概要
ロックマンエグゼシリーズの外伝作品。正式名称は「ロックマンエグゼ4.5 リアルオペレーション」。
『ロックマンエグゼ4』で登場したバトルチップゲートを用いた操作システム「オペレーションバトル」に特化した点と、シリーズ初の要素としてロックマン以外のキャラクターも操作できるという特徴を持つ。
そして最大の特徴として、主人公は光熱斗ではなく一人のネットバトラーであるプレイヤー自身というところである。(ちなみに主人公と緑川ケロ以外の人間は登場しない。)
バトルは全てオペレーションバトルで行われ、ナビはCPUにより操作される。自動で移動するためプレイヤーは攻撃するタイミングと敵との間合いの指示を出す。
目標は土日に開催されるトーナメントに出場し、最終的にオフィシャルトーナメント優勝を目指すというものになっている。
総勢21体のナビを使用可能な点からキャラゲーとして根強い人気を持っており「もう少しストーリーを作り込んでいれば神ゲーだった」と言う声も見られたりと色々と惜しい作品と言える。
使用可能なナビ
初めはロックマン、ガッツマン、ナンバーマン、ロールの4名だけだが、オフィシャルトーナメントに優勝すれば操作可能なナビが増えていく。
それ以外にもバトルチップゲートにナビデータチップをスロットインを利用することでもナビを増やすことができる。この方法でなければ出現しないナビもいる。
プレイアブルキャラクターは『4』でソウルが共鳴したナビが中心となっており、『5』でプレイアブル化したキャラクターも多い。
なお、本作限定で操作できるナビはファイアマン、ウインドマン、メタルマン、ウッドマン、サンダーマン、ジャンクマン、プラントマン、スターマン、フォルテとなる。
ちなみに、『ロックマンエグゼトランスミッション』限定キャラであったスターマンにGBA用グラフィックが用意された最初で最後のケースだったりする。
最初から使用可能なナビ
- ロックマン
- ガッツマン
- ナンバーマン
- ロール
オフィシャルトーナメント優勝で使用可能になるナビ
バトルチップゲートによるスロットインで使用可能になるナビ
ちなみにWiiUのバーチャルコンソール版ではあるコマンドを押す事でバトルチップゲート限定ナビも最初から解禁可能となっている。発売当時はお小遣いに余裕がなかった元ちびっ子達からすれば嬉しい仕様である。
余談
元ネタが存在するナビ専用BGMは初代シリーズで使用されたBGMのアレンジが為されている(ロックマンやロールを除く)。
ナビ名 | 曲名 | 原曲 |
---|---|---|
ブルース | ブルースのテーマ | 「ENDING」(ロックマン3) |
フォルテ | フォルテのテーマ | 「THEME OF FORTE」(ロックマン7) |
ガッツマン | ガッツマンのテーマ | 「GUTSMAN STAGE」(ロックマン) |
アイスマン | アイスマンのテーマ/アイスパズル | 「ICEMAN STAGE」(ロックマン) |
エレキマン | エレキマンのテーマ | 「ELECMAN STAGE」(ロックマン) |
ファイアマン | ファイアマンのテーマ | 「FIREMAN STAGE」(ロックマン) |
メタルマン | メタルマンのテーマ/メタルシューティング! | 「METALMAN STAGE」(ロックマン2) |
ウッドマン | ウッドマンのテーマ | 「WOODMAN STAGE」(ロックマン2) |
シャドーマン | シャドーマンのテーマ | 「SHADOWMAN STAGE」(ロックマン3) |
スターマン | スターマンのテーマ | 「STARMAN STAGE」(ロックマン5) |
ナパームマン | ナパームマンのテーマ/ナパームボム! | 「NAPALMMAN STAGE」(ロックマン5) |
ウインドマン | ウインドマンのテーマ/風を起こせ! | 「WINDMAN STAGE」(ロックマン6) |
プラントマン | プラントマンのテーマ | 「PLANTMAN STAGE」(ロックマン6) |
ナイトマン | ナイトマンのテーマ | 「KNIGHTMAN STAGE」(ロックマン6) |
ジャンクマン | ジャンクマンのテーマ | 「JUNKMAN STAGE」(ロックマン7) |
サーチマン | サーチマンのテーマ/サーチミッション | 「SEARCHMAN STAGE」(ロックマン8) |
アクアマン | アクアマンのテーマ | 「AQUAMAN STAGE」(ロックマン8) |