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ダッシュファイター

だっしゅふぁいたー

『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』におけるファイターの区分。従来の「モデル替えキャラ」「モデルチェンジファイター」とは少々意味合いが異なる。
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概要

スマブラシリーズにおける、ほとんどのモーションを他のファイターから流用している「モデル替えキャラ」「モデルチェンジファイター」は初代スマブラから存在していたが、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではこれとは別にダッシュファイター」という区分が加わった。

これらのファイターは基本的な体術が他ファイターを基にしており、さらに攻撃力やふっとばし力・歩行/走行速度・ジャンプ力・重さなどの基礎パラメーターがオリジナルファイターに対して“ほぼ”同じである点が共通している。
なお、いずれのファイターもアピールや勝利ポーズ等、性能に影響しない部分は元のファイターと大きく異なる事が多い。

ダッシュファイターの番号は、それぞれ元キャラの番号に「'」(ダッシュ)が付いたものが使われている。

英語名は「Echo Fighters(エコーファイターズ)」で、代わりに「ε」(イプシロン)が付く。
ダッシュ記号(プライム)を「類似」の意味合いで使う用法は元々は数学用語からの引用であり、日本ではそれ以外の分野でもよく使われるものの、一般的ではないため改名されたと思われる。
「Echo」は通常は「こだま」「反響」という意味だが、転じて「他人の真似」「模倣者」という意味もあり、後者の意味合いでのネーミングと思われる。

リヒターの「勝ちあがり乱闘」(過去作のシンプルに当たるモードで、キャラごとにタイトルや対戦相手が設定されている)では、自身を除いたダッシュファイター6体と、番号の小さい順に戦うことになる。

