プリンセス・プライド
ぷりんせすぷらいど
声優は川上とも子。
ゲーム版
初登場は『ロックマンエグゼ2』。
純白のドレス姿で、激務により目の下に化粧でも隠せない隈があった。
小さな北国クリームランドの王女。
クリームランドはインターネット黎明期に他国に先駆けてネット環境を導入し、一躍発展を遂げ先進国に成り上がることに成功。
これにより独自の優位性を得ていたが、クリームランドを参考にして他国もインターネットの導入を進めたことでそれが失われ、ネットワーク技術ほぼ一点で他国と渡り合っていたクリームランドは徐々に衰退。
結果彼女は自国のために激務に追われる日々を送り(濃過ぎる隈はこれが原因)、挙句自国を踏み台にして発展したネットワーク社会を恨んで「ゴスペル」に入団してしまう。
本編ではアメロッパ城で開かれたオフィシャルネットバトラーが集う国際会議に紛れ込み、城に設置されていたトラップを駆使して一網打尽にしようとした。
自身も被害者を装いメンバーの内部分裂を図るが、光熱斗が罠を突破し自分の元にたどり着いたことで犯行が発覚。
トラップの制御装置を動かしていたナイトマンを倒されてしまい自棄になって手動で罠を発動させるが、それによってプライド自身の足元の落とし穴が作動してしまい地下に落下。地下牢で倒れていた所をオフィシャルに発見され、逮捕される。
その後は『ロックマンエグゼ5』に再登場。
情状酌量されたらしく、憑き物が落ちたかのように顔色も健康的になり、クリームランドの王女として奮闘している(関係者以外にはゴスペルの事は伏せられた模様)。お忍びの際は狩人風の私服を着ている。
御忍びでオラン島を訪れるが、埋蔵されていたマグネメタルの影響でナイトマンが暴走。
放置されていた削岩機を動かし、同日訪れていた大山デカオたちを窮地に陥れてしまった。
ロックマンがナイトマンを正常化させたことで事件は解決し、ナイトマンはその鉄壁の防御力を買われ、チームオブカーネルのメンバーになる。
続編且つ最終作であるロックマンエグゼ6では名前のみ登場しており、秋原小学校の卒業式に熱斗を含む卒業生に向けて祝電を送っている。
一国の姫が他国の小学校の卒業生に祝電を送るという何気にすごい光景である。
アニメ版
無印第39話で登場。アニメでは明るい女の子として登場し、ゲーム版のような罪を犯すこともない。ゲーム版同様に仕事は忙しいものの、目の下に隈がない。
持ちナビはナイトマン。またアンチウイルスプログラムの本体でもある。
最新の「アンチウイルスプログラム」の開発者として、その発表式典のため日本へ訪問するが、変装してホテルから抜け出し、ゲームセンターで熱斗達と出会った。
ネットバトルの腕前はなかなか高く、デカオに勝利した時点で18連勝の記録を作っている。
熱斗ともバトルしようとしたが直後ボディガードに見つかり、逃げていたところを熱斗に助けてもらった。
変装した格好が男の子のような格好だったせいか、熱斗には当初男の子と勘違いされた。
この時点で熱斗には自身の素性は明かさず「ホイップ」と名乗り、デンサンシティを案内してもらった。(アイスランド→アイスクリーム→クリームランドという国名から来た捩りの偽名と思われがちだが、通り名のプリンセスプライドは訳すと「プライド姫(王女)」になるので、偽名というよりプライドとホイップのどちらかが苗字でありどちらかが名前で、有名で無い方の呼称を用いたという可能性もある)
王女としてのスケジュールが3年先まで決まっており、窮屈な生活で息苦しかったせいか、普通の女の子として自由な時間を過ごして見たかった為、抜け出してきた。
その際、自分と背格好が似ている側付きの少年に、自分の公務用のドレスと自分と同じ髪型のウィッグと顔の下半分を隠す扇を使わせての影武者を押し付け、その日1日の時間を稼がせている。
以来、熱斗と良き友人になる。シャドーマンによってガシャポンに閉じ込められた熱斗を助けるために右手を怪我し、手当てのために巻いた彼のバンダナを大切にしていた(無印44話)。
尚、熱斗だけはニュースを見ていなかったので、1人だけ44話のラストまで彼女の正体に気付いてなかった。
その後度々登場しており、Stream(3期)の水着回ではお忍びで熱斗たちと合流し、セクシーな水着姿を披露した。(特にディンゴは彼女の水着姿にとまどい赤面していた)
上記の初登場の件以降、熱斗に対してアプローチとも取れる行動を取るためか、ヒロインのメイルがヤキモチを妬く場面もあった。
『ロックマンエグゼStream』ではデューオの紋章を持つ13人のクロスフュージョンメンバーの1人になる。
また、ライカと友好的に接している。
あさだみほ版
王女という設定は原作と同じだが、こちらではオフィシャルネットバトラーという設定が追加された。
留学生という形で熱斗のクラスに転入してきた。
スパムメールで思うように動けず、ボンバーマンに苦戦するロックマンに加勢して信用を得るが、裏では貧しさに喘ぐ母国を救うための力を求めてやむを得ずゴスペルに入団しており、オフィシャルセンターに出現したゴスペル幼体(こちらでは究極ナビという扱い)を捕らえようとするも、熱斗たちの言葉に動かされたナイトマンの説得に目を覚ます。しかし、ガウスによってバリアに放り込まれて意識を失った挙句、センターの倒壊で行方不明となった。
不幸はそれだけに終わらず、この戦いでデリートしたナイトマンはゴスペル首領によって大量に複製されてしまう事に…。
名前の由来はスタッフだった安間マサヒロ氏のボスリストにあったナイトマンのオペレーターの仮名の誇高志がもとになっているとのこと。
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