概要
CV:伊藤健太郎
本家シリーズのシャドーマン以上にファンタジーの忍者らしい攻撃を使ってくる。
見た目もカラーリングもファンタジーで、属性は無属性
オペレーターはダーク・ミヤビ。
基本的な攻撃方法は「シュリケン」の投擲(メガクラスチップはこれが発動。カワリミとの併用も可能である)。影分身してソードで切り裂く「ブンシンギリ」(エグゼ5で操作する際に使用可能)。他にも敵の背後に回り込んで切り裂く「ヤミウチ」(『5』のリベレートミッションで使用可能)、影分身して刀を振り下ろし、手裏剣を両サイドに投げる「朧の術」、直進する爆炎を発生させる「バクエン」を有する。
『エグゼ5DS』ではトードマンとの合体技としてカエルを落として水パネルに変えてしまう「ガマオトシ」を披露している。
背中に差している長い刀は「ムラマサ」といい、使用は2になってから。基本的に剣を腕に装着するエグゼ界隈では珍しいタイプの刀である。
性能はHPが減った分だけダメージが倍加するという性能であり、「ムラマサ」も同性能のチップとして登場。3から6では「ムラマサブレード」表記になっており、ロングソードと同じ範囲になった。『2』のシャドーマンが使えば即死クラスだが、ロックマンが仕様するとダメージ上限が999ダメージである為、HPの調整に気を付ける必要がある(エグゼ1はHPの上限が1000である為、特に使いにくい)。
流星のロックマンでも『2』で復活(『2』のみウェーブコマンドカードで使用できる)し、イラストにはエグゼのオマージュとしてグリーンシノビが描かれている。ただし、ダメージ上限は500までであり、属性補正系の影響は受けない。
各メディアの中でもあさだみほ版ではとてつもなく優遇されているナビだったりする…。
作中での活躍
ロックマンエグゼ
特別なイベントもなく、特定の場所でエンカウントする隠しボスとして登場。
ロックマンエグゼトランスミッション
WWWの残党、教授に雇われ暗躍。ロックマンとの戦いには敗北したが結果的に依頼は成功する。
ロックマンエグゼ2
犯罪成功率100%を誇るテロリストダーク・ミヤビのナビとして登場。
ネットマフィア「ゴスペル」に雇われ、アジーナエリアを殲滅し、ニホンの中枢である「マザー・コンピュータ」を破壊するべく、科学省に侵攻。オフィシャルのナビを何体も葬るが、熱斗とロックマンに敗れる。
ファントムオブネットワーク
キャッシュの手によって過去のデータから生み出されたファントムナビとして登場。
ロックマンエグゼ4.5 リアルオペレーション
バトルチップゲートを使うことにより登場する隠しキャラの一人。
プレイヤーには「傭兵稼業のパートナー」として接してくる。
ロックマンエグゼ5 チームオブカーネル
ダーク・ミヤビとともに再登場。
バレルに雇われ、チームオブカーネルの偵察担当として活躍する。シャドーソウルは額の部分を現実の忍者に近づけており、移動速度も速くなり慣れると癖になる。
ロックマンエグゼ(アニメ)
- 第一期
「ゴスペル」に雇われたナビとして登場。
物語終盤でヒートマンに敗れた最高司令官のフリーズマンをある者の命令でデリートし、何処かへと消えていった。
- 第二期
ダークチップシンジケート「ネビュラ」に雇われており、ネビュラがとある理由で狙いを付けていた「コントロールX」というプログラムの破壊に向かう。オペレーターへの報酬とは別にダークチップを報酬として受け取っており、ロックマンとの戦いではダークチップを使用して追い詰めたが、サーチマンに狙撃されデリートされる。
ここまででオペレーターが誰であったのかは不明。
- 第三期
Dr.ワイリーの手によって復活、ダーク・ミヤビのネットナビとなる。
ミヤビとは義兄弟の杯を交わした仲であるらしい。また、クロスフュージョンも可能になった。
漫画版
鷹岬版では裏インターネットの住民で、表のインターネットから迷い込んできた者を追い払う役目を持っていた。
描写から、オペレーターが存在しない自立型ネットナビのような立ち位置である。
あさだみほ版ではメイルのプログラム君を捜索しにネットスラムを訪れたロックマンたちを襲撃、自分たちの都合でプログラムを捨てる人間たちに使われるナビを信用していなかったが、エッグスネークとの戦いでピンチを救われたことから考えを改めた。
ネットワークの守護者であるフォルテとは親友という設定で、ネットスラムの崩壊を止めるために人柱となったフォルテがフラッシュマンによって正気を失った際には自らフォルテと対決。正気を取り戻して崩壊に呑まれたフォルテの姿を見届けた(おそらくは『1』での隠しボス繋がりであるためだと思われる)。
再びWWWの陰謀によって暴走したフォルテを助けるべく、ロックマンにムラマサブレードを貸し与えて物語から退場。これはフォルテGSとの戦いでシャドースタイルの武器として転用された。
その正体は数十年前にネットワーク防衛用に作られたナビとの事で、本家とは設定が根本から異なる。
いずれの作品でもネットワークの守護者という設定は共通しているようだ。