概要
「全員参戦」とは、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに登場する全てのファイター達が『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で全員登場することである。
2018年のE3にて新作のスマブラの発表があり、ユーザー達は一体誰が参戦し、誰がリストラされるのか、期待と不安が集まったが、ムービーの序盤に、前作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では参戦できなかったアイスクライマーとポケモントレーナーの参戦が発表された。さらにその後のムービーの中盤で、ファンの間では再登場が絶望的と思われたスネークが登場し、「全員登場」とテロップが表示され、世界中のスマブラユーザー達が歓喜を上げたのである。
また、PVをよく見ると、視聴者の興奮を誘う様々な見せ方がされている。
発表順
登場順が「↑」のファイターは、上記のファイターと同じタイミングで登場したことを示す。
太文字は『DX』『X』からの復活ファイター。
登場順 | 番号 | ファイター | 解説・備考 |
---|---|---|---|
01 | 01 | マリオ | スマブラで最初と言えばのこのファイター。 |
02 | 04 | サムス | 発表が番号順ではないことを示す。一部のキャラがリストラされるのではないかというミスリード。 |
03 | 06 | カービィ | |
04 | 14 | クッパ | |
05 | 03 | リンク | 『ブレス オブ ザ ワイルド』仕様に変更。 |
06 | 02 | ドンキーコング | |
07 | 07 | フォックス | 『スターフォックス ゼロ』のデザインに変更。 |
↑ | 20 | ファルコ | 同上。 |
08 | 21 | マルス | 再びデザインが変更。 |
09 | 17 | ゼルダ | 『神々のトライフォース』のデザインに変更。 |
↑ | 16 | シーク | 『ブレス オブ ザ ワイルド』の「忍びシリーズ」をベースとしたデザインに変更。『for』から引き続き単独で参戦。 |
10 | 45 | むらびと | |
11 | 27 | メタナイト | |
↑ | 24 | ミュウツー | Xで未参戦、forでDLC。前作DLCキャラも続投することを示す。 |
12 | 38 | ソニック | ゲスト参戦(セガ)。X以降、他社組では唯一皆勤。 |
13 | 13 | ピーチ | |
14 | 08 | ピカチュウ | |
15 | 15 | アイスクライマー | 前作で不参戦となった理由が、3DSのスペックの都合だったため、復活は有力視されていた。 |
16 | 64 | インクリング | 新規参戦ファイター。スマブラSP初公開映像で登場済みのため、このタイミングで登場。 |
17 | 11 | キャプテン・ファルコン | |
18 | 29 | ゼロスーツサムス | 『for』から引き続き単独で参戦。 |
↑ | 47 | Wii Fit トレーナー | |
19 | - | ポケモントレーナー | 『for』では変身キャラの分割化・3DSのスペックの都合で、リザードンのみの単独参戦だった。 |
├ | 33 | ゼニガメ | |
├ | 34 | フシギソウ | |
└ | 35 | リザードン | ポケモントレーナーの手持ちに戻った。 |
20 | 10 | ネス | |
↑ | 37 | リュカ | |
21 | 60 | リュウ | ゲスト参戦(カプコン)。『Ⅴ』風のデザインに変更。 |
↑ | 23 | ガノンドロフ | 『時のオカリナ』のデザインに変更。 |
22 | 32 | アイク | 『蒼炎の軌跡』版、『暁の女神』版の両方が登場。 |
23 | 61 | クラウド | ゲスト参戦(スクウェア・エニックス)。FF7コンピレーションの作品群を含む近年のFFシリーズは任天堂ハードでの展開がほとんどなく、過去の軋轢などから前回が奇跡の参戦だった為、続投は厳しいと言われていた。 |
24 | 31 | スネーク | ゲスト参戦(コナミ)。コナミと小島プロダクションをめぐる事情もあって、forでは未参戦となり、復活からは最も遠いと思われていたファイター。シャドーモセス島とおぼしき背景から光学迷彩で登場することで、下記の要素と合わせて、本発表最大のサプライズを演出する。 |
全員登場(EVERYONE IS HERE) | 最も参戦が難しかったファイターの紹介を以て、本作では過去作の全ファイターが登場することを満を持して発表する。英語では「IS HERE」の解釈に幅があるため、次以降の紹介順でこれを確実にするという演出になっている。 | ||
