概要
初登場は『大乱闘スマッシュブラザーズX』。
対戦中、時々出てくるスマッシュボールを取得することで発動できる、大ダメージを与えるか大きく吹っ飛ばすかして一気に場外やバースト(撃墜)を狙うワザ。格闘ゲームなどにおける超必殺技などに似たシステムである。
このシステムは初代こと『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』の段階で既に原案が存在しており、発動時のボイスの中には、初代制作の時点で既に録音されていたものもあるという。明言されたのは現状キャプテン・ファルコンのみ。
しばしば間違われることが多いが、「切りふだ」である(漢字表記の「切り札」ではない)。
詳細な仕様
出現したスマッシュボールを攻撃して壊す(すぐ取れるわけではない)、もしくは後述のゲージを貯めきることで、発動可能なキャラの周りと目がオーラをまとって輝く。
この状態で必殺ワザボタンを押すと、最後の切りふだが発動する。決まれば相手に大ダメージもしくは大きなふっ飛ばしを与えることができる。キャラクターにもよるが、文字通り対戦相手を一撃で画面外にふっとばすほど強力なものが多い。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』(以下『SP』)では新たに「チャージ切りふだ」というシステムが登場。スマッシュボールを取れなくても、戦いの中でゲージを溜めると威力が下がるが切りふだが発動できる。また、発動時にカットインが出現するようになった。
スマッシュボールは当初は他のアイテム同様普通に取得できる仕様だったらしく、初期のPVでその名残が見られる。
一覧
原作で使用していたワザをそのまま使用するキャラもいるが、大乱闘スマッシュブラザーズ用のオリジナルワザも多い。これらのオリジナルワザの中で、原典でも(少なくとも設定上)習得しているワザがどれほどあるのかは不明であるが、ある程度原作で使っているワザやキャラそのものの設定・特徴などを意識してつくられたワザであることが多い。また、スマブラオリジナルの最後の切りふだが原作に逆輸入されるなんて事も。
略称については、
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』⇒(X)
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』⇒(for)
- 『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』⇒(SP)
のような形で区別する。
01~12
01.マリオ |
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マリオファイナル |
螺旋を描いて飛ぶ巨大な2つの火炎球を放ち、相手にダメージを与えつつ場外へと押しやる。原作で使っていた「ファイアボール」の超強化バージョン。直接的な元ネタではないが、製作者より『スーパーマリオRPG』における「ウルトラファイア」に通ずるワザと紹介されている。 |
02.ドンキーコング |
タルコンガビート(X・for) |
巨大なタルコンガを取り出して演奏し、音圧で相手にダメージを与える。リズムよくボタン入力で威力・射程が強化。『for』では頭上に音符が表示されるようになり、ボタン入力のタイミングが分かり易くなった。元ネタは『ドンキーコンガ』。 |
ジャングルラッシュ(SP) |
最初のパンチがヒットすると、コンガの音とともに連続パンチで攻撃し、アッパーでふっとばす。『ドンキーコングジャングルビート』を意識したワザ。 |
03.リンク |
トライフォースラッシュ(X・for) |
トライフォースで相手を拘束し、一気に距離を詰めて滅多切りにした後勢いよくふっとばす。最初のトライフォースが当たらないと発動しないが、前方向にそれなりに長い射程がある。トライフォースの演出と剣で滅多斬りにする様子が原作を思い起こさせる。 |
古代兵装の弓矢(SP) |
古代兵装・弓と古代兵装・矢を併用して相手を射抜く。相手1人にヒットすると爆発し、周囲の相手を巻き込む。 |
04.サムス |
ゼロレーザー |
極太のレーザーをぶっ放し、フィニッシュで一気にステージ外へぶっ飛ばす。『X』のみ、使用後は装甲が外れゼロスーツサムスにチェンジする。 |
04’.ダークサムス |
フェイゾンレーザー |
サムスのゼロレーザーと似た性能。動きが若干異なるほか、実はゼロレーザーよりもちょっぴり強い。 |
05.ヨッシー |
スーパードラゴン(X・for) |
一定時間背中に巨大な翼を出現させ、飛翔状態になる。飛翔中は火球や火炎を吐いて相手を攻撃する他、接触でもダメージを与えられる。元ネタは『スーパーマリオワールド』における赤い甲羅や青い甲羅を口に含んだ時のパワーアップ、および赤ヨッシーと青ヨッシーの特殊能力。 |
あつまれヨッシー(SP) |
突進して頭からカチ上げた相手を荒野に引きずり込み、大量のヨッシーの大行進でふっとばす。『DX』のOPのワンシーンを再現したもので、攻撃方法は『ペーパーマリオRPG』の仲間・チビヨッシーの技である「たいぐんヨッシー」に似ている。 |
06.カービィ |
コック(X) |
ほぼ全画面の相手やアイテム、飛び道具を鍋に吸い込み、煮込んだ後で上方向へ打ち出す。使用後、鍋からは食べ物などのアイテムも幾つか出てくる。元ネタは原作でのコピー能力の一つ「コック」。『SP』では同様の効果を持つ「コックカワサキ」がアシストフィギュアで登場する。 |
ウルトラソード(for・SP) |
巨大な剣ウルトラソードで相手をメッタ斬りにする。元ネタは『星のカービィWii』に登場したスーパー能力「ウルトラソード」のラスボス戦での滅多斬り演出。 |
07.フォックス |
ランドマスター(X・for) |
一定時間、戦車ランドマスターに搭乗する。デザインは『スターフォックスアサルト』をベースに『スターフォックス64』のようなキャタピラを付け加えたオリジナルのもの。 |
チームスターフォックス(SP) |
スターフォックスの面々がアーウィンを駆り、光線砲による攻撃を仕掛ける。フォックスの場合は綺麗な編隊飛行で突撃する。使用中はダメージ表示が消え、専用の字幕が流れる。ウルフにヒットさせるとセリフが変わる。 |
08.ピカチュウ |
ボルテッカー |
体を巨大な雷球に包み込む。『X』『for』ではフィールド中を縦横無尽に動き回って相手にダメージを与える。コントロールしにくい(『for』ではマーカーが追加)が攻撃範囲は大きめ。『SP』では敵に突進し、球電状態で飛び回った後に強烈な放電でふっとばす。元ネタは原作でのピカチュウ一族専用わざと、ポケモンを制作したゲームフリークがかつてメガドライブ向けに作った「パルスマン」から。 |
09.ルイージ |
ネガティブゾーン(X) |
その場で奇妙な踊りと共に特殊な空間を作り出す。範囲内はネガ反転し、ステータスに異常を起こす。ルイージの持っている永遠の二番手などのネガティブなイメージがワザになったものだと思われる。 |
オバキューム(for・SP) |
オバキュームを取り出して自分の周りにいるアイテムと相手を吸いこみ、相手はダメージを与えたうえで放り飛ばしてしまう。ルイージが主役を務める『ルイージマンション』の要素が満を持して登場。 |
