われら メガバッテンは
それほど あまくは ないですからな
概要
『ペーパーマリオRPG』に登場する秘密組織。本作において、クッパ軍団に並ぶ悪の組織である。
名称は公式サイトでは「メガバッテン軍団」となっている。
幹部および団員達は全員、×(バツ)をモチーフにした服を着ている(それを着たピーチ姫曰く、ちょっと臭うらしい)。
敬礼代わりに、腕を上半身で交差させてバツを描くポーズを取るのも特徴である。
最終目的はわかりやすく世界征服であり、「やみのきゅうでん」に封じられた魔物の力で世界を作り変えようとしている。
科学力には絶対の自信があり、薬品・人工生命体・ロボット等の製造を初め、人間とほぼ遜色無い思考能力を持つコンピューター「テック」を開発するなど、その技術力は最早世界的権威レベルである。
とは言えさすがに部下の質と量はクッパ軍団には劣る。
メンバー
バツガルフ
メガバッテンの総統。
ペケダー
メガバッテンの幹部でバツガルフの腹心。
ステージ5では「メガネすいふ」として登場。
バッテンダーロボ
ペケダーが操る戦闘用ロボット。
バッテンダー・マーク2という改良版も存在する。
戦闘員
名称は公式サイトから。白い服の「ぐんだんいん」と、少し戦闘力の高い黒い服の「エリートぐんだんいん」、青い服の「けんきゅういん」で構成されている。
質より量をモットーとしており、団員数は500人を優に超えているものの一人一人がクソが付くほど弱いため、よく群れている。
バリアーン
メガバッテンが作った人工生命体。プチバリアンと言う小さな個体を召喚し強固なバリアを作り出す事ができる。
テック
正式名称は「TEC-XX(テック-バツバツ)」。宇宙最高水準の技術で作られたというスーパーコンピューター。
おもに幕間のピーチ姫パートで主要キャラクターとなる。
カゲ三人組(後に「新カゲ三人組」)
用心棒であり、ある目的でメガバッテンに協力している。このため正確には構成員ではない。
作中での行動
作中ではプロローグから作戦を実行しており、「ゴロツキタウン」にてピーチ姫の純粋な心を利用し、物語のキーアイテムである「スターストーン」の隠し場所が記された地図の入った宝箱を開けさせ、その後ピーチ姫を誘拐、本部のある月に監禁する。
その作戦のためゴロツキタウンに来ていたペケダーは、クリスチーヌがスターストーンの秘密を知っていると睨んで誘拐しようとしたものの、ピーチ姫の誘いを受けてやって来たマリオに邪魔され失敗に終わる。
その後、ふしぎの森・ウスグラ村・トロピコアイランド・リッチリッチエクスプレス・ピカリーヒルズなどに現れ、マリオ達とスターストーンの争奪戦を繰り広げるものの全て失敗(なお、トロピコアイランド後、ウスグラ村でクッパと遭遇、メガバッテンとクッパ軍団の大バトルになりかけるが、ペケダーが投げた「イチコロバクダン」をクッパが燃やしたことでその場で大爆発が起こり、引き分けとなった。また、ペケダーはクッパのことは知らなかったようで、メガバッテンはクッパ軍団の存在を知らない)。
最終的にはマリオ達に月のアジトへ突入され、決戦を挑むも敗北したペケダーは宇宙の彼方へ吹っ飛ばされた。月の秘密基地もマリオ達を脱出させたテックによって自爆させられる。
その間にバツガルフは一足先にやみのきゅうでんに侵入しており、遂にカゲの女王を復活させたものの、全てはマジョリンの計略であり、バツガルフはカゲの女王に吹っ飛ばされてしまう。
その後
カゲの女王が倒された後は、頭だけになったバツガルフや宇宙から帰還し合流したペケダー含め団員数が5人ほどにまで減ってしまう。
一応組織として存続しているようだが、目的も手段も無くなった同時に今回の件で懲りて、クリスチーヌによると悪事を働く気は無くなったと思われる。
その事が語られるシーンではピカリーヒルズにいるのだが、その後はピカリーヒルズで生活しているのかは不明。(少なくともクリア後はメガバッテン団員と会う事は一切ない)
関連イラスト
関連タグ
マリオシリーズの悪の組織
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