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ロックマン・ザ・パワーバトル

ろっくまんざぱわーばとる

「ロックマン・ザ・パワーバトル」とは、アーケードで発売されたロックマンシリーズのゲームである。 続編である「ロックマン2・ザ・パワーファイターズ」、後年にPS2に2本まとめて移植された「ロックマン・パワーバトルファイターズ」についてもここに記載。
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概要・共通項

本家ロックマンシリーズで言うところの「ボスラッシュ」自体をメインに据えたゲーム。
シナリオ毎に6体のボス→関門ボス→ワイリー決戦の大きな流れは共通している。

また、各ボスキャラは早い段階で戦うほど体力が少なく、後半へ行くほど体力が増える為、原作のように「弱い敵を突破口にする」のとは逆に「強敵を早い段階で倒す」ような攻略の順序立てが基本となる。

ステージクリア後に若干の体力回復、ノーダメージで倒すとパーフェクトボーナスでスコアが大きく上昇する。

弱点武器、特殊武器獲得などのシステムも原作準拠。
また、この作品ではストリートファイターシリーズの春麗バルログのような、いわゆる「三角跳び」が可能となっており、対峙するボスによっては必須テクニックとなる。

2作通してロックマン1〜7までのボスが登場し、FC版に登場したボスのグラフィックはロックマン7に近いドットで新規に描き直されている。

使用キャラクターも原作でお馴染みのロックマンの他、ブルースフォルテ、2作目ではデューオといったキャラクターも使用可能であり、それぞれ微妙に操作性が異なっている。

各キャラクター性能

ロックマン

主人公だけあって本体のクセは少なめ。
通常ショットは画面に4発まで、弾速は普通。
高速移動は「スライディング」で、原作通り敵の弾を潜り抜けるのに使えるため、単体での回避性能は最も高い。原作と違って途中でのキャンセルが効かない点は注意。
「2」ではラッシュとの連携によるコンボ性能が高くポテンシャルは高いが、同時にそのラッシュは癖が強いので初心者向けかと言われれば微妙。

必殺技(2)

大きく上昇しながらアッパーカットを繰り出す「ロックアッパー」。早い話が昇龍拳
強化後は最大ヒット数が増え、飛び上がる高さが高くなる。
当て方によっては後述のラッシュジェットで拾ってそこから更に追撃したり出来る。

サポートメカ(2)

お馴染み犬型メカの「ラッシュ」。
ロックマンのフルチャージショット、必殺技に反応して、敵を追尾して体当たりを仕掛ける「ラッシュジェット」を繰り出す。
当たった敵を打ち上げるため、そこからロックアッパー等で追撃可能。
それ以外の時はロックマンに追従し、ロックマンのジャンプに反応してオートで「ラッシュコイル」受付状態になるが、こちらは暴発しやすく、普通のハイジャンプや壁キックで十分、かつラッシュコイル受付状態はジェットが出せないなどほぼ地雷
暴発による事故を防ぐため、サポートメカ発動時はロックマンは特に地上でのフルチャージショットや必殺技での攻撃をメインにしたい。

ブルース

ご存知ロックマンのお兄ちゃん。
通常弾は画面に2発までと少ないが、弾速が早い。
高速移動は「ダッシュ」で、姿勢は低くならないがスピードは最も速い。
総じてスピードタイプ寄りの性能だが、クセがなく扱いやすいキャラクター。

必殺技(2)

多段ヒットする火炎放射で攻撃する「ブルースストライク」。
最大ヒット数は4回だが、2ヒットでダウンを奪うのでスーパーアーマー状態の敵にしかフルヒットしない。
とはいえ持続が長いため当てやすく、敵を吹っ飛ばしてダウンさせるので仕切り直したい時などに重宝する。

サポートメカ(2)

ビートがバリアを運んできてくれ、一定時間完全無敵になるため、ガンガン攻めていける。
これまた初心者に扱いやすいサポートであり、「2」では最も初心者向けのキャラと言えるかもしれない。
ブルースストライクよりは、フルチャージ→セミチャージでダウンを奪わず怯ませる方がダメージ回転率は良い。

フォルテ

ご存知ロックマンのライバル。
通常ショットは画面に3発までで、弾がやや大きいのが特徴。
高速移動は「ダッシュ」だが、宙に浮くためクセが強く、ブルース程のスピードもない。「2」でのみ空中で繰り出せるようになり、強化された。
また「2」では攻撃を当てたときのスコア上昇値がデューオに次いで高い(強化後のフォルテブラスト(チャージショット)除く)。

必殺技(2)

バク宙蹴りを繰り出す「クレッセントキック」。
早い話がサマーソルトキックであり、強化後はモロに「ダブルサマーソルトキック」。
入りが浅いと二段目が空振る。

サポートメカ(2)

お馴染み狼型サポートメカのゴスペル
フォルテの攻撃に反応し、
通常弾→放物線ジャンプで体当たり
セミチャージ→口からセミチャージで援護射撃
フルチャージ→オーラを纏った高速の往復体当たり
クレッセントキック→同様にオーラを纏って斜め上に突進
と攻撃を使い分ける。
往復体当たりは予期せずこちらにボスが飛んできてしまったりするので注意。
またチャージショット時は空中の敵にも無力で、他のキャラクターに比べるとやや穴がある。