10.ネス |
PKスターストーム |
巨大な流星を降り注がせて相手にダメージを与える。『X』では一個一個の流星が独立している代わりに、一撃の威力が高い。『for』では性質が大きく変わり、ルカリオの「はどうのあらし」と同様の角度操作可能なビームを放つ。『SP』では両者を統合したような性能となり、さらにポーラとプーが登場する。 |
11.キャプテン・ファルコン |
ブルーファルコン |
愛機ブルーファルコンを横断させ、命中した相手をF-ZEROコースに引きずり込みブルーファルコンでふっとばす。…こう書くとカッコいいが、やってること自体は立派な轢き逃げである。元ネタはそのまま原作でのレース。『for』ではレース開始時のSEが、『SP』では隼の演出が追加された。 |
12.プリン |
おおきくなる |
「終点」ステージをまるまる覆うほどに体を膨らませる。『X』『for』では相手を味方諸共押し出すが、『SP』では一瞬だけさらに巨大化して純粋にふっとばすワザに変更され、味方にも当たらなくなった。プリンの「ふうせんポケモン」という設定を元にしたオリジナルワザだが、後に本家にも似たようなシステムが実装される事になる。 |
13~26
13.ピーチ |
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ピーチブラッサム |
ピーチのイラストが現れる演出と共にその場でダンスを踊り、地上の相手を眠らせる。さらに食べてダメージを回復するモモがいくつも出現するので、回復か眠っている相手を攻撃するかで戦術が大きく変わる切りふだ。『for』からは桃の数が3個へ激減したが回復量は増えた。元ネタはピーチの優雅さと名前「ピーチ=桃」からだろう。また体力を回復させるというコンセプトも『スーパーマリオRPG』のスペシャルわざと同じ。 |
13’.デイジー |
デイジーブラッサム |
ピーチと性能は全く同じ。なお、デイジーの場合は回復アイテムがヒナギクに変わるほか、演出の数が1種類少ない。 |
14.クッパ |
ギガクッパ変身(X・for) |
一定時間、巨大な怪獣のような「ギガクッパ」に変身する。変身中はスーパーアーマー状態で、ワザに様々な属性がつき威力も向上する。『for』ではワザ構成が『X』のものに戻る。この「ギガクッパ」は『DX』の隠しボスが元ネタ。 |
ギガクッパパンチ(SP) |
ギガクッパに変身し、画面奥からのストレートパンチで相手をふっとばす。ダメージ60%以上なら画面手前に吹き飛ばし即撃墜できる。『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』を思わせるワザ。決め技のパンチ自体は『マリオ&ルイージRPG3!!!』のラストバトルでも使用されている。 |
15.アイスクライマー |
アイスバーグ |
巨大な氷山を出現させ、相手に連続してダメージを与える(たまに凍らせることもある)。氷山は画面中央からステージを貫通してせり上がってくるため、地形を完全に変化させる。『SP』では発動したプレイヤーがコンドルに掴まることができるようになった。元ネタはゲームそのものの象徴である「氷山」から。 |
16.シーク |
光の弓矢(X・for) |
巨大な弓を出現させ、光の矢で一直線上にいる相手を射貫く。シークの場合は真横に吹っ飛ばす。元ネタはそのまま原作の「光の弓矢」。 |
宵闇乱舞(SP) |
短刀で斬りつけた相手の動きを封じ、縦横無尽に連続斬りを繰り出す。発動の際、シーカー族のマークが登場し、画面が白黒になる。 |
17.ゼルダ |
光の弓矢(X・for) |
シークと同じワザ。ゼルダは斜め上方向にふっとばす。元ネタはシークと同じ。 |
知恵のトライフォース(SP) |
トライフォースの1つ「知恵のトライフォース」に敵を封印し、画面外へ消し飛ばす。また、ダメージが100%を超えた相手なら即撃墜できる。演出は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』で厄災ガノンを封印する時に似ている。なお「トライフォースに対象を吸い込む」というのは小説『暗黒トライフォース伝承』で描写されている。この作品では邪のトライフォースにリンクを吸い込んで封印している。 |
18.ドクターマリオ |
ドクターファイナル |
2つの巨大カプセルを前方に打ち出す。『for』では見た目を除いて「マリオファイナル」とほぼ同じ性能だったが、『SP』では判定拡大とダメージ量強化と性能が大幅に差別化された。 |
19.ピチュー |
ボルテッカー |
『SP』のピカチュウと同じワザ。ピチューのものはピカチュウよりもわずかに攻撃力が高いが、それ以上に反動ダメージが多い。被ダメ自体は原作と同じ仕様。 |
20.ファルコ |
ランドマスター(X・for) |
『X』『for』のフォックスと同じワザ。フォックスは地上機動力・砲撃の威力・稼働時間に、ファルコは空中機動力に優れる。 |
チームスターフォックス(SP) |
こちらも『SP』のフォックスと同じワザ。ファルコは各機が入り乱れた攻撃で上にふっとばす。単体に当てた時と複数に当てた時とで、セリフが異なる。 |
21.マルス |
必殺の一撃 |
剣を構えた後、前方に突進して60%もの大ダメージを与えると同時に一撃場外級のふっとばし。突進中に再び攻撃ボタンでブレーキし、その場で攻撃することが可能。突進距離が長いため、空中・地続きで空振りするとそのまま自滅してしまうことも。元ネタは原作でレイピアを装備して「必殺の一撃」を出す時のモーションで、演出として登場するHPゲージも原作ネタ。 |
21’.ルキナ |
必殺の一撃 |
マルスと全く同じ。剣先判定も特に影響しない。 |
22.こどもリンク |
トライフォースラッシュ |
トゥーンリンクや『X』『for』のリンクと同じワザ。こどもリンクのみラッシュ時はシールドバッシュや蹴り攻撃を含めたモーションと最後の一撃が異なる(他2人は両手での突き)。リーチはトゥーンリンクと同程度で、ふっとばす角度は少々浅め。 |
23.ガノンドロフ |
魔獣ガノン(X・for) |
魔獣へと姿を変え、相手へ必殺の猛突進を見舞う。変身から突進までに若干のラグがある為、機動力のあるキャラなら見てから避けることも可能だが、発動時にガノンの目の前にいると埋められ、突進まで繋がる。終了すると発動地点に戻るためマルスのような自滅の心配はない。元ネタはそのまま魔獣状態のガノンドロフ。 |
魔王ガノン(SP) |
変身と同時に両手の大剣を勢いよく振りかぶり、相手をひるませてから猛突進する。魔獣と違い、ガノンの目の前にいても相手を埋められなくなり、繋がらなくなった。ガノンドロフと同じく『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のデザインとなり、ワザ名も変更された。 |
24.ミュウツー |
サイコブレイク |
メガミュウツーYにメガシンカし、直線に貫通する巨大な弾を放ち、ヒットした相手の動きを封じる。動きを封じられた相手は強い衝撃を頭部に加えられ、大ダメージと共にふっとばされる。元ネタは原作におけるミュウツー専用わざ。 |
