概要
その名の通り小さなサイズ、もしくは幼少のヨッシーを指す。初登場は『スーパーマリオワールド』。
攻撃力やジャンプ力などが低いことが多く、一人では何もできないが、敵を食べることで成長したり特殊な能力を持っていることもある。
『スーパーマリオワールド』では主に3色ヨッシーがチビヨッシーとして登場することが多い。敵を5匹食べるか、スーパースターを食べることで成長し、本来のヨッシーとしての力を取り戻す。赤ヨッシーはコウラを吐くと炎に、青ヨッシーはコウラを飲み込むと羽が生え、黄色ヨッシーはコウラを飲み込むことで地震攻撃をすることができる。
『ヨッシーのたまご』では敵を一切挟まない状態(ファミコン版では敵が0〜1体)でタマゴを作ると生まれる最低ランクのヨッシー。得点は50点。
『ヨッシーストーリー』に登場するヨッシー達も設定上は生まれたばかりのちびヨッシーということになっているが、出来ることは普通のヨッシーとほとんど変わりない。本作以降はちびの部分ががひらがなになった「ちびヨッシー」表記が使われるようになった。
『NewスーパーマリオブラザーズU』では特殊な力をもったフウセンちびヨッシー、アワちびヨッシー、ヒカリちびヨッシーが登場している。『スーパーマリオワールド』のように持ち運ぶことができるものの、いくら敵を食べても成長はしない。
『ペーパーマリオRPG』では上記のちびヨッシーとは関係のない単独のキャラクターとして登場している。詳細は下記。
関連イラスト
ヨッシーストーリー
NewスーパーマリオブラザーズU
ペーパーマリオRPGのチビヨッシー
英語表記:Yoshi Kid
ウーロン街のミスター・チン(リメイク版はミスター・チンミ)のホットドッグ屋の新メニューになる予定だった卵から産まれた子供のヨッシー。
モヒカンのような髪と水玉模様のパンツが特徴。一人称は「オレ」で性格と口調は生意気。
色は産まれた時間によって異なり、中でも白と黒は貴重である。具体的には、卵を貰ってから負けイベントとなるアイアンシンエモンのこうてつウォリアーズ戦の戦闘が終わった際の時間(厳密にはキノシコワとの会話を終えた瞬間)に関係しており、
- 0~6分:緑
- 6~9分:赤
- 9~11分:青
- 11~15分:橙
- 15~18分:桃
- 18~19分:黒
- 19~20分:白
の全7色となる。ちなみに20分を過ぎると緑からループする。
リメイク版では生まれた時の色で、タイトル画面のチビヨッシーの体色が反映されるという拘り振りである。
フィールドではマリオを乗せてダッシュするほか、ふんばりジャンプで少しの隙間なら飛び越せる。名前は自由につけることができる(最大8文字)が、マリオのことはリングネームであるゴンザレスと呼ぶ。
エピローグでは、ウーロン街の闘技場で「グレート・ゴンザレス・ジュニア」というリングネームで活躍している事が描かれている。
リメイク版で確認できる初期デザインでは、髪型にもバリエーションがあったようである。
また、パンツはヨッシーのたまごの柄を模したものであることがついに公式から語られた。
チビヨッシーの技
前作のレサレサのように一発ごとの攻撃力が低い代わりに連続で攻撃するものが多い。そのため、防御力のある敵にはあまりダメージを与えられない弱点があるが、防御力のある敵にはのみこみでカバーできる(ただし空中の敵には無効)。レンゾクジャンプと同じく、どの技でも初撃で1ダメージでも与えていればその後の攻撃判定も必ずダメージが通る仕様になっており、連続攻撃の仕様上一時的に攻撃力を上げていく「ムキムキボディ」や「チャージ」は相性が良く、リスクはあるが高い攻撃力を得られる「ピンチデガンバルP」「キケンデパワーP」の適性もマリオ以上に高い。
ヒップドロップ
消費FP:0
初期から習得している技の1つ。
敵1体をヒップドロップで何度も踏みつけて攻撃する。
攻撃力は1しかないが、連続で踏みつけるため実質的な攻撃力はそこそこある。
4体踏みつける。スーパーランクになると5回、ウルトラランクになると6回踏みつけるようになる。
前述の通りレンゾクジャンプと同様の仕様であり、コマンドが簡単でFPを使わない廉価版レンゾクジャンプとして使用可能。特にリメイク版ではレンゾクジャンプやれんぞくずつきのコマンドが難しくなったため、安定感のあるこの技の重要度はより高まった。
のみこみ
消費FP:4
初期から習得している技の1つ。
最前列の敵1体を飲み込んで他の敵へ吐き出して攻撃する。上記のアイアンシンエモンは、この攻撃でしかダメージを与えられない敵となっている。
防御力を無視する上に、2体の敵に一度にダメージを与えられるチート技だが、アクションコマンドに失敗すると全くダメージを与えられない上に空中の敵には効かない点に注意。
攻撃力は4だが、スーパーランクになると5、ウルトラランクになると6になる。
攻撃力を上げて使用した場合、飲み込んだ敵へのダメージは上がるが、ぶつけた敵へのダメージは上がらないため注意。
ミニミニタマゴ
消費FP:3
スーパーランクで習得する技。
アクションコマンドを成功した回数だけタマゴを産み、敵に投げつけて攻撃する。当たって敵は「ミニミニ」状態になる。全体攻撃ではあるが、攻撃する相手はランダムである為1回もヒットしない敵が出てくる可能性もある。逆に言えばボス戦では猛威を振るう為、3面のボスであるマッチョガンス戦ではこの技があると非常に楽になる。
なお、他の技と異なりチャージの影響を受けない代わりに連続攻撃の際に攻撃力が減らないという特性を持っている。
攻撃力は1。攻撃回数は3回。ウルトラランクになると4回。
たいぐんヨッシー
消費FP:6
ウルトラランクで習得する技。
口笛で合図すると何処からともなく緑ヨッシーの大群が現れ、敵全体を連続で攻撃する。なお、空中や天井の敵にも当たるがゆらゆらじしんやジシーンアタック同様に舞台事故が起きやすいので注意。
要するに全体攻撃になったヒップドロップであり、トゲや炎の影響も一切受けないため非常に使い勝手がいい。
余談だが、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のヨッシーの最後の切りふだ「あつまれヨッシー」とは攻撃方法が類似している。
スーパーマリオくんでは
同シリーズのレギュラーになることはなく、1話のみ登場。
ゲーム通り、ホットドッグ屋の新商品の材料にされる予定のタマゴから生まれる。マリオのことを「母ちゃん」と呼んで困らせるものの、ホットドッグ屋を荒らしに来たアイアンシンエモン達を倒したことで見直される。
関連イラスト
関連タグ
同作品中で冒険をする他の仲間たち
クリスチーヌ ノコタロウ クラウダ ビビアン バレル チュチュリーナ