概要
2005年2月14日に発売された、スターフォックスシリーズの第四作目。略称は『アサルト』。
機械生命体『アパロイド』によるライラット系への侵略とフォックス・マクラウド率いるスターフォックスの戦いを描く。
ナムコ側の影響もあってか、全体的にスタイリッシュなデザインが特徴。
従来のスターフォックスの名物であるアーウィンやランドマスターでのシューティングに加え、今回は生身で戦場を移動する白兵戦も導入され、武器を駆使して地上・空中の敵達を殲滅する事となる。
勿論、宇宙空間でのスクロールor手動操作による戦いも健在である。
キャラクターに関しては前作『アドベンチャー』の『クリスタル』がスターフォックスの一員として共に戦う他、ライバル勢のスターウルフも登場し、新メンバーに『パンサー・カルロッソ』が姿を見せる。
また、敵キャラであるアンドリュー・オイッコニーやピグマ・デンガーは諸事情により、本作にて次作へ向けた大きな転換期を迎える事となる。
あらすじ
惑星サウリア(ダイナソープラネット)での事件から1年、スターウルフを追い出されたアンドリュー・オイッコニーは、亡き叔父、Dr.アンドルフの残党を率いてコーネリア軍に反旗を翻した。
年齢の為に引退したペッピー・ヘアに代わり、サウリアの事件がきっかけでクリスタルがチームに加わった新生スターフォックスが出撃する。
しかしその先に待ち受けていたのは、宇宙の万物を取り込み支配する恐るべき侵略者、アパロイドの軍団だった……。
主な登場キャラ
今作(ていうか全シリーズ)における主人公にしてリーダー。
アンドリューを追っての戦いの最中に未知の敵『アパロイド』に遭遇し、新たなる激戦へ身を投じていく。
スターフォックスのエースパイロット。
前作では放浪していたが本作にて無事復帰し、頼れる仲間として援護を行う。
スターフォックスのメカニック担当。
本編ではアパロイドに関する情報をかき集め、最終戦への秘密兵器の開発へと乗り出す。
スターフォックスの古株のメンバー。
……だったが現在は引退しており、主にグレートフォックスからのナビゲーターを務めている。
前作のヒロインであり、新たにスターフォックスへ加わった女性。
テレパシー能力を持ち、それを応用して精密機器を超越した分析力を発揮する。
スターフォックスと対立する遊撃隊『スターウルフ』のリーダー。
本作ではアパロイドにフォックスを倒される事が気に喰わない為か、間接的にスターフォックスを手助けしてくれる。
ウルフがフォックスとの共闘を選んだからか今回は黒い一面は控えめだが、それでも所々で皮肉や嫌味をフォックス達に挟んでくる。
スターウルフへ新たに加入している女たらしな黒豹の姿をした青年。
戦闘機の翼に薔薇が描いてあり、登場時に「俺の赤いバラを見た奴は死ぬぜ?」と早速キザな台詞を述べる。
元スターウルフのメンバーにして、初代等の黒幕『アンドルフ』の甥。
今回はアンドルフ軍を引き継いで叔父の野望を果たそうとし、スターフォックスと決戦を繰り広げるが……。
私利私欲の為に裏切りを重ねて生きる、元スターフォックスメンバーの男。
新しく所属したスターウルフからも『面汚し』と言われ解雇されたが、アパロイドの核『コアメモリ』を手に入れた事で金儲けの為に様々な所で暗躍する事となる。
今作最大の敵である、金属の体を纏った生命体。
機械や生物に『融合』する力を持ち、ライラット系を含めた全宇宙の支配をのぞんでいる。
デモムービー
余談
本作では特定条件を満たせば、ゼビウス、バトルシティー、スターラスターがおまけとしてプレイできる。