25.ロイ |
必殺の一撃 |
炎を纏った封印の剣を自身の周りにぐるっと一回転させて構え、そこから一撃を食らわせる。マルス、ルキナと違って一撃で倒せる威力はないが構えで回している剣にも攻撃判定があり、接触した相手はその後の必殺の一撃が強制的にヒットする。HPゲージ演出もマルスやルキナと同様に存在。元ネタは原作で「封印の剣」を装備した時のアニメーション。 |
25’.クロム |
覚醒天空 |
前方一直線に突撃し、相手に当たったら斬り上げで捕捉、バックステップから必殺の斬撃を繰り出す。元ネタは原作における「天空」の攻撃モーション。 |
26.Mr.ゲーム&ウォッチ |
オクトパス |
巨大なタコに変身して相手を攻撃する。『X』『for』では攻撃ボタンで触手を伸ばす変身方式だったが、『SP』では触手で捕らえた敵を画面外へ連行する方式になり、蓄積ダメージが高ければ外すことが出来ない。元ネタは『ゲーム&ウオッチ』のゲームの一つ『オクトパス』から。同じゲームを元ネタとしたものに上スマッシュワザ「オクトパスヘッドバット」がある。 |
27~44
27.メタナイト |
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ギャラクシアダークネス(X・for) |
相手をマントで覆うと、フィールド全体が闇に包まれ、相手を一閃する。一人でもヒットすれば、ヒットしなかったプレイヤー(『X』のみ味方を含む)もまとめて全員攻撃してしまう全画面ワザ。ワザ名の「ギャラクシア」はメタナイトの持つ宝剣の名前から。後に『星のカービィ ロボボプラネット』の「メタナイトでゴーリターンズ」で逆輸入された。 |
ダークネスイリュージョン(SP) |
翼を4枚に増やし、敵を打ち上げた後に上空で連続攻撃を行う。『星のカービィ スターアライズ』の「アッパーキャリバー」に似たワザ。 |
28.ピット |
パルテナ親衛隊(X) |
親衛隊の天使達を召喚し、相手に突撃させる。天使達は相手にぶつかると落ちていってしまうが、追尾性能がかなり高く、回避は困難。元ネタは原作に登場したパルテナ親衛隊のイカロスたち。ピットは彼らを率いる親衛隊長である。 |
三種の神器(for) |
多彩な遠距離攻撃を次々に繰り出し、最後は画面をランダムに縦断する衛星砲でフィニッシュ。元ネタは『新・光神話パルテナの鏡』で使った「三種の神器」から。 |
光の戦車(SP) |
光の戦車に搭乗し、照準で狙った相手を勢いよく撥ね飛ばす。システム的にはドラグーンに近い。元ネタは『新・光神話 パルテナの鏡』にて、バリアに張られたエンジェランドに突入する際に乗り込むシーン。 |
28’.ブラックピット |
ブラピの狙杖 |
ブラックピットの狙杖を取り出して一直線に射撃し、まとめてふっとばす。ゼルダの「光の弓矢」とほぼ同じ性能だが、打点が高い。元ネタは原作でブラックピットが使っていた専用武器「ブラピの狙杖」から。 |
29.ゼロスーツサムス |
パワードスーツ装着(X) |
スーツを装着した状態に戻る。その際に周囲にいる相手を引き寄せ、ふっとばす。同作のサムスの「ゼロレーザー」と同様、使用すると別キャラに変化する特殊な切りふだ。 |
スターシップ(for) |
スターシップに乗り込み、画面外から相手を狙い撃ちする。スネークの「グレネードランチャー」と似ており、こちらは着弾の早いレーザーを放つ。 |
ゼロレーザー(SP) |
パワードスーツを装着し、画面奥に呼び出したスターシップの上からレーザーを撃つ。レーザーの角度は照準で変えられる。 |
30.ワリオ |
ワリオマン |
ニンニクを食べてワリオマンに変身する。『X』『for』では変身方式で、挙動が大袈裟なものになり、攻撃力・機動力も強化され無敵状態になる。『SP』では突進して上空に打ち上げた相手をボコボコにし、最後にオナラで止めを刺す攻撃となった。元ネタは『まわるメイドインワリオ』から登場しているワリオの変身姿。 |
31.スネーク |
グレネードランチャー(X) |
ステージ上から飛び去り、ヘリコプターにぶら下がりながら画面手前からグレネードランチャーで相手を狙撃する。6発撃つとリロードを行い、最大12発まで発射可能。制限時間を過ぎるか、全弾撃ち切ると撤収する。 |
援護射撃(SP) |
発煙筒を投げ、援護射撃要請の無線を行う。カーソルを合わせて敵をロックオンし、追尾ミサイル5発を連射する。無線で援護を要請すること自体は『メタルギアソリッド2』や『メタルギアソリッド3』、『メタルギアソリッドⅤ』でも可能である。 |
32.アイク |
大天空 |
燃える剣で相手を打ち上げ、滅多切りにした後で地面に叩き付けふっとばす。『for』からは炎が蒼炎に変わったほか、『SP』では演出が強化され、最後に叩き付ける直前に蒼炎で作られたXのような文字が浮かぶ。スマブラでも使う「天空」を元ネタとしたアレンジ奥義。 |
33/34/35.ポケモントレーナー |
さんみいったい(X・SP) |
ゼニガメのハイドロポンプ、フシギソウのソーラービーム、リザードンのだいもんじの合体ワザを放つ。ワザを繰り出す前後、画面下に「こうかは ばつぐんだ!」などのメッセージウィンドウが表示されるなど、元ネタである原作ゲームを意識した演出が入る。メッセージウインドウは発売時の最新作に準拠。 |
35.リザードン |
メガシンカ(for) |
メガリザードンXにメガシンカして飛行しながら、突進攻撃のドラゴンダイブや、連続ヒットする炎弾だいもんじを繰り出す。ヨッシーの「スーパードラゴン」とは違いスーパーアーマーで、ダメージを受けると効果時間が削られる。『ポケットモンスター X・Y』の新要素が元ネタ。 |
36.ディディーコング |
バレルジェットパニック(X・for) |
背中のバレルジェットで飛行しながら、両手のピーナッツポップガンで敵を撃つ。飛行している本体にもダメージ判定がある。切りふだ終了時に背中のバレルジェットが爆発するため、タイミングを合わせて相手に当てられれば大きなふっとびが期待できる。 |
ハイパーバレルジェット(SP) |
画面全体を高速で飛び回る。攻撃範囲が非常に広く、回避は困難。最後は一番多くのダメージを与えた相手に突撃し、さらに外れたバレルジェットが地形を貫通して飛んでいく。 |
37.リュカ |
PKスターストーム |
『X』『SP』ではネスとは逆に一点に集束させるように降らす代わりに、一撃の威力が低く設定されている。流星群の数にも差があり、『X』ではリュカ、『SP』ではネスの方が多い。また、『SP』ではクマトラとボニーが登場する。『for』ではネスと全く同じ性能。 |
38.ソニック |
スーパーソニック |
7つのカオスエメラルドの力でスーパーソニックに変身。『X』『for』では飛翔しながら縦横無尽に画面を飛び回って体当たりで敵を攻撃する。恐ろしくスピードが強化されているため、慣れていないと非常に操作が難しい。『SP』では画面を超高速で上下で高度を変えながら左右に往復しつつ突撃を仕掛ける。元となる変身要素は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』から登場している。 |
39.デデデ |
ワドルディ軍団(X) |
