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ダッシュファイター

だっしゅふぁいたー

『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』における、モデル替えキャラの総称である。
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概要

スマブラシリーズにおける、ほとんどのモーションを他のファイターから流用している、所謂「モデルチェンジ」は初代スマブラから存在していたが、最新作『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では新たな区分として「ダッシュファイター」が追加された。

これらのファイターは基本的な体術が他ファイターを基にしており、さらに攻撃力やふっとばし力・歩行/走行速度・ジャンプ力・重さなどの基礎パラメーターがオリジナルファイターに対してほぼ同じで、一部ワザのモーションやエフェクトが異なる程度の差異しかない点が共通している。
ただし、いずれのファイターもアピールや勝利ポーズ等、性能に影響しない部分は元のファイターと大きく異なる事が多い。

ダッシュファイターの番号は、それぞれ元キャラの番号に「'」(ダッシュ)が付いたものが使われている。

英語名は「Echo Fighters(エコーファイターズ)」で、代わりに「ε」(イプシロン)が付く。
ダッシュ記号(プライム)を「類似」の意味合いで使う用法は元々は数学用語からの引用であり、日本ではそれ以外の分野でもよく使われるものの、一般的ではないため改名されたと思われる。
「Echo」は通常は「こだま」「反響」という意味だが、転じて「他人の真似」「模倣者」という意味もあり、後者の意味合いでのネーミングと思われる。

ダッシュファイター一覧

このうち、ルキナとブラックピットは『for 3DS / Wii U』でもモデルチェンジファイターとして登場していた。
なお、『for 3DS / Wii U』においてモデルチェンジファイターとされていたドクターマリオは、基本性能の違いによりダッシュファイターの定義から完全に外れているため別枠のファイターという位置づけになったと推測される。

番号ダッシュオリジナル特徴
04ダークサムスサムス常時謎のエフェクトが表示され続けている。また、一部の攻撃時にアームキャノンが損壊する特殊演出がある。さらに殆どの基本モーションが独自のもので、それに伴い一部ワザのモーションも違和感がないよう変化している。特に後ろ回避に至ってはサムスより隙が少ないと優遇気味。また、多くのワザに電撃属性が付与されており、元が炎属性だったワザも殆どが電撃属性に置き換えられている。投げは発生がやや早く、ミサイルは加減速がないぶん低速になっており、ボムは浮かせ方向が真上ではなく斜めに変更されている。
13デイジーピーチピーチとは異なる独自の立ちモーションを持つ。また、攻撃のエフェクトと攻撃範囲がピーチと異なる。
21ルキナマルス先端が強いマルスとは異なり、どの部分を当てても性能が変わらない。また、ルキナの方が身長が低い他、通常必殺ワザと下必殺ワザは固有のモーションとなっている。
25クロムロイこちらも根元が強いロイとは異なり、どの部分を当てても性能が変わらなくなっている。また、逆手の剣技が順手に変更されている他、各ワザの炎属性も削除されている。さらに上スマッシュ攻撃が3Hitと前作のルキナに近い仕様になっており、上B(アイクの天空に似ているが、こちらは剣を投げずに敵を斬り上げ、そのまま飛び上がって回転叩きつけを行う)と最後の切りふだ(覚醒天空)が独自モーションのワザに変更されている。ロイをベースに(少し改変されているが)マルスの待機モーションと上スマッシュ攻撃の仕様に加え、アイクの上必殺ワザ(こちらも少し改変されている)を加えた3キャラのハイブリットファイターとなっており、ダッシュファイターの中でもかなり異質な存在と言える。
28ブラックピットピット通常必殺ワザと横必殺ワザの威力が高いパワー型。また、最後の切りふだがピットとは全く異なるものになっている。
66リヒターシモン下必殺技(聖水)のエフェクトと属性が異なる。

モデルチェンジファイター

ダッシュファイター以外にも、「モデル替え」や「モデルチェンジ」「コンパチ」と呼ばれるファイターが存在する。
これらはオリジナルファイターの骨格やモーションを流用して作られたファイターだが、運動性能・体躯・ワザの性質などで差別化が図られている。

