「波導の力を見よ!」
概要
『大乱闘スマッシュブラザーズX』より参戦したポケモン枠のファイターの1体、ルカリオの最後の切りふだ。原作には存在しない、スマブラルカリオのオリジナルワザ。
画面外まで大ジャンプしてステージ中央の上空まで移動し、限界以上に高めた波導エネルギーを巨大なレーザーのように放射、巻き込まれたファイターに強烈な多段ヒットによるダメージを与えて最後には吹っ飛ばす。その光景はさながら「はかいこうせん」もしくは「はどうほう」を彷彿させる。
放たれる光線は非常に太い上にゆっくりとだが左右に振る事ができ、多少ずらす程度では避け切れずに巻き込まれる。そして一度巻き込まれるとほぼ抜けられずにダメージを受け続ける羽目になる。その反面、最後までワザを出し切らないと吹っ飛ばし判定が発生しない事や、光線の射角は左右120度程度までしか曲げられない点が弱点。その性質からルカリオの真横以上の位置に陣取られるとほとんど当てられない。どちらかと言えば広いフィールドの方が相手を逃がしにくいという珍しいタイプのワザである。
ルカリオのファイターとしての性質から、自分がある程度以上のダメージを負った状態であるほど威力が大きくなる。逆にほとんどダメージを受けていない状態で発動させた場合は少々威力が振るわない。
ちなみに発動時の大ジャンプにも攻撃判定があり、しかも発動の瞬間に空中で当てるとメテオ判定となる。
『大乱闘スマッシュブラザーズfor』ではメガシンカに取って代わられ、削除されてしまった。
しかし、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では変身系の切りふだが廃止され、再び「はどうのあらし」に戻った。ド派手に波導エネルギーをぶっ放すのは変わっていないが、発動時の台詞が「波導、最大!」となり、発動と同時にメガルカリオになるなど、僅かながら『for』の名残(であると同時にXの頃には無かった新たな原作要素)とも言える要素も見られる。なお、メガルカリオは本作でははどうのあらし発動時のみの演出となっており、残念ながらメガルカリオのまま戦い続ける事はできない。