踊りと共に全画面に大量のワドルディを呼び寄せて相手をふっとばす。召喚されたワドルディたちはステージを歩き回ったり飛び跳ねたりする。中にはワドルドゥやゴルドーも混じっており、特にゴルドーは当たると大ダメージを受ける。原作でもワドルディ等を家来としているのが元ネタだと思われる。 |
デデバースト(for) |
相手を吸い込んで引き寄せた後、炎を纏ったハンマーで連続攻撃を仕掛け、最後はハンマーから飛び出した爆弾でフィニッシュ。『X』同様にハンマーには様々なギミックが詰まっており、このワザもその内の1つである。 |
デデラッシュ(SP) |
相手を金網に叩きつけた後、マスクドデデデになってミサイルを連射し、ジェットハンマーによる高速回転からの一撃でふっとばす。 |
40.ピクミン&オリマー(ピクミン&アルフ) |
一日の終わり |
ドルフィン初号機に乗って上空に退避。画面からフェードアウトしたステージ上には無数の原住生物が出現し、他プレイヤーに強制的にダメージを与え、最後に墜落したドルフィン初号機が大爆発しふっとばす。原作での「夜は原生生物が活発になるため上空に避難する」という設定が元ネタ。 |
41.ルカリオ |
はどうのあらし(X・SP) |
ステージ中央の上空に飛び上がったあと、下に向けて極太の波導レーザーをぶっ放す。発射中はスティックを左右に倒すことで角度調整も可能。『SP』では発動時にメガルカリオにメガシンカするようになった。 |
メガシンカ(for) |
「波導最大!」の掛け声とともにメガルカリオにメガシンカし、その間蓄積ダメージに関係なく最大の波導効果で戦える。リザードンと同様にスーパーアーマーで、ダメージを受けると効果時間が削られる。 |
42.ロボット |
拡散ロボビーム(X) |
15秒間無敵状態になり、目から短射程のレーザーを放ち続ける。数秒に一度、大ふっ飛ばしのビームを放つ。機動力は変わらない為、動きが素早い相手には当たりにくいのが難点。 |
スーパー拡散ロボビーム(for) |
上半身を砲台のような形に変形させ、前方に3方向に分散する巨大ビームを発射して相手を拘束、最後にふっとばし力の高いビームを発射して相手をふっとばす。最初の分散ビームがヒットしないと最後のビームが発生しない。 |
誘導ロボビーム(SP) |
近くにいる敵に照準を合わせてエネルギー弾を連射した後、極太レーザーで追い打ちをかける。レーザーは上下に軌道を変えることができる。上記の切りふだも大概だが、ここまで来ると最早ロボット兵器である。 |
43.トゥーンリンク |
トライフォースラッシュ |
『X』『for』のリンクと同じワザ。リーチがリンクの半分程度になっている。『SP』ではこどもリンクとの差別化のためか、パワーはやや低くなっているが相手に当てる距離が『for』のリンクと同じになった。 |
44.ウルフ |
ランドマスター改(X) |
スターフォックスのものを分析して改良を重ねた、ウルフェンカラーの「ランドマスター」。フォックスとファルコのイイトコどりの性能になっているが、稼働時間は最短。 |
チームスターウルフ(SP) |
フォックス、ファルコの「チームスターフォックス」と同様のワザ。スターウルフの面々がウルフェンを駆り、光線砲による攻撃を仕掛ける。ふっとばす方向はフォックスとファルコの中間。フォックスかファルコに当てた時は専用のセリフになる。 |
45~63
45.むらびと |
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ゆめのマイハウス |
呼び出したたぬきち達に金を払い、家を建設させて、その中にファイターを閉じ込める。完成直後にその建物が爆発してフィニッシュ。元ネタは原作冒頭で家を建てる場面からか。『SP』から家の建設中時が回転するようになったが、しずえの差別化として爆発するまでの時間が少し長くなった。 |
46.ロックマン |
ロックマンスペシャル |
ブラックホールボムで相手を異次元空間に吸い込み、歴代の「青」ロックマン(X、DASH、エグゼ、流星)とともにバスターで一斉射撃。『SP』ではブルースとフォルテも参加する。 |
47.WiiFitトレーナー |
Wii Fit |
「次は一緒にやってみましょう!」等のセリフとともに、前方に色とりどりの分身を突撃させる。範囲はそれなりに広い。『SP』では弾速が遅く、最後に巨大化したダンスのポーズがゆっくりと突撃する。元ネタは原作のパッケージデザインから。 |
48.ロゼッタ&チコ |
パワースター(for) |
小さな星を周囲に乱射する大きなパワースターを召喚。最後にパワースターが爆発してフィニッシュ。広いステージでは効果は薄いが、狭いステージでは連続ヒットが狙える他、発動した瞬間から自由に動けるため、中心の巨大な星に相手を投げ込んだりすると大ダメージを期待できる。 |
グランドスター(SP) |
『for』と同じワザだが、召喚するものがグランドスターに変わり、近くの相手を引き寄せるようになった。 |
49.リトル・マック |
ギガ・マック変身(for) |
強化形態であるギガ・マックに変身し、圧倒的な破壊力で地上を蹂躙できる。しかし空中戦の弱さは相変わらず。この間は「KOアッパーカット」は使えない。元ネタはWii版での対戦プレイで登場したパワーアップ姿から。 |
ギガ・マックラッシュ(SP) |
ギガ・マックに変身しつつ大きく拳を振りかぶってアッパーを放ち、当たった相手に連続パンチで攻撃。最後は再びアッパーを放ってふっとばす。ドンキーの「ジャングルラッシュ」とは違い突進するため、ある程度離れた相手にも当てられる。空中戦を大の苦手とするマックだが、このワザだけは空中で使っても弱体化しない。 |
50.ゲッコウガ |
しのびのひおうぎ |
自分の目の前の相手を「たたみがえし」で空中に放り上げると、満月をバックに四方八方から奇襲を仕掛け、最後に画面下枠に叩きつけてフィニッシュ。『SP』では発動時、サトシゲッコウガにきずなへんげをする。スマブラオリジナルの技だが、始動ワザの「たたみがえし」は原作におけるゲッコウガの(元)専用わざ。 |
51.Miiファイター(格闘) |
超絶ファイナルラッシュ |
アッパーカットで相手を中央上空にかちあげ、『for』では「しのびのひおうぎ」のように縦横無尽に、『SP』では「大天空」のようにその場で猛烈なラッシュ攻撃をかける。 |
52.Miiファイター(剣術) |
ファイナルエッジ |
『for』では掲げた剣から無数の衝撃波を放つ。『SP』では超高速で剣を振りながらのモーションに変更 |
53.Miiファイター(射撃) |
フルスロットル |
2つのオプションレーザー砲台を召喚し、オプションとともに極太のビームを発射し、直線上の相手をまとめて攻撃する。サムスの「ゼロレーザー」と似た性質のワザ。 |
54.パルテナ |
ブラックホール+波動ビーム |
画面外に退避し、発生させたブラックホールで吸い込んだ相手を、画面横断の波動ビームによって、まとめてふっとばす。ブラックホールに吸い込まれた相手は画面中央に固定される。また、ブラックホールが誰にもヒットしなくてもビーム自体は発生する。ビームはゆっくりと角度が変わっていく。元ネタは原作の「奇跡」。 |
55.パックマン |
スーパーパックマン |