キャラ名コンパチ元該当作備考
ルイージマリオ64『64』ではマリオと同じ性能のワザも見られたが、『DX』以降は大きく差別化され、作品を重ねるごとに独自のモーションが増加している。
ドクターマリオマリオDX、for『DX』の頃は「異ならないところが異なるところ」というコンセプトのため、パワーで勝るがコンボ性能や復帰力で劣るといった微妙な性能差であった。『for』においてはその性質をさらに発展させ、よりパワフルだが運動性能で大きく劣るという性能になった。また、技構成は『DX』のものを引き継いでおり、空中下攻撃と下必殺ワザがマリオと異なっている。『SP』では空中下攻撃がルイージとも異なる独自のワザに変更された。
ピチューピカチュウDX『DX』における「公式最弱ファイター」で、「電撃系の技を使うと自分もダメージを受ける」という特性を持つが、それ以外にも専用モーションの上スマを含む「ずつき系のワザが強い」「着地隙が極端に短い」などの個性を持つ。『SP』ではモーションに弾みが付くようになった他、「反動を受けるかわりにリーチやパワーに優れる」という新たな個性を与えられている。
ファルコフォックスDX『DX』では横に遅いぶん縦の動きに優れるフォックスと言った性能。『X』以降では多くの差別化が図られ、羽やくちばしを攻撃に使うようになった。
こどもリンクリンクDX『DX』では軽くて接近戦が苦手なぶん、蹴りワザや飛び道具を得意とする素早いリンクと言った性能。『X』からは彼のコンセプトを引き継ぎつつよりパワフルなトゥーンリンクが参戦していたが、『SP』で共演が実現。さらにコンパチ元のリンクの性能が最新作に合わせて大幅に変更されたため、事実上従来のリンクの仕様を引き継ぐ形となった。
ガノンドロフキャプテン・ファルコンDX『DX』では極端に鈍重でほぼ全てのワザで致命打を与えられるといった性能。「力のガノンドロフ、技のファルコン」とはよくいったもの。『X』以降でもファルコンと似たようなワザが大半を占めるが、横必殺ワザが差別化された他、全体的により重量感あふれるものになっている。『SP』ではスマッシュ攻撃で大剣を使うようになった。
ロイマルスDX『DX』では「未熟だが潜在力がある剣質」と言った性格付けがされており、全体的に控えめな性能だが爆発力のあるファイターとなっていた。『for』以降では成長の証なのか、高機動だが小回りの利かないといった性質となっている。また、原作通り剣を逆手と順手で持ち替えるスタイルに変化し、多くの独自モーションを得た。いくつかのワザは未だにマルスと殆ど同じモーションだが、実はよく見るとマルスより大振りな動きとなっている。

カラーバリエーションによる別ファイター

また、『for』以降ではカラーバリエーション扱いとして男女違いや別のキャラクターを再現するケースもあるが、彼らは元キャラと性能が全く同じのため『SP』でもダッシュファイターではなく、引き続きカラーバリエーション扱いでの登場となる。
カラーで男性⇔女性が切り替わるケースとしては、『for』ではむらびとWii Fitトレーナールフレカムイがおり、『SP』ではさらにピカチュウポケモントレーナーインクリングが加わった。
また、『for』ではピクミン&オリマーピクミン&アルフクッパJr.クッパ7人衆といった名前すら別のキャラクターに変化するケースもある他、名前表記こそ変わらないが『for』ではリトルマック→ワイヤー状態のAC版主人公(の再現)、『SP』ではピカチュウ→マスクド・ピカチュウなどで別バージョンの姿を再現しているものもある。
ボイスなども変化することが多い他、『SP』でのポケモントレーナーやインクリングなどは一部のモーション自体も変わっている。とはいえ、性能に全く影響を及ぼさない程度の違いであれば、モーションが異なっていてもカラーバリエーション扱いとなる模様。

実はこれらの原点は、初代や『DX』におけるピーチの色違いでのデイジーの髪型や服装再現なのだが、『X』以降は単なる色違いに留まり、『SP』でデイジーがダッシュキャラクターとして独立した経緯がある。

余談

実は初代スマブラに登場する隠しファイターは全て、基本キャラの骨格を使用して作成されたファイターだったりする。
プリンカービィの、キャプテン・ファルコンはサムスの、ネスはマリオの骨格を流用して作られているのである。
ただしキャプテン・ファルコンとネスに関してはモーションにおいてあまり流用はなく(少しだけ流用はしている)、プリンも前述の2キャラほどではないが、新規モーションは多めである。
あくまで流用されているのは骨格(と一部のモーション)だけである点に注意されたい。また、『DX』以降では3人とも固有の骨格で作られており、モーションの流用もほぼ見られなくなっている。

シリーズ中では『X』のみ『モデルチェンジファイター』が存在しない。
リュカトゥーンリンクウルフは必殺ワザの構成からモデルチェンジと勘違いされる事もあるが、実際は性能からモーションまで完全に元のファイターと異なっている。

特にウルフはフォックス・ファルコの技術を活用して短期間で作成できたために急遽参戦が決まったということは語られているものの、最後の切りふだを除き共通のワザは一切ない(しかし短期間で作成のせいか当時のXは一部からコンパチと言われていた)。さらに、『SP』で本格的に参戦という形になったことでモーションが一新されており、完全に一ファイターとして独立している。
トゥーンリンクはワザ構成は似通っているものの、モデルや骨格全てにおいて流用が効く範囲ではなく、蹴り攻撃は一切無い。リンクを参考にして1からモーションを書き下ろしている。
また、リュカに関してはモデルの大半をネスから流用したファイターではあるものの、主にPSIを使った攻撃が多数。ワザモーションにおいては一切流用が見られない。基本モーションにおいてもその殆どは新規モーションである(一応基本モーションにおいてはほんのごく一部のみ流用されている)。
なお、開発者によると彼はもともとネスのほぼ全てを流用して作られたファイターであったが、デザイナーの努力によってモーションが一新されたことが語られている。そういう意味で彼は64時代の『モデル替え』に近い立ち位置であると言える。
ただし、『for』で追加された限定的な場面で発生する特殊な基本モーションに関しては、ネスからの流用が多くなっている。また、切りふだ発動時のモーションなど、一部のモーションがネスからの流用に変更されている。

関連リンク

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