概要
全作品に登場しており、敵エリアの前列を自分のエリアに塗り替える効果を持つ。
塗り替える場所に敵やギミックが存在する場合、そのパネルだけ塗り替えが無効になる代わりに10ダメージを与える。これは敵がエリアスチールを使用した時も同様。
塗り替えられたエリアは約30秒で元の色に戻る。
しかし、「1」では時間経過でパネルの色が戻らなかった。
自分の移動範囲が広がり、ソード系といった接近しないと当てられないバトルチップを当てることができたり、置物系チップと組み合わせて相手の移動範囲を分断することもできるので、通常のプレイでは勿論のこと通信対戦でも入れている人は多い。
なお、エグゼ3では敵エリアの最後列のパネルも塗り替えることができるので、そうなってしまうと相手は一切身動きがとれなくなったが、4以降は最後列の縦3マスは奪われなくなった。
(ただし、最後列まで追い込み他のマスを置物で埋めて身動きを封じることはできる)
アニメではナビを瞬間移動させる効果を持つ。
ただし、消えてから再び現れるまでにラグがあるようで、無印でのWWWナビ戦では出現地点を予測されて攻撃を食らうというシーンがある。
アニメでのエリアスチールの再現はファンからの評価が高い。
派生チップ
パネルスチール
ロックマンのいる横列の敵エリア最前列の1パネルのみを奪う。
敵エリア最後列にポイズンアヌビス等を置くといった戦法を取る際など、場合によってはエリアスチールより効果を発揮する。
スチールゼリー
ジェライムと言うウイルスを敵エリア最前列に降らせてパネルを奪う。
エリアスチールより威力が高く水属性持ちなので炎属性の相手に大ダメージを与えられるが、ゼリーが落下してしまうため穴パネルを奪うことはできない。
スチールパニシュ・スチールリベンジ
エリアを奪うチップではないが関連が深いので記載。
エリアスチールなどで奪われたパネルの枚数分だけ相手にダメージを与えつつ、奪われたパネルを奪還する効果(「5」以降)を持つ。
「4」からは相手を最後列まで吹き飛ばす効果を持つようになり、奪われたエリアに居座られてパネルの奪還が出来なくなるといったことがなくなった。
(余談だが、ブーメランやバリアブルソニック等貫通しインビジにならない技をヒットさせた直後にカスタム画面に入り、クロスなどで硬直を解除し即座にこの系統のチップを使うと最後列に行くまで多段ヒットし続けるというコンボが存在する。原理はゴーイングカミングと同様)
スチールリベンジはパニシュの上位互換であり、威力が向上している。
「6」に登場するジャッジマンのナビチップも同様の効果を持つ。
なお、カラーポイントやダブルポイントなどと組み合わせるコンボを冤罪コンボと呼ぶこともあるとか
流星のロックマンでは
ロックマンが基本的に左右にしか移動しないためか、登場しない。
代わりに似て非なるカード(ウォーロックの使用技?)として「エリアイーター」が登場している(メイン画像)。
これはバトルフィールドを2では2列、3では1列削る効果を持つ。
2では通信対戦用、3ではサポートユーズで使用可能。
また、3では「ダブルイーター」というバトルカードも登場した。そちらは2列削る効果を持つ。
3ではこのカードの存在により、エリアイーター系がなければまともな威力を叩き出せない、あるいは当てられないカードやチャージショットが発生した。