概要
初登場は『流星のロックマン3』。
シーサーアイランドの環境システムを制御するウィザード『ストロング』が「クラブの称号」を与えられたノイズドカードの影響で暴走した姿で、ストロング時代の理知的な性格から一転、凶暴な性格に反転している。モチーフはトランプのクラブ。
外見は草が生えた石垣で形作られた巨人の姿をしており、棍棒を表すクラブの称号を与えられた存在なだけに、棍棒を武器としている。
全体的に耐久力が高く、着地する度に地面から『ウッドランス』を生やし、草むらパネルの上で発動すると強化される『スイングストーム』(暴走前でも使用できる)、口から吐き出す種を相手に寄生させてHPをドレインする『ジャイアントシード』などの多彩な技を持つ。特に連続で地面を打ち据える『ジャイアントスイング』はスピードが早い上にガードブレイク性能を持っている為、パターンを覚えるまで回避するのは困難を極めるだろう。
対策としては動きを止めれてくさむらパネルを焼き払えるコーヴァスノイズが最適解。
ロックマンに倒されて元の姿に戻るが、ジョーカーによって消滅させられてしまう。
その後、修復はされた様子だが、人格が元に戻るのには時間が掛かっていた。
最終決戦では環境システムを一旦停止させて、星河スバル捜索に手を貸しており、住民もそれに賛同している事から、信頼の厚さが窺える。
バトルカード
クラブストロング
木属性と風性能を持つ。
暴走前からの得意技である「スイングストーム」を再現したもので、所謂「コガラシ」をメガクラス風に進化させたもの。最大8ヒットで3つ出現させその内1つは必ず相手を狙って攻撃するが、エグゼシリーズの「トルネード」と同じく相手がクサムラパネルの上にいると竜巻が白から緑色になり強化される(ただし、あちらと違い強化されるのはヒット数ではなく攻撃力で、100ポイントアップする)。
ギャラクシーアドバンスの組み合わせは「パウダーシュート1+パウダーシュート2+パウダーシュート3」。
他のノイズドカードボスの例に漏れず、パウダーシュート1をドロップする電波ウイルス「パウダリーフ」が彼のいる環境システムの電脳に出現し、パウダーシュート自体も「クサムラパネルが関わると強化される」性質を持っていることから、気付きやすい組み合わせであるだろう。
ストロングスイング
イリーガルカード。木属性でブレイク性能持ち。
攻撃方法は近くの相手の前に移動し、10回殴り付けるというもの。
位置によって攻撃範囲が異なり、中央列にいる場合は目の前5回で左に3回と右に2回、左右列にいる場合は目の前と隣のマスに5回ずつ。エリアイーター等を駆使すれば1マスに10回全部を叩き付けることが可能。
ギャラクシーアドバンスの組み合わせは「ローリングナッツ2+ローリングナッツ2+ウッドスラッシュ」。ウッドスラッシュはイリーガルカードだが、ローリングナッツもクサムラパネルに関わるカードの為着想はしやすいかもしれない。
関連タグ
ストーンマン/ウッドマン/ウインドマン:エグゼ版ではよく似た特徴を持つ。
五十嵐ラン/八木ケン太…シーサーアイランド出身であることが明言されているキャラクター。なお、偶然であろうが前者のナビであるウインドマンとは「風性能(風系統)」、後者の電波変換後とは「木属性」である部分が共通している。