概要
英語表記:Madame Flurrie
色気のある妙齢の女性のような容姿と口調をしており、ブレスレットなどの装飾品を身に着けている雲の精霊。マリオシリーズでも屈指のムチムチボディと豊満なバストの持ち主。
かつては「マダム・クラウダ」と呼ばれ、その道では知らない者はいない舞台女優だった。作中では彼女のファンと思しき発言をする人物もおり、昔はもっとスレンダーだった、という話も聞ける。
しかし舞台の世界で生きるうち、次第に業界裏のドロドロな人間模様に嫌気がさすようになり、女優を引退。その後はふしぎの森の外れに家を構え、時々プ二族と交流しながら静養していた。
元大女優の性か、ネックレスがないと外に出歩けない。
森でネックレスをなくして困っていたが、マリオがカゲ三人組からネックレスを取り返すことで、マリオが倒れるほどの熱いベーゼのお礼をするとともに、彼女曰く「無口でダンディ」なマリオを一目で気に入り、仲間になる。
フィールドでは強い風を吹いて、プニ族やフィールドにあるはがれる壁・チラシなどを吹き飛ばしてくれる。フィールド上にいる敵に対して放つと目を回して動きを止めることができる。
英語名の由来は突風を意味するflurryをもじっていると思われる。他に敬称がつく仲間は前作のレサレサがいる。
クリア後の世界では再び女優業に舞い戻っており、ランペルとも共演していたりする。
なお、作中で「雲の精霊」種族はクラウダのみ。
他のマリオシリーズにも「雲の精霊」と呼ばれる種族・キャラは登場しておらず、彼女については意外と謎が多い。
辛うじて近いキャラがいるとすれば、後の作品に登場したキリフキーやビューゴーだろうか。
クラウダの技
HP:15(初期)/25(スーパー)/35(ウルトラ)
攻撃技だけでなく補助技をバランスよく覚える。宙に浮いているので、地震の攻撃は効かない。
体力がバレルに次いで高いだけでなくセクシーキッスでHP吸収ができるため、かなり打たれ強い。
ムッチムチプレス
消費FP0
初期から使える技の1つ。敵1体を押しつぶして攻撃する。
天井の敵にも攻撃できるが、アクションコマンドに失敗すると全くダメージを与えられない。トゲや炎などの敵には無効。
ふきとばし
消費FP4
初期から使える技の1つ。強い風で敵を吹き飛ばす。吹き飛ばした敵の分のスターポイントも貰える。
空中の敵には効きやすく大型の敵には効きにくい傾向があるが、敵によっては効かない場合もある。
前作のポコピーも同じ技が使えるが、スターポイントが貰えないという違いがある。
セクシーキッス
消費FP3
スーパーランクになると習得する技。激しいキッスで敵1体のHPを奪う。
敵の防御力を無視してダメージを与えられるが、接触系のためトゲや炎などの敵には無効。与えられるダメージはアクションコマンドの成功度合いで変化する。
ヨケヨケスモーク
消費FP4
ウルトラランクになると習得する技。マリオを「ヨケヨケ」にしてマリオの回避率を上げる。
継続ターンはアクションコマンドの成功度合いで変化する。
スーパーマリオくんでは
ゲームと同じくふしぎの森に住んでおり、クリスチーヌとは知り合いであるという設定が追加されている。
最初はマリオの容姿を酷評していたが、クロクモーンの攻撃から身を挺して守ってもらった(勘違いではあるが)ことで、マリオに好意を抱くようになる。
豊満な肉体による肉弾戦とふきとばしが得意なものの、化粧崩れや髪の乱れがあると戦えなくなる欠点を抱えている。
大樹攻略後はふしぎの森が冬になってしまったため乾燥が敵として大樹で冬眠している(この時にクッパが訪れマリオと勘違いされ猛烈なキッスを受けることになる)。
そのためステージ3以降は登場しないが、代わりにスーパーハンマー(何故かクラウダと連動しており、マリオに対してセクシーキッスをしたり、ふきとばし攻撃が使える)と自身の等身大チョコをノコタロウ経由でマリオに渡している。
マリオくんを読んでいる人ならクラウダを見て、2巻に登場したルドウィックのオバケを連想した人も多いのではないだろう。
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同作品中で冒険を共にする他の仲間達