その場で巨大なレトロパックマンに変身し、接触したファイターを食べていく。食べられたファイターは目だけの姿でふっとばされ、巨大化などの状態変化がリセットされる。『for』では上下前後4方向に移動可能。『SP』では何故かソニックに負けじとスピードアップし、画面をループしながら高速突撃を繰り返す。突進方向の調整も可能。発動時に食べる黄色と緑のドロップは、無敵化する「パワーエサ」と、『スーパーパックマン』に登場した巨大化する「スーパーエサ」。 |
56.ルフレ |
ダブル |
クロムを呼び出し、剣術と魔法で何重ものデュアルアタックを見舞う。最後はクロムの斬り落としとルフレの「ボルガノン」の同時攻撃でとどめの一撃を加え、相手を真下に叩き落とす。成功後は装備の耐久力が回復。元ネタは原作のシステム「ダブル」と「デュアルアタック」で、クロム呼び出しの際には原作と同じカットイン演出が入る。装備の回復はクロムが輸送隊を兼ねていることから。クロムが参戦した『SP』でも続投した為、場合によってはクロムがクロムを攻撃するという奇妙な光景が見られる事も。 |
57.シュルク |
チェインアタック |
発動時前方にいた相手をビジョンに引き込み、原作での仲間たちであるダンバンとリキを呼び出して3人で袋叩きにした後、シュルクが斬り飛ばしてフィニッシュ。『SP』では機械化フィオルンも登場し、掟破りの4人同時攻撃を繰り出す。元ネタは原作での連携攻撃。 |
58.クッパJr.(クッパ7人衆) |
ニセマリオペイント |
ニセマリオに変身してマジックブラシを振り回し、触れるとダメージを受ける巨大な×印のラクガキを画面に描く。ラクガキは一定時間持続し、消滅時に爆発して強力なふっとばし判定を起こす。元ネタは自身のデビュー作『スーパーマリオサンシャイン』で変装した時の姿。名前は『マリオペイント』を意識したものか。色変えの仕様上、本来なら変装しないはずのクッパ7人衆も使える。 |
59.ダックハント |
光線銃セット |
発動と同時に大量のカモが飛んできて、ダックハントの目の前にいるファイターを襲って荒野に連れ去る。そしてダックハントの犬が笑って走り去る中、『ホーガンズアレイ』の的やカン諸共、『ワイルドガンマン』のギャング達が一斉射撃。飛び去るカモと共にファイターをふっとばす。元ネタは原作の光線銃シリーズに登場するゲームたちで、短い演出の中にシリーズに属するすべてのゲームが当時のドット姿で総登場する、非常に豪華な演出の切りふだ。 |
60.リュウ |
真空波動拳 |
発動時の判定がヒットしたかによって、2種類に分岐する。発動時の判定がヒットしなかった場合に使用し、風で相手を巻き込んで押し出す強力な飛び道具を飛ばす。コマンド入力の存在から通常必殺ワザと使い分け可能。 |
真・昇龍拳 |
発動時の判定がヒットした場合に使用。連続攻撃で相手を一気に上空にカチアゲていく。最後の一撃で致命エフェクトが発生すると、『ストリートファイターⅣ』のあけぼのフィニッシュ演出が同時に発生する。『SP』では専用やられポーズが追加され、原作同様に相手がアゴを突き出すようになった。 |
60’.ケン |
神龍拳 |
リュウと同様2種類に分岐し、発動時の判定がヒットしなかった場合に使用。火柱を纏った昇龍拳で相手をかち上げる。リュウとは逆に縦方向のリーチに優れる。 |
疾風迅雷脚 |
発動時の判定がヒットしたに使用。連続回し蹴りから竜巻旋風脚に繋ぐ。あけぼのフィニッシュ演出も同様に存在。 |
61.クラウド |
超究武神覇斬(for、SP) |
急突進してバスターソードで相手を打ち上げ、相手を数回斬りつけてから一刀両断する。全員にヒットした場合のみ、カメラアングルが変化する。マルスやルキナほどではないが突進距離が長く、ブレーキも効かないため自滅に注意が必要。元ネタは原作での最強リミット技から。 |
超究武神覇斬ver.5(SP) |
『SP』では偶数カラー(『FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN』の衣装)がこの技に変更され、セフィロス参戦ムービーにて披露された。カラー毎に切りふだの名称が変わるのは初めての事例(しかも既存のキャラクターで)である。最終的なふっとばし力とダメージに変更はないものの、攻撃範囲、ダメージの推移、攻撃のヒット数に至るまで多くの点が変わっている。こちらも全員にヒットした場合のみ、カメラアングルが変化する。 |
62.カムイ |
激流咆 |
竜の姿に変身し、自身の左右に水の柱を発生させる。水柱に当たった相手を演出に引き込み、竜の姿で巨大な水の渦を発射し相手をふっとばす。『SP』では原作ムービーにあった禍々しいオーラを纏って変身するようになった。元ネタは原作で竜に変身した時の姿など。 |
63.ベヨネッタ |
大魔獣召喚 |
発動するとウィッチタイムが発生し、画面中央下に魔法陣型の「クライマックスゲージ」が出現。ウィッチタイム中に攻撃を重ねるとゲージが溜まっていき、ゲージマックスになると「魔獣ゴモラ」を召喚して、攻撃した相手を徹底的に嚙み砕き呑み込ませてふっとばす。飲み込みが終わった段階でダメージが100%を超えていた相手は即撃墜する。飲み込み演出中は、ボタン連打をすることによってダメージを上乗せすることが可能。『SP』では即撃墜できなかった相手に追加ダメージを与えるようになった。元ネタは原作の「魔獣召喚」でも登場する「ゴモラ」から。クライマックスゲージの演出や連打でダメージが増加するのも原作と同じ仕様。「かーまぼーこー!」 |
64~82
64.インクリング |
---|
メガホンレーザー |
メガホンレーザーを置き前方の相手に攻撃する。発動中も自由に行動可能で、相手を範囲内に投げ込んだり追撃を加えることができ、撃墜できずとも敵をインクまみれにできる。元ネタは原作のスペシャルウェポンで、インクリングはこのスペシャルウェポンが使えるブキ(スプラローラーとホットブラスター)をスマブラでも使っているため再現もバッチリ。ただし射線が固定の原作と違い射角を動かせるため、どちらかというと『Splatoon2』のハイパープレッサーに近い。 |
65.リドリー |
デストロイビーム |
相手をサムスのスターシップに叩きつけた後、光線を吐いてスターシップ諸共撃墜する。攻撃後、ダメージが100%を超えていれば即撃墜できる。ワザが終わった後、背景にスターシップが墜落していく演出が発生する。 |
66.シモン |
グランドクロス |
相手を封じ込めた棺桶をヴァンパイアキラー(モーニングスター)で絡め取って上空に投げ飛ばし、光の十字架を連射して追撃する。ベルモンド一族に伝わる大技で、『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』におけるリヒターのアイテムクラッシュとしてが初出。シモンは本作の前に『悪魔城ドラキュラジャッジメント』で使用している。 |
66’.リヒター |
グランドクロス |
シモンと全く同じ。元はシモンより高威力だったが、アップデートにより同じにされた。元々はリヒターの技だった。 |
67.キングクルール |
ブラストマティック |
突進で相手をDKアイランドまでふっとばし、ブラストマティック砲でアイランド諸共爆砕する。元ネタは『ドンキーコング64』のゲームオーバーのムービーシーン。原作では発射寸前でムービーが終わっていたが、今回はちゃんと発射され、DKアイランドを一気に崩壊させるブラストマティック砲の破壊力が目に焼き付けられる。 |