ダッシュファイター一覧

このうち、ルキナとブラックピットは『スマブラfor』でもモデルチェンジとして登場していた。

番号ダッシュオリジナル特徴
04ダークサムスサムス
  • モーションや演出面の変更が最も多いダッシュファイター。
  • 姿勢の変更により、低打点の攻撃に対して強い。密着状態でも喰らわない攻撃すらある。
  • ふりむきの速度が全ファイター中もっとも早い。
    • そのため引き空前・反転空後・ステステの距離が激減している。
    • また、その埋め合わせのためか振り向きから走行への移行が若干遅く、隙がある。
    • 一方でふりむきから走行へ移行した場合、少しだけ早く移動できる。
  • ジャンプのぼりのモーションが異なり、ガケ上がりを狩られにくい。
  • 横緊急回避の隙が小さい。
  • シールドが小さく、発生位置も高い。そのため、ガード漏れを引き起こしやすい。
  • 下強・横スマ(先端)・上スマ・空前の属性が火炎から電撃に変更。
    • ふっとび硬直が長く、コンボに使いやすい。
  • DAの動きが小さく見切られにくいが、移動距離が短い。
    • また、終わり際に謎の慣性がかからなくなっており、少しだけコンボが繋ぎやすい。
  • 横スマのリーチが短い。
  • 上スマの打点が低く、背の低いファイターを攻撃しやすい。
    • また、胴体部分の攻撃判定の位置が高く、途中で相手をこぼしにくくなっている。
  • NBの打点が低く、低姿勢の相手を攻撃しやすい。崖つかまり中の相手にも強い。
  • 横Bの発射位置が遠く、着弾が少し早め。
  • 最後の切りふだのヒット数が増えやすいほか、後ろからも巻き込めるよう強化されている。
13デイジーピーチ
  • ワザの性能がオリジナルと全く変わらない唯一のダッシュファイター。
  • 複数のモーションが差し替え。これらは喰らい判定が縦に短く横に広い傾向。
  • ハートのエフェクトが花(雛菊)に変更。
  • 道具を使うワザの一部は見た目が異なるものに変更されている。
  • 横Bの声の出始めが小声で聞き取られづらい。
21ルキナマルス
  • その場緊急回避がマルスより滑りやすい。
  • 先端が強いマルスと異なり、どの部分を当てても性能が変わらない。
  • 全体的にマルスの強い部分をマイルドにし、弱い部分を強化した調整。
    • マルスと比べるとDA・下強・横スマ・空後が強く、弱・横強・空前・空下・下Bで劣る。
  • 空上のベクトルが変更。
  • NBと下Bのモーションが変更。
    • NBは頭部ヒットが狙いやすいが、下Bはリーチがかなり短い。
  • 前作にあった体格と剣の長さ、一部ワザがよく滑るなどの差は今作でなくなった。
25クロムロイ
  • 根元が強いロイと異なり、どの部分を当てても性能が変わらない。
  • 逆手の剣技が順手に変更され、各ワザの火炎属性が削除。
    • この変更により一部ワザのリーチが延長されている。
  • 地上ワザの殆どと空後が強く、空中ワザや横Bが弱めの調整。
  • 弱のふっとばしが強く、コンボ性能が低い。
  • 上スマのヒットストップが短く、ベクトル変更の影響を受けにくい。
  • 空Nが体重依存で、重量級をふっとばしにくい。
  • 空前は相手のダメージ次第でベクトルが変わる。
  • 上必殺ワザと最後の切りふだが別のワザに差し替え。
    • 上必殺ワザの変更により、復帰力が全ファイターでも最弱を争えるほど弱くなっている。
28ブラックピットピット
  • 通常必殺ワザと横必殺ワザの性質が異なる。
    • 弓はほとんど曲がらない分、他の全てにおいてピットに勝っている。
    • ベクトルが横でヒットストップも長いため、当てた時のリターンや早期撃墜性能が大きい。
    • 横Bはベクトルが異なる。硬直がわずかに長く、相手を押し返せるため、空中版による復帰やライン回復が行いやすい。
  • 最後の切りふだが別のワザに差し替え。
  • 前作にあった通常ワザの差は今作でなくなった。
60ケンリュウ
  • ワザの変更が最も多いダッシュファイター。
  • 地上スピードがやや速い。
  • 弱攻撃(弱)の範囲が横に広く、縦に狭い。
  • 横強攻撃(弱)はリュウより当てた際の硬直が長いものの、わずかにキャンセルが出しにくい。
  • 弱攻撃(強)が「ねりちゃぎ」、横強攻撃(強)が「正拳突き」、横スマッシュ攻撃が「一文字蹴り」、通常空中攻撃が「ひざ落とし」、上空中攻撃が「前蹴り」、後ろ投げが「地獄車」にそれぞれ差し替え。
    • 全体的に低火力だが、コンボ性能に優れている。
  • コマンド専用ワザに 「大外回し蹴り」、「鉈落とし蹴り」、「稲妻かかと割り」が追加。
  • NBはリュウより威力が低く、最高速と最低速の差が小さいため緩急がつけにくい。また、「灼熱波動拳」は使用できない。
  • 横Bは移動距離・ふっとばし力で劣る代わりに多段ヒット。隙も小さい。
  • 上Bは中・強入力で多段ヒット化。空中で当てた時のふっとばし力が高く、撃墜だけでなく対空にも使える。
  • 下Bのモーションが異なり、リーチが若干短い。ふっとばしにも違いがある。
  • わかりやすく言ってしまえば波動・単発のリュウ、昇龍・コンボのケンと言った感じに差別化されている。
66リヒターシモン
  • 立ちモーションが異なり、喰らい判定が縦に短く横に広い。
  • 下必殺ワザ(聖水)が波導属性に変更。
    • リンク系の爆弾や赤ピクミン、アイテムや一部のスピリットなどに変更の影響がある。

モデルチェンジファイター(モデル替えキャラクター)