デューオ(2のみ)

明確なパワータイプのキャラクターであり、火力は突出している。
通常ショットはただのパンチとある意味男らしい。
チャージショットは弾が大きく、弾速が遅い。
また、全キャラ中唯一強化なしのフルチャージでダウンを奪うことが出来る。
高速移動は、スピードが遅く回避には向かないが、攻撃判定とセミチャージ程度の攻撃力が付随した「ギガタックル」。セミチャージと違い、地上の敵に当てても小さく吹っ飛ばせるため、フルチャージ→タックルで効率よくダメージを与えられる。
当然体が大きく小回りが効かないため、攻撃を受けやすい点は注意が必要。
また、各種攻撃のスコア上昇値が最も高い。
総じてスコアアタック、タイムアタック共に最も期待値が高いキャラ。

必殺技

追加入力でコンボが可能な「ジャイアントナックル」。
アッパー→追加入力で打ち上げた相手をハンマーパンチで叩き落とすが、強化後はアッパーの前にリーチの短いパンチが加わる3段入力コンボとなる。
狙うならバリア発動中がオススメ。

サポートメカ

ブルースと同じく「ビートバリア」。
ブルース以上に火力があるため、まさに鬼に金棒。


ロックマン・ザ・パワーバトル

使用可能キャラクターはロックマン、ブルース、フォルテ。
各キャラクターは体力が赤点滅状態で長めにチャージすると強化チャージショットが撃てる。

何故かステージ選択がルーレット式であり、また何処にどのボスが居るのか、覚えていない限りステージを選ぶまで分からないという一作目からいきなりの初見殺し仕様となっている。

初代2から6人が登場する「1〜2」シナリオ、3456から6人が登場する「3〜6」シナリオ、7からスプリングマンバーストマンを除く6人が登場する「7」シナリオの3本から選択可能。
ボスの強化が著しく、登場作品がバラけているため初見で弱点を判別しにくい「3〜6シナリオ」が最も難易度が高い。
逆に弱点を突けば強敵も突破しやすい「1〜2」シナリオ、「7」をやり込んだプレイヤーならばほぼそのままの攻略法が通じる「7」シナリオは難易度が低め。

共通して一部を除いたボスはチャージショットで怯みが発生し、弱点武器で怯まなかったりするためチャージショットが強く「チャージショットゲー」とも揶揄される。

登場ボス※()内はナンバリングタイトル

1〜2

ガッツマン(1)
アイスマン(1)
ヒートマン(2)
ウッドマン(2)
カットマン(1)
クラッシュマン(2)
イエローデビル(1)
チャージショットで怯みが発生しない「ガッツマン」が最も厄介なので最優先で倒したい。
他は特に厄介な敵は居ないが、強いて言うなら次点はやや避けにくい攻撃を持ち、弱点となる武器が当てにくい「ウッドマン」(チャージ版の火柱を当てればダメージは大きいが)。
弱点武器さえあれば攻略が容易な「アイスマン」「ヒートマン」は後回しでも構わない。
「イエローデビル」にはスーパーアーム、「ワイリーマシン」にはローリングカッターが有効。

3〜6

ナパームマン(5)
ジャイロマン(5)
プラントマン(6)
ダストマン(4)
マグネットマン(3)
ジェミニマン(1)
イエローデビル(1)
「ナパームマン」「ジャイロマン」を優先的に撃破したい。
「ダストマン」は後回しで構わない。
ここに登場する「イエローデビル」は、小型のイエローデビル3体に分身するなど完全オリジナルとなっている。それ以外の時はジャンプしかしてこないので弱め。
イエローデビルの弱点は「ジャイロアタック」「ワイリーマシン」にはダストクラッシャーが有効。

7

ジャンクマン
フリーズマン
スラッシュマン
シェードマン
ターボマン
クラウドマン
VAN-プーキン
自重せず無敵技を連発する「ジャンクマン」、弱体化したとはいえ原作とパターンの違う「スラッシュマン」を優先的に撃破。
「スラッシュクロー」は弱点でないボスへの火力も高いので、真っ先にスラッシュクロー入手後ジャンクマンを倒してもいい。
「シェードマン」「ターボマン」「クラウドマン」はほぼ原作通り。
弱体化の著しい「フリーズマン」は回復用にとっておきたい。
また、関門ボスとしてシェードマンステージの中ボスだったカボチャ型メカがボスに昇格している。弱点は「サンダーストライク」。
ワイリーマシンの弱点は高威力の「スラッシュクロー」で、ガードを貫通するため他シナリオ以上にダメージが通りやすい。