68.しずえ |
うるわしのマイオフィス |
むらびとと似たワザ。しずえの場合は役場を建設させるほか、若干威力が高めでふっとぶ方向も若干異なり、しずえの方が爆発するまでの時間が短い。 |
69.ガオガエン |
ハイパーダーククラッシャー改 |
突進して掴んだ相手をリングロープに叩きつけ、跳ね返ってきたところをアッパーで打ち上げて空中で追撃し、最後に掴んだまま上下逆さになって諸共マットに落下して爆発を起こす。発動後もガオガエンの近くに攻撃判定がある。原作『ポケットモンスター サン・ムーン』のZワザ「ハイパーダーククラッシャー」のアレンジ。 |
70.パックンフラワー |
ボスパックン |
『X』(亜空の使者)仕様のボスパックンを召喚する。ボスパックンはパックンフラワーが向いていた方向へジャンプしつつ檻を振り回しながら移動し、檻に当たった相手を檻に閉じ込める。一定距離を進んだところで左右に炎を吐き(この炎は檻に閉じ込められていないファイターにもヒットする)檻を地面に叩きつけてフィニッシュ。発動中も自由に行動可能。ただし、ガケの近くでガケを向いて発動すると移動中にボスパックンがガケから落ち、相手が大きく持ち上げられてしまう。 |
71.ジョーカー |
総攻撃 |
突進した後、命中した相手へ心の怪盗団のメンバーと共に総攻撃を仕掛け、決めポーズを決める。突進中に背中側に入力しておくと一度だけ切り返す事が出来る。終了時にダメージが100%を超えていれば即撃墜でき、ストック制・体力制でそのまま決着した場合は原作通りに決めポーズから勝利画面へそのまま移行する。 |
72.勇者 |
ギガスラッシュ |
雷を纏った剣での斬り上げが当たると歴代勇者が集結し、彼らの力を借りて強力な一撃を放つ。演出は『ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ』の開発チームによるもので、後に「究極ギガスラッシュ」として参戦ムービーのワンシーンを含めた演出が逆輸入された。ワザ自体の初出は『ドラゴンクエストⅥ』で、作品によっては取得方法が違う。『ドラゴンクエストⅢ』と『ドラゴンクエストⅣ』の勇者は本作で初めてギガスラッシュを使用する。 |
73.バンジョー&カズーイ |
ジンジョネーター |
巨大なジンジョネーターの石像を目の前に出現させ、相手に当たると石像が割れてジンジョネーターが登場。ジンジョネーターは敵ファイターに猛攻を仕掛け、最後は仲間と共にクチバシを突き刺してフィニッシュ。最初に出現する石像は攻撃範囲が縦に広く、対空として有効。元ネタは『バンジョーとカズーイの大冒険』でジンジョネーターがラスボスであるグランチルダに止めを刺すシーン。 |
74.テリー |
トリプルウルフ |
トリプルゲイザーがヒットした一番近くの相手をパワーダンクで叩き落とし、バスターウルフで締める。原作シリーズの必殺技・超必殺技を繋げたワザ。 |
75.ベレト/ベレス |
神祖破天 |
原作に登場する技「破天」の強化技。ソティスと協力し、掛け声と共に強力な一撃を放つ。最初の攻撃はリーチが長く、少し離れた相手にも当てられる。また、切り札発動時に髪の色が変わる。 |
76.ミェンミェン |
ARMSラッシュ |
最初の攻撃がヒットすると、『ARMS』のファイター達が一斉攻撃を繰り出し、最後はドラゴンのレーザーでフィニッシュ。ラッシュ攻撃を受けるのは1人のみだが、近くにいたファイターに当たると攻撃判定となる。原作にも全ファイター共通のラッシュ攻撃が存在するが、それを「最後の切りふだ」らしく演出を強化したものになっている。 |
77.スティーブ/アレックス(ゾンビ/エンダーマン) |
トラップルーム |
巨大なピストンで吹き飛ばした相手をクリーパーら敵MobとTNTだらけの建物に閉じ込め(しかもすぐ脱出出来ない様に鉄のドア、石レンガが使用されている)、爆破する。一人しか閉じ込める事が出来ないが、他のファイターが受けるファイターよりも近かったら攻撃判定となり巻き添えで少しダメージを与えることが可能。フィニッシュ後、スティーブ/アレックスはそれを眺めながら肉を食べる。原作には存在しないオリジナル技だが、建物自体は原作でも建築可能。巨大ではないがピストン+石のボタンも原作で製作できる。 |
78.セフィロス |
スーパーノヴァ |
最初の一撃を与えた後、セーファ・セフィロスがメテオで超新星を起こし、星ごと破裂させる。食らったファイターにはそれぞれ状態異常を付与させることがあり「シールドブレイク」、「キノコ」、「ねむり」といったリアクションをさせる。「シールドブレイク」と「ねむり」を付加した場合は吹っ飛ばしが発生しないが、相手は何もできないのですぐに追撃ができる。威力は約33%。ちなみにカットインの際のファイターの立ち位置は、原作のラストバトルの再現。 |
79.ホムラ |
バーニングソード |
原作に登場する技の一つ。レックスが聖杯の剣で斬り付けて攻撃し、最大で3体まで巻き込む。命中後、レックスと協力して謎の着地を決め、聖杯の剣を振り上げて特大の火柱を放つ。同体のファイターであるヒカリとは性能と威力が異なり、ホムラの場合は撃墜重視の性能。約41%から撃墜できるが、ダメージは約34%と控えめ。カットインが終わってから攻撃演出に入り、その時の攻撃は他のファイターも巻き込む。 |
80.ヒカリ |
セイクリッドアロー |
原作に登場する技の一つ。レックスが聖杯の剣で斬り付けて攻撃し、最大で3体まで巻き込む。命中後、ヒカリがレックスと協力して聖杯の剣を掲げ、光線を天空に飛ばして無数の光の矢として放つ。同体のファイターであるホムラとは性能と威力が異なり、ヒカリの場合はダメージ重視の性能。吹っ飛ばしは弱いがダメージが約70%と高い。カットインが終わってから攻撃演出に入り、その時の攻撃は他のファイターも巻き込む。威力重視の性能というのは原作再現と思われる(威力があり過ぎるため洞窟や建造物の中では崩落を引き起こすため使えない)。 |
81.カズヤ |
ファイナルブラスター |
デビル一八に変身し、特大のビームを放ち、周囲のファイターを巻き込んで攻撃する。最初のビームを当てなかった場合は不発に終わる。元ネタは『鉄拳7』のムービー。 |
82.ソラ |
鍵穴の封印 |
前方にビームを放ち、相手に当たると鍵穴が出現。ビームか鍵穴に当たった相手を最大3人まで扉に閉じ込めて、ソラがフィニッシュを決める。攻撃終了後、相手の蓄積ダメージが100%以上だった場合は即撃墜できる。元ネタは初代『キングダム ハーツ』のムービー。 |
種類
大きく分けて、以下の7+1のタイプに大別される。大多数は最初の2タイプに相当する。
①直接攻撃タイプ
攻撃範囲が広めで、外れた際のリスクが存在しないタイプ。
必殺ワザよりもかなり強力でシールドで防げない。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
01 | マリオ | マリオファイナル | X~SP |
04 | サムス | ゼロレーザー | X~SP |
04’ | ダークサムス | フェイゾンレーザー | SP |
