概要
スターフォックスシリーズに登場する、ウサギのキャラクター。
フルネームは「ペッピー・ヘア」であるが、ヘアーと表記される事もある。
スターフォックスチームの古株で、フォックスの父、ジェームズがリーダーを務めていた時から所属している。ピグマの裏切り事件で唯一の生還者となったあとは自身の豊富な知識と経験を生かし、現リーダーであるフォックスをサポートしている。フォックスたちからはメンバーであると同時に父親のように信頼されている。
既婚者で、妻にビビアン・ヘア、娘にルーシー・ヘアがいる。新婚旅行先は惑星ゾネスだったらしく、『スターフォックス64』ではバイオウェポンで汚染されたゾネスを見て愕然としていた。
当時は41歳だが年の割に老けているのか、他のメンバーから「年寄り」、「じいさん」と言われている。
『スターフォックスアドベンチャー』でパイロットを引退し、新メンバーであるクリスタルにその後を託したあとは、グレートフォックスから通信でメンバーに指示を出すナビゲーターを務める。また、髭の長さも伸びてきている。
『スターフォックスアサルト』では、『アドベンチャー』と同様にグレートフォックスで指揮を取りアパロイド事件を解決するために活躍をする。 惑星コーネリアでアーウィンに搭乗し、ペパー将軍を救出した。無茶をしたため身体を痛めたらしく「なかなか、引退というわけにはいきませんな…」と語っている。
最終決戦では、フォックスチームをアパロイド・マザーがいる母星内に送り出すためにグレートフォックスの主砲によるシールド破壊と特攻を仕掛けた。
バトルモードでは、ある条件を満たすと使用できるようになる。HPと足の速さは低いがチャージスピードが通常の4倍、ジャンプ力が最高というステータスを持つ。
『スターフォックスコマンド』ではペパー前将軍の推薦によりコーネリア防衛軍の将軍の座に就いたが、パイロットとして操作できる場面もある。搭乗機はアーウィン。
フォックスもペッピーに対しては「将軍」呼びで敬語で話すようになって距離をとるようになった一方、ペッピーの方はスリッピーのフィアンセの話で身の上話に興じる、それによって既にメンバーが散り散りになり別の人生を歩むようになった事を感じるなど、将軍としてよりもスターフォックスの元メンバーとして接している。
スーパーファミコン版ではフォックスの父の元部下で、フォックスの同僚として登場。チームのムードメーカーで明るい性格となっている。
『スターフォックス2』では重装型のアーウィン搭乗者である。
『F-ZERO ファルコン伝説』におけるペッピー
劇中に本人は直接登場しないが、第33話のバートのF-ZERO教室にて、ピグマ・デンガーと共にジェームズ・マクラウド率いる遊撃隊「ギャラクシードッグ」のメンバーとして、人間風にデフォルメされたペッピーが紹介されている。もちろんこれは初代スターフォックスのメンバー。
もしかすると、スターフォックスの前身がギャラクシードッグなのか、あるいはF-ZERO世界におけるスターフォックスがギャラクシードッグで、パラレルの同一存在なのかもしれない(名前もよく似ており、スターフォックスが「星狐」に対してギャラクシードッグは「銀河犬」であり、スケールが大きくなっている)。
主な名言
- 「油断した!後ろにつかれた!!」
- 「バカモン!わしだ!!」
- 「かなりやられたが、大丈夫だ」
- 「気を引き締めてかかれよ」
- 「あまり先行するなファルコ!」
- 「お前もだんだん親父に似てきたな」
- 「決してあきらめるな。自分の感覚を信じろ!!」
- 「あまり無茶はするなよ、フォックス。」
- 「ここはワシの役目だ!お前たちは自分の役目を果たせフォックス!」
- 「何をしておる!シールドなどすぐに復活しちまうぞ!行け!行かんかーーーっ!!」
- 「お〜いお前たち〜!やれやれだわい💦今度こそワシは引退するからな〜!」
- 「ワシも参戦したい〜💦」
担当声優
- 麻生智久
- 坂本くんぺい
- 『スターフォックス64 3D』
- 『スターフォックスゼロ』