25 | 12 | プリン | |
↑ | 19 | ピチュー | 『DX』でピカチュウのモデルチェンジかつ意図的に弱く設定されていたことから、復活の可能性は限りなく低いとされていた。 |
26 | 25 | ロイ | |
27 | 40 | ピクミン&オリマー | 本ムービーではピクミン&アルフは映らなかったが、こちらもカラーバリエーション扱いのまま続投。 |
↑ | 36 | ディディーコング | |
28 | 41 | ルカリオ | |
29 | 21’ | ルキナ | モデルチェンジ:ここで「'」(海外ではε)という意味深な表記が登場 |
↑ | 56 | ルフレ | |
30 | 63 | ベヨネッタ | ゲスト参戦(セガ) |
31 | 50 | ゲッコウガ | |
↑ | 26 | Mr.ゲーム&ウォッチ | |
32 | 18 | ドクターマリオ | モデルチェンジ:「'」が付与されず、立ち位置がルキナ達と区別された。 |
↑ | 42 | ロボット | |
↑ | 59 | ダックハント | |
33 | 28 | ピット | |
↑ | 28’ | ブラックピット | モデルチェンジ:ルキナと同じく「'」が付与 |
34 | 54 | パルテナ | |
35 | 62 | カムイ | |
36 | 58 | クッパJr. | クッパ7人衆もカラーバリエーション扱いのまま続投。 |
37 | 43 | トゥーンリンク | |
↑ | 22 | こどもリンク | トゥーンリンクの直後に出すことで、「トゥーンリンクとこどもリンクが同一視されて事実上リストラ」という可能性を払拭。 |
38 | 39 | デデデ | |
↑ | 48 | ロゼッタ&チコ | |
39 | - | Miiファイター | |
├ | 51 | Mii 格闘タイプ | |
├ | 52 | Mii 剣術タイプ | |
└ | 53 | Mii 剣術タイプ | |
40 | 30 | ワリオ | |
↑ | 49 | リトル・マック | |
41 | 55 | パックマン | ゲスト参戦(バンダイナムコ) |
42 | 57 | シュルク | Miiverseのディレクターズルームでの桜井氏の「本来『スマブラ』に出られるキャラではなかったが、頑張って参戦させた」という発言から不安要素も懸念されていた。 |
43 | 44 | ウルフ | 「全員登場」という告知、復活が絶望視されていたキャラクター達の参戦により、復活の期待が鰻登りしていく中で満を期して登場。ウルフの参戦発表を以て『for』で不在だったキャラが全員参戦となり、視聴者は本当に歴代全てのファイターが参戦することを確信することとなった。 |
44 | 46 | ロックマン | ゲスト参戦(カプコン)。全員登場を再三強調し、先に同社のリュウを見せた上で満を持しての公表。 |
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(SUPER SMASH BROS ULTIMATE) | 正式タイトル発表 | ||
45 | 09 | ルイージ | ここまで来てリストラはあり得ないので、満を持してのオチ担当。 |
↑ | 05 | ヨッシー | この方を忘れていませんでした?(『for』で参戦発表が遅れた経緯あり) |
参戦イラスト | 全 員 参 戦 |
このように、見事な視線誘導により「全員参戦」のインパクトをこれでもかと強調し、E3 2018のハナを飾った。
公式サイトや広告等にも「全員参戦」と大きく書かれており、公式イラストには、後に参戦が発表されるファイター達も含めた全員集合のイラストが書き下ろされている。
ちなみにファイターが参戦するたびに、追加されている。
pixivでは、全ファイターが集結したイラストに対して使われているタグとなっている。
※以上、主に「ニコニコ大百科」より一部加筆して転載
YouTubeでは
よく話題に挙がるのは外国人の反応が有名(これに関しては全員参戦に限らず他のファイターの参戦動画でもよく見かける)だが、最近ではスマブラに参戦できなかったゲームキャラを始め、ネット等でネタにされている人や動画素材、果てにダークウェブのトラウマ映像だったりと所構わず『〇〇参戦!!』というスマブラお馴染みのフレーズと共に参戦動画を作っている人が多い。ただ、どの動画も全員参戦が実現した『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のものではなく、『大乱闘スマッシュブラザーズX』のメインテーマ(オープニングや「亜空の使者」などで使用されたもの)が使用されている。