08 | ピカチュウ | ボルテッカー | SP |
09 | ルイージ | オバキューム | for・SP |
10 | ネス | PKスターストーム | X~SP |
18 | ドクターマリオ | ドクターファイナル | for・SP |
19 | ピチュー | ボルテッカー | SP |
23 | ガノンドロフ | 魔獣ガノン、魔王ガノン | X・for、SP |
24 | ミュウツー | サイコブレイク | for・SP |
26 | Mr.ゲーム&ウォッチ | オクトパス | SP |
28 | ピット | 三種の神器 | for |
33~35 | ポケモントレーナー | さんみいったい | X・SP |
36 | ディディーコング | ハイパーバレルジェット | SP |
37 | リュカ | PKスターストーム | X~SP |
38 | ソニック | スーパーソニック | SP |
41 | ルカリオ | はどうのあらし | X・SP |
42 | ロボット | スーパー拡散ロボビーム | for |
42 | ロボット | 誘導ロボビーム | SP |
47 | Wii Fitトレーナー | Wii Fit | for・SP |
52 | Miiファイター剣術タイプ | ファイナルエッジ | for・SP |
53 | Miiファイター射撃タイプ | フルスロットル | for・SP |
54 | パルテナ | (ブラックホール)+波動ビーム | for・SP |
55 | パックマン | スーパーパックマン | SP |
②モーションタイプ
直接攻撃タイプ
ヒットしないと何も起こらないが、ヒットした相手を捕捉するタイプが大半を占める。
離れた複数の相手を制圧することには向かず、不発があったり避けられたりするという大きめのリスクも負う代わりに、決まった時の威力や爽快感はバッチリ。
マルスとルキナの「必殺の一撃」など、不発すると自分が場外になる場合もある。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
02 | ドンキーコング | ジャングルラッシュ | SP |
03 | リンク | トライフォースラッシュ | X・for |
03 | リンク | 古代兵装の弓矢 | SP |
06 | カービィ | ウルトラソード | for・SP |
16 | シーク | 光の弓矢 | X・for |
16 | シーク | 宵闇乱舞 | SP |
17 | ゼルダ | 光の弓矢 | X・for |
17 | ゼルダ | 知恵のトライフォース | SP |
21 | マルス | 必殺の一撃 | X~SP |
21’ | ルキナ | 必殺の一撃 | for・SP |
22 | こどもリンク | トライフォースラッシュ | SP |
25 | ロイ | 必殺の一撃 | for・SP |
25’ | クロム | 覚醒天空 | SP |
27 | メタナイト | ギャラクシアダークネス | X・for |
27 | メタナイト | ダークネスイリュージョン | SP |
28’ | ブラックピット | ブラピの狙杖 | for・SP |
32 | アイク | 大天空 | X~SP |
39 | デデデ | デデバースト | for |
43 | トゥーンリンク | トライフォースラッシュ | X~SP |
45 | むらびと | ゆめのマイハウス | for・SP |
49 | リトル・マック | ギガ・マックラッシュ | SP |
50 | ゲッコウガ | しのびのひおうぎ | for・SP |
51 | Miiファイター格闘タイプ | 超絶ファイナルラッシュ | for・SP |
56 | ルフレ | ダブル | for・SP |
61 | クラウド | 超究武神覇斬 | for・SP |
(61) | クラウド | 超究武神覇斬ver.5 | SP |
68 | しずえ | うるわしのマイオフィス | SP |
ビジュアルタイプ
ヒットさせると専用の演出シーンが入るもの。このような形の最後の切りふだは『X』ではキャプテン・ファルコンのみであったが、『for』『SP』において多数のファイターが使用、或いは変更されている。特に『SP』におけるDLCファイターは、パックンフラワーを除いて全員このタイプである(ただ、スティーブ/アレックス、ホムラ/ヒカリ、カズヤは演出前後に攻撃判定があり、完全なビジュアルタイプではない)。なお、発動が成功すると、全ファイターの殆どの状態変化が解除と所持しているアイテムが消滅するという謎現象が発生する。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
05 | ヨッシー | あつまれヨッシー | SP |
07 | フォックス | チームスターフォックス | SP |
11 | キャプテン・ファルコン | ブルーファルコン | X~SP |
20 | ファルコ | チームスターフォックス | SP |
30 | ワリオ | ワリオマン | SP |
39 | デデデ | デデラッシュ | SP |
44 | ウルフ | チームスターウルフ | SP |
46 | ロックマン | ロックマンスペシャル | for・SP |
57 | シュルク | チェインアタック | for・SP |
59 | ダックハント | 光線銃セット | for・SP |
62 | カムイ | 激流砲 | for・SP |
65 | リドリー | デストロイビーム | SP |
66 | シモン | グランドクロス | SP |
66’ | リヒター | グランドクロス | SP |
67 | キングクルール | ブラストマティック | SP |
69 | ガオガエン | ハイパーダーククラッシャー改 | SP |
71 | ジョーカー | 総攻撃 | SP |
72 | 勇者 | ギガスラッシュ | SP |
73 | バンジョー&カズーイ | ジンジョネーター | SP |
74 | テリー | トリプルウルフ | SP |
75 | ベレト/ベレス | 神祖破天 | SP |
76 | ミェンミェン | ARMSラッシュ | SP |
78 | セフィロス | スーパーノヴァ | SP |
82 | ソラ | 鍵穴の封印 | SP |
複合タイプ
上記の直接攻撃タイプとモーションビジュアルタイプを組み合わせたもので、演出後に攻撃が発生する。その為、巻き込んでいないファイターも攻撃を喰らう可能性がある(スティーブ/アレックスは攻撃前の巨大ピストン、終了後に原作の爆発エフェクトが存在しており、一応このタイプに含まれる)。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
77 | スティーブ/アレックス | トラップルーム | SP |
79 | ホムラ | バーニングソード | SP |
80 | ヒカリ | セイクリッドアロー | SP |
81 | カズヤ | ファイナルブラスター | SP |
③強化変身タイプ
自らの体を原作に因んだ強化形態に変化させ、戦闘力を向上させる。
いずれも発動中はスーパーアーマー付きか無敵・もしくは接触時にも攻撃判定がある。
