトされてオペレーターのプライド共々、チームオブカーネルの防御担当として活躍する。
必殺技は周囲1マスに鉄球を振り回す「ロイヤルレッキングボール」とブレイク属性付きの鉄球を前方に射出する「キングダムクラッシャー」。
攻撃時以外はストーンボディ状態であらゆる攻撃を1ダメージに軽減する、まさに鉄壁の守りを持つ。
一度飛び上がって移動する度に地面がひび割れる程重い。
5では味方ナビとして操作することが出来る。
チャージショットはロイヤルレッキングボール、専用チップはキングダムクラッシャー。
動きが遅く、遠距離をチップに頼らなければならないが、常時スーパーアーマーで怯まず相手と戦うことが可能。
周囲を攻撃できるチャージショットの性能と相まって、至近距離の真っ向勝負はとても強い。
リベレートミッション時の特殊能力はマップ攻撃の無効化で、さらに周囲1マス以内に仲間がいる場合は仲間に来た攻撃を代わりに受ける能力を持つ。
ただし複数攻撃の際は発動せず、マヒ(1ターン行動不可)を伴う攻撃はダメージこそ受けないもののマヒになってしまうデメリットがある。
アニメでもプライドのナビとして登場。アニメではゴスペルに荷担していないため、ロックマン達とは最初から友好的である。
クリームランドのアンチウイルスプログラムとしての一面を持ち、そのせいでゴスペルに雇われていたシャドーマンや、ダークランドのナパームマンに狙われた事がある。
後にプライドとクロスフュージョンし、戦う事になる。
鉄球に鎖がついてなかったゲーム版とは違い恐らくは演出の為にアニメでは鉄球に鎖がついている。
外部出演
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツとして登場。ランクはNOVICE。ギャラクティックナイトを呼び出すのに使う。なお6から登場しているのはこのナイトマンとウインドマンであり、どちらも海外から応募されたデザインである。下スマッシュ攻撃担当や『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』でカスタマイズ必殺ワザとして登場した彼は出てないのに。
関連イラスト
ロックマン
ロックマンエグゼ