ウインドマンとは、ロックマン6及びロックマンエグゼ4に登場するボスキャラのひとりである。
概要(ロックマン)
DWN.047 (有賀版ではMXN.047)
身長:169cm 体重:173kg 攻撃力:66 防御力:129 機動力:51 動力:風力発電
エアーマンのノウハウを利用して中国で作られた農業用ロボット。大地に風を送り収穫物を
増やす仕事をしていた。人型をしているがエアーマンタイプのようなボディを持つ。
プロペラ動力とジェット動力を併用して風を操る。風速200メートルの風をも起こす威力がある。
自らも風力エネルギーで動いている。足の裏のホバーを用いることによって、
見た目に反して高速飛行が可能。同じタイプのボディから作られたエアーマンをライバル視している。
これまたヤマトマン同様、設定と実際のゲーム内での素早さとは裏腹に、公式発表の機体スペックでは機動力の数値が低めになっている。
弱点武器は素早い敵にも逃げ場を与えない「ケンタウロスフラッシュ」。
因みに実際のゲーム内での機動力自体は8ボスの中では高い方。攻撃パターンが単調なので攻略自体は難しくないが。
体当たり以外の攻撃方法は腕部から発射される2枚1組のプロペラと吸い寄せで、プロペラは交差しながら飛ぶ。
吸い寄せはマグネットマンやダストマンと違って発動中に無敵状態にはならないが、攻撃を当てるごとに吸引力が強化されるという特徴があり、連射は厳禁。溜め撃ちや弱点武器を丁寧に当てていこう。なお、吸い寄せを解除すると、吸引力の強さは初期状態にリセットされる。
ラーメンのどんぶりのような頭をしているからなのか、料理が上手である。この他に好きなものはカンフーであり、自転車に乗れないのが悩みのタネらしい(当時の中国の人には自転車に乗っているステレオタイプイメージがあった)。
池原版では、ロックマンに勝負は挑んだものの、実は内心はロックマンなら世界平和を託せると
思っており、ロックマンの力を引き出させる為に、あえて外道を演じていた思慮深い一面を持つ。
なお、本編ではやたらと故事成語や諺を使用している。
ロックマン6では海外からもボスキャラ募集を行った為、ウインドマンはその海外からの応募者が採用された形となった。(もう一人はナイトマン)
応募者の原案でも両肩に大型ファンがあるが、ほとんどウインドマンとはデザインが異なっている。実はウィンドマンという名前のボス自体はロックマン2の時点で考えられており、その姿はエレキマンに翼の意匠を落とし込んだデザインだった。(それ、ウインドマンじゃなくてウイングマンの方がしっくりくるのでは…という突っ込みは無しで。)
入手できる特殊武器
ウインドストーム
地面を滑るように進む、空気を圧縮して作り出した竜巻を発射する。壁に当たると消滅する。
3連射まで可能。これによって敵を倒した場合、敵はその場で垂直に画面上外まで吹き飛ばされていく。
そのため、敵からアイテムを手に入れることができない。
フレイムマンに有効で、他の武器を弾く火柱を貫通して攻撃可能。
なお、この武器をウインドマンは使用しておらず、ボスとの乖離が激しい武器となっている。(プロペラが近いか。)
ちなみに同じ名前ではあるが「サモンナイト クラフトソード物語」シリーズに登場した魔法とは関係ない。
概要(ロックマンエグゼ)
CV:咲野俊介
初登場はロックマンエグゼ4。原作よりもスリムでカッコイイ姿に変化している(本家が中華系だったのに対してこちらはモンゴル系となっている…相棒は沖縄系だけど)。
南の島「シーサーアイランド」にて巫女を務める五十嵐ランのネットナビ。
「シーサーアイランド」では風神として祭られている。電脳世界全体に暴風を巻き起こすほどの力を持つ。
エリア外周に竜巻を3連続発生させる「ラウンドトルネード」、鳥型のミサイルを発射する「バードクラッシュ」、回転する爆雷を飛ばす「プロペラボム」が技。「ラウンドトルネード」がメガクラスチップで使用できる。
流星のロックマン時点ではストロングがシーサーアイランドの守護神を務めている。
作中での活躍
ロックマンエグゼ4 トーナメント レッドサン
イーグルトーナメントの対戦相手の一人、五十嵐ランのネットナビとして登場。
彼女が酒と清めの水を間違えて飲み正気を失い、ウインドマンの力を解放させてしまう。正気に戻った彼女の頼みで「草原の笛」でウインドマンを元に戻すことに。
ロックマンエグゼ4.5 リアルオペレーション
プレイヤーには「風水師や仙人」のように接してくる。
ロックマンエグゼ(アニメ)
ゲームと同じく、五十嵐ランのネットナビとして登場。
「シーサーアイランド」に伝わる魔除けのシーサー像を守護している。
大園ゆりことニードルマンにこの像を狙われるが、ロックマンと共闘しシーサー像を死守した。
関連イラスト
関連タグ
ウィンドマン(表記漏れ)