『SP』ではスピーディでテンポよくするため廃止され、別々のタイプに移行した。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
05 | ヨッシー | スーパードラゴン | X・for |
07 | フォックス | ランドマスター | X・for |
08 | ピカチュウ | ボルテッカー | X・for |
14 | クッパ | ギガクッパ変身 | X・for |
20 | ファルコ | ランドマスター | X・for |
26 | Mr.ゲーム&ウォッチ | オクトパス | X・for |
30 | ワリオ | ワリオマン | X・for |
35 | リザードン | メガシンカ | for |
36 | ディディーコング | バレルジェットパニック | X・for |
38 | ソニック | スーパーソニック | X・for |
41 | ルカリオ | メガシンカ | for |
44 | ウルフ | ランドマスター改 | X |
49 | リトル・マック | ギガ・マック変身 | for |
55 | パックマン | スーパーパックマン | for |
④行動可能タイプ
切りふだを発動している間も自由な行動が可能で、追撃してダメージを増やしたりすることができる。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
42 | ロボット | 拡散ロボビーム | X |
48 | ロゼッタ&チコ | パワースター、グランドスター | for、SP |
58 | クッパJr. | ニセマリオペイント | for・SP |
64 | インクリング | メガホンレーザー | SP |
70 | パックンフラワー | ボスパックン | SP |
⑤環境変化タイプ
発動するとフィールド全体に影響を与えて回避がほぼ不可能とする技。
長く持続しダメージを与える設置物を発生させる系統も含める。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
02 | ドンキーコング | タルコンガビート | X・for |
06 | カービィ | コック | X |
09 | ルイージ | ネガティブゾーン | X |
12 | プリン | おおきくなる | X~SP |
13 | ピーチ | ピーチブラッサム | X~SP |
13’ | デイジー | デイジーブラッサム | SP |
15 | アイスクライマー | アイスバーグ | X・SP |
28 | ピット | パルテナ親衛隊 | X |
29 | ゼロスーツサムス | パワードスーツ装着 | X |
31 | スネーク | 援護射撃 | SP |
39 | デデデ | ワドルディ軍団 | X |
40 | ピクミン&オリマー | 一日の終わり | X~SP |
48 | ロゼッタ&チコ | パワースター、グランドスター | for、SP |
54 | パルテナ | ブラックホール+(波動ビーム) | for・SP |
58 | クッパJr. | ニセマリオペイント | for・SP |
63 | ベヨネッタ | 大魔獣召喚 | for・SP |
⑥狙撃タイプ
ドラグーンの様に相手に狙いを定めたり、カーソルの周辺に攻撃判定を出し続けるものを指す。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 該当作品 |
---|---|---|---|
14 | クッパ | ギガクッパパンチ | SP |
28 | ピット | 光の戦車 | SP |
29 | ゼロスーツサムス | スターシップ | for |
29 | ゼロスーツサムス | ゼロレーザー | SP |
31 | スネーク | グレネードランチャー | X |
⑦即撃墜タイプ
100%以上になった状態の相手はその場でミスする等非常に強力。
基本的に追加効果に近い扱いの為、他のタイプを兼ねている事が殆ど。
No | ファイター | 最後の切りふだ | 他タイプ | 該当作品 |
---|---|---|---|---|
14 | クッパ | ギガクッパパンチ | 狙撃 | SP |
17 | ゼルダ | 知恵のトライフォース | モーション攻撃 | SP |
21 | マルス | 必殺の一撃 | モーション攻撃 | X~SP |
21’ | ルキナ | 必殺の一撃 | モーション攻撃 | for・SP |
63 | ベヨネッタ | 大魔獣召喚 | 環境変化 | for・SP |
65 | リドリー | デストロイビーム | モーションビジュアル | SP |
71 | ジョーカー | 総攻撃 | モーションビジュアル※ | SP |
82 | ソラ | 鍵穴の封印 | モーションビジュアル | SP |
※切り札で決着がついた場合は特殊な演出が流れる。
⑧分岐タイプ
ストリートファイターシリーズ出身のリュウとケンが相当。
密接距離に相手が居る場合といない場合とでワザが分岐する特別仕様で、遠距離と近距離どちらにも対応できる。
No | ファイター | 切りふだ1 | 切りふだ2 | 該当作品 |
---|---|---|---|---|
60 | リュウ | 真空波動拳 | 真・昇竜拳 | for・SP |
60’ | ケン | 神龍拳 | 疾風迅雷脚 | SP |
余談
海外における最後の切りふだの名称は「FinalSmash(ファイナルスマッシュ)」になっている。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』や『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』ではシンプルモードをクリアするとクリアしたキャラクターのフィギュアをゲットできるが、オールスターモードをクリアすると最後の切りふだを繰り出しているフィギュアをゲットできる。
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』では最後の切りふだのフィギュアが無い代わりに、色違い別ポーズのEXフィギュアをゲットできる。なお、『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』では『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』とは異なるEXフィギュアが用意されており、こちらはフィギュアショップなどで入手可能。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではフィギュアに替わる要素「スピリッツ」にて一部のファイターの最後の切りふだに関係するスピリットが存在し、そのほとんどはLEGEND級となっている。
関連イラスト
関連動画
X
for
SP
完全版
関連タグ
大乱闘スマッシュブラザーズX 大乱闘スマッシュブラザーズfor 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
任天堂法務部-「任天堂の」最後の切りふだ