全機、解説せよ!
『スターフォックス』シリーズの第2作目。前作の続編として制作されていたSFC版『スターフォックス2』のプロジェクトを受け継ぎ再設定したリメイク作品である。本作から登場する『スターウルフ』などはその名残である。
前作と比べると難易度はかなり低く設定されており、シューティングゲーム初心者でもゲームを楽しむことが出来る。今作から初めてスターフォックスを知ったユーザーも多い。
当時の任天堂としては珍しい、日本語のフルボイス音声が採用され、キャラクターの数々の名台詞を生んだ。これらの台詞は後のシリーズでも(多少改変されているものもあるが)度々使用されている。
NINTENDO64ソフトの中でも特に評価の高いものの1つで、全世界での売上本数は約400万本以上で、世界一売れたシューティングゲームソフトとしてギネス・ワールド・レコーズに登録された。
また、振動パック対応ソフトでダメージなどに応じてその衝撃がコントローラーに通じる。
2007年にはWiiの、2021年にはNintendo Switchのバーチャルコンソールで配信され、2011年にニンテンドー3DS専用ソフト『スターフォックス64 3D』としてリメイクされた。
作品データ分析完了。
オリジナル | バーチャルコンソール | Nintendo Switch online | 3D版 | |
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機種 | NINTENDO64 | Wii | Nintendo Switch | ニンテンドー3DS |
ジャンル | シューティング | 同左 | 同左 | 同左 |
発売日 | 1997年4月27日(日) | 2007年4月17日(火) | 2021年10月26日(火) | 2011年7月14日(木) |
価格 | 4,800円+税 | 1,000ポイント | ¥4,900(※) | 4,571円+税 |
開発・発売 | 任天堂 | 同左 | 同左 | 同左 |
CERO | A(全年齢対象) | 同左(※) | 同左 |
※Nintendo Switch ONLINE追加パック利用料金。また、同プランはC(15歳以上)表記。
ステージヲ確認シマシタ 補給パーツヲ送リマス
惑星コーネリア | 最初のステージ。洋上から山岳地帯を経由して都市部に進入、さらにその奥にいるボスを倒す。ボスは「グランガ」と、前作から引き続き登場した「アタック・キャリア」の2種(分岐により戦うボスが変化する)。君はグランガにぶつからずに宙返りできるかな? |
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メテオ | コーネリアを取り巻くアステロイドベルト。小惑星にまぎれて敵戦闘機や砲台が襲い掛かってくる。ワープゾーンあり。ボスはCMでも登場した「メテオクラッシャー」。 |
セクターY | ライラット系には「怪現象が頻発する宙域」として恐れられる、セクターX・Y・Zという宙域が存在する(それぞれのセクター名は、発光性のスペースデブリがアルファベットのX・Y・Zの形に集まっていることから命名されたと言われている)。その中でも比較的環境が穏やかなセクターYは、コーネリア軍VSアンドルフ軍の艦隊戦のまっただ中。コーネリア軍艦隊を援護することになるが…アンドルフ軍の新兵器、サル型MS「サルジャー」が襲い掛かってくる。なお、コーネリア軍はこのサルジャーに苦戦させられている模様。それなんてどっかの機動戦士?そして、緑や青のサルジャーの中には1機だけ赤くて素早いのがいる。ボスは「サルデス」「サルデスⅡ」。サルデスは2機登場する。サルデスⅡは白いぞ! |
惑星フィチナ | 分厚い氷に閉ざされた極寒の惑星。アンドルフ軍に乗っ取られたコーネリア軍の通信基地を奪回することが目的だが…。ボスはスターウルフ操るウルフェン4機。 |
惑星カタリナ | コーネリアとよく似た環境の惑星であり、コーネリアからの移民も行われている惑星。防衛基地に襲来したアンドルフ軍を、コーネリア軍と共同で退けることになる。ボスは「グレート・ディッシュ」。アメリカのSF映画『インデペンデンス・デイ』のオマージュ。なお、当時N64の演算能力を活用した展開をゲーム内で実装させるため「戦闘機を一度に100機バラバラに飛ばす」という試みを行ったそうで、実際にこのステージでその光景を見ることができる。君は味方機を撃ち落とさずクリアできるか!? |
惑星アクアス | 表面すべてが海で覆われた惑星。海中には独自の生態系が構築されている。また海底には遺跡らしきものが存在しており、かつて何らかの文明があったのではないかと言われている。しかしアンドルフ軍が生物を巨大化・凶暴化させる物質を垂れ流すバイオウェポン「バクーン」を投下し、原生生物をバイオウェポンに作り変えている。ボスは「バクーン」。ブルーマリンで出撃するシリーズ唯一のステージ。 |
セクターX | 謎の宙域その2。セクターYと比べて怪現象の発生頻度が高くなっており、コーネリア軍すらうかつに近寄れない環境となっている。この点を逆手に取り、アンドルフ軍は同宙域に宇宙基地を建設。更にワープ・ホールを兵器移送に利用しているとの事。基地内部でとある新兵器の建造・テストをしていたようだが…。ボスは「HVC-09」。 |
惑星ソーラ | マップ画面の中央で輝く灼熱の惑星。一見すると恒星のようであるが、その実態は「原始のマグマの海の状態のままを保っている惑星」である。原始の状態を保っている理由は不明だが、謎の宙域セクターX・Y・Zの構成する三角形の中心に位置していることが原因ではないかと噂されている。ボスはバイオウェポン「サンガー」。 |
惑星ゾネス | アクアスと並ぶ水の惑星。アクアスと違い陸地らしきものもあるが、やはり大部分は海で占められている。ペッピーの新婚旅行先であり、彼の発言からするとアンドルフ軍が侵攻してくる前は美しい水の惑星だったようだ。ボスは「サルマリン号」。 |
惑星マクベス | 様々な鉱物資源に恵まれた惑星。そこに目をつけられ、現在はアンドルフ軍の補給基地と化している。また、巡航ミサイルもここから打ち上げられているようだ。ボスは「ベンジャミン」。走行する敵の貨物列車を追撃する内容となっており、途中でポイントを切り替えて貨物列車を拠点ごと破壊できれば「作戦完了」、失敗してベンジャミンのみの破壊だと「作戦終了」となる。 |
惑星タイタニア | 常に砂嵐が吹き荒れる砂の惑星。かつて存在した文明が遺したと言われる無人兵器類が現在も稼働しており、コーネリア軍・アンドルフ軍共々迂闊に地上降下ができない惑星である。但しアンドルフ軍は偵察部隊を派遣しており、何らかの動きがあるようだ。ボスは古代怪獣「ゴラス」。 |
セクターZ | 謎の宙域の中でも特に怪現象が多発すると恐れられる宙域。かつてコーネリア軍と宇宙海賊の激戦があった古戦場でもあり、同宙域には当時の残骸が浮遊している。ボスは恒星間巡航ミサイルの「マン・ドリル」。『大乱闘スマッシュブラザーズ』では対戦ステージとして登場した。 |
防衛衛星ボルス | 惑星ベノムを防御する防衛衛星。大型艦はおろか、惑星一つすら吹っ飛ばす威力を持つ高出力レーザー砲「プラネット・キャノン」を装備しており、コーネリア艦隊すら寄せ付けないものとなっている。ボスは「ボルス・コア」及び「ウルフェン」(フィチナを経由しないor撃破できなかった残機)。 |
エリア6 | かつては