他にもオリジナルファイターの骨格やモーションを流用して作られたファイターは多いが、これらは運動性能・体躯・ワザの性質などで差別化が図られている。

ちなみに『X』ではモデル替えキャラが一時的に撤廃されたため、モデル替えの多かった『DX』からリストラされてしまったターも多い。

モデルチェンジ元ファイター備考
09.ルイージ01.マリオ『64』のみ骨格と多くのモーションを流用。作品を重ねるたびに固有のモーションが増えている
18.ドクターマリオ01.マリオ全登場作品で骨格と多くのモーションを流用。『for』以降では性能面で大きく差別化されている
19.ピチュー08.ピカチュウ『DX』のみ骨格と多くのモーションを流用。『SP』ではワザの構成はほぼ同じだが、骨格やモーションは全く異なる
20.ファルコ07.フォックス『DX』では骨格と多くのモーションを流用。作品を重ねるたびに固有のモーションが増えている
22.こどもリンク03.リンク『DX』のみ骨格と多くのモーションを流用
23.ガノンドロフ11.キャプテン・ファルコン『DX』のみ骨格と多くのモーションを流用
25.ロイ21.マルス『DX』のみ骨格と多くのモーションを流用、『for』以降では骨格と一部のモーションを流用
80.ヒカリ79.ホムラ同じ通常ワザを持つ2人を切り替えながら戦う、特殊なモデルチェンジファイター(≠ダッシュファイター)

ちなみに『64』ではプリンカービィ)、『X』以降ではリュカネス)、トゥーンリンク(リンク)、ウルフ(フォックス)、しずえむらびと)もこれに近い要素を持っている(リュカとウルフ、『64』のプリンは骨格や一部モーションを流用、トゥーンリンクとしずえはワザの構成に共通性が多い)。実際に『X』のリュカとウルフはそれぞれネス、フォックスをベースとして制作が進められたことが語られている。

カラーバリエーションによる別ファイター

『for』以降ではカラーバリエーション扱いとして男女違いや別のキャラクターを再現するケースもある。
カラーで男性⇔女性が切り替わるケースとしては、『for』ではむらびとWiiFitトレーナールフレカムイがおり、『SP』ではさらにピカチュウピチューポケモントレーナーインクリングベレト/ベレスが加わっている。
中でもインクリングとポケモントレーナーは男女で異なる勝利モーションを持つ珍しいファイター。
他にも、ピクミン&オリマーピクミン&アルフクッパJr.コクッパスティーブアレックス/ゾンビ/エンダーマンといった名前すら別のキャラクターに変化するケースもある他、名前表記こそ変わらないがリトルマック→ワイヤー状態のAC版主人公の再現、『SP』ではピカチュウ→マスクド・ピカチュウ勇者()→も選べるなど、別バージョンの姿を再現しているものもある。

実はこれらの原点は、『DX』におけるピーチの色替えでのデイジーの冠や服装の再現なのだが、『X』や『for』では単なる色違いに留まり、『SP』でデイジーがダッシュファイターとして独立した経緯がある。

なお、WiiFitトレーナー、ルフレ、ベレト/ベレスはカラーを変えることで攻撃判定や喰らい判定がわずかに変化する。特に男ルフレはつかみ判定が縦に狭くなってしまうのが痛い。

余談

実は初代スマブラに登場する隠しファイターは全て、基本キャラの骨格を使用して作成されたファイターだったりする。
キャプテン・ファルコンはサムスの、ネスはルイージと同じくマリオの骨格を流用して作られていた。

一見無関係に見えるファイターでも、アイテム関連などの一部の基礎モーションを中心に流用されているケースは多い。
例を挙げると、クラウドカムイアイクを、ベヨネッタゼロスーツサムスを、勇者はリンクをベースとして開発されている。特に勇者の通常ワザは歴代剣士勇者の集大成ともいえる構成になっている。
モーションの流用が無いファイターに関しても、クッパJr.パックンフラワーといった感じに、別のファイターをベースとした者も存在する。

「灯火の星」では、ダッシュファイターの元となったファイターは光の世界または最終決戦のキーラサイド(最終決戦ではロイ)で、ダッシュファイターは闇の世界または最終決戦のダーズサイド(最終決戦ではダークサムス)で例外なく救出できるようになっている。

『DX』のモデル替えキャラはベースとなったファイターの隣、『for』のモデルチェンジファイターは非DLCの任天堂キャラとゲストキャラ(『for 3DS』ではシュルク)の間に配置され区別されていた。

関連イラスト

ルキナの頼み事
ピーチとデイジー



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スマブラ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL コンパチ
ダークサムス デイジー ルキナ クロム ブラックピット ケン リヒター

ルイージ ドクターマリオ…初参戦時はダッシュファイターに相当する性能だったキャラ

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