ロックマン2・ザ・パワーファイターズ

使用キャラクターとして「デューオ」が参戦。

謎のルーレット式ステージ選択は廃止。

各ボスが体力半減後(難易度普通で3ステージ目から、難しいで1ステージ目から)にそれぞれ行動パターンが変化するようになり、基本的に強化されているが、一部図らずも弱体化してしまったボスも居る。
ボスに怯み値が付加され、大抵「フルチャージ+セミチャージ」「弱点武器1〜3発(モノによる)」「必殺技直撃」で怯む。
怯んだ時に当たった技がフルチャージであれば小さく吹っ飛び、セミチャージと通常弾は地上では仰け反りのみ、空中の相手は同様に吹っ飛ばせる。
強化フルチャージ、必殺技、弱点武器であれば格ゲーのようにダウンを奪うため、仕切り直しがしやすくなった。

ボスの本気モード発動に合わせ、エディーがサポートメカ呼び出しアイテムを運んで来てくれ、そのアイテムをとったと同時に各キャラクターに応じたサポートメカが出動する。

武器エネルギー、体力や武器エネルギー回復、スコア、特殊武器の入手に対応したアイテムの導入、シナリオによってロールちゃんを救出した(もしくはワイリーのダミーを破壊した)タイミングでそれぞれジャンプ力、チャージショット、必殺技のいずれかが強化されるなどの追加要素がある。

前作同様、シナリオによる難易度の差はそれなりにある。

登場ボス

ワイリーを追え!

シャドーマン(3)
プラントマン(6)
ジャイロマン(5)
ケンタウロスマン(6)
バブルマン(2)
ヒートマン(2)
マッドグラインダー(7)
強化パーツは「必殺技」が対象と地味であり、前作でも苦しめられた「プラントマン」「ジャイロマン」に加えて「ケンタウロスマン」「シャドーマン」と強敵が加わっている他、特殊武器が全体的に火力不足でシナリオ難易度は最も高い。
「マッドグラインダー」は壁ジャンプの活用が必須、弱点は「ケンタウロスアロー」。
ワイリーマシンが呼び出す雑魚も「シールドアタッカー」とこれまた厄介。弱点は「バブルリード」だが、火力不足から最後までハメる事が出来ない。
カプセルには「シャドーブレード」。

ロールを救え!

カットマン(1)
ストーンマン(5)
シェードマン(7)
エレキマン(1)
ダイブマン(4)
スラッシュマン(7)
イエローデビル(1)
強化パーツは「チャージショット」が対象。また、武器エネルギーゲージも上昇する。
それでなくてもスラッシュクローやチャージクラッシュノイズといった各武器の火力が高く、6ボス戦が最も楽なシナリオ。
オススメは「スラッシュマン」から弱点順、若しくは後半に回すと比較的手強いエレキマンを早めに倒してもいい。
唯一の難関は関門ボスとして立ちはだかる「イエローデビル」。可能な限り6ボス戦でのダメージを抑え、弱点のサンダービームや強化チャージショットを駆使して突破したい。
ここまで突破すればワイリーすら「スラッシュクロー」でハメ殺せる。武器エネルギー増加により、時折呼び出す「トリプロペラン」を駆除しながらでもお釣りが来る。
カプセルの弱点も「サンダービーム」で、上手に密着当て出来れば最速2発で撃破可能。

新パーツを取り戻せ!

ガッツマン(1)
ファラオマン(4)
エアーマン(2)
クイックマン(2)
ジェミニマン(3)
ナパームマン(5)
メカドラゴン(2)
強化パーツは「ジャンプ」が対象で、↑を入力しながらジャンプするとハイジャンプが可能。
シナリオ難易度としては3つのうち中間くらいで最もゲームバランスが良い。
特殊武器は一部を除いて火力が低いのであまり当てにせず、苦手なボスから攻略していくのがいい。
前作でも強敵だった「ナパームマン」「ガッツマン」がトップメタ、次点で極稀に発狂する「クイックマン」と粘着質な攻撃が持ち味の「ファラオマン」が要注意ボス。
「メカドラゴン」は原作同様「クイックブーメラン」が弱点だがバスターの方が戦いやすい。
ハイジャンプが大いに活かせる為3体の関門ボスでは最も難易度が低く、「ロールを救え」シナリオとは逆に「6ボスを突破するまで」が勝負となる。
ワイリーマシン、メカドラゴン共にミニメカドラゴンを召喚する。弱点は「スーパーアーム」。火力が高いのでハメ殺しが可能。
カプセルには「エアーシューター」が有効だがバスターで十分。

パワーバトルファイターズ

2本共収録されたPS2移植版。
各キャラクターを使用した対戦モードや、プレイヤー側、ボス側とも最大まで強化され(2では更に最初から本気モード)、全てのボス+関門ボス+いずれかのパターンのワイリーマシンとぶっ通しで戦う「エクストリームモード」が追加された。

この「エクストリームモード」は戦う順番がランダムなため、全てのボスの最強状態での攻撃パターンを熟知しておく必要がある。
特に「パワーバトル」では一部のボスの動きが倍速化する。特にナパームマンとジャイロマンは凶悪。
ワイリーとはどれか一種類と戦うため、弱点武器が初見では分からず、パワーバトルでは弱点武器を片っ端から、2では呼び出すザコ敵で判別する必要がある。
格ゲーでいう「サバイバルモード」。

このエクストリームモードに慣れてしまうと、難易度ハードでも通常モードがやや物足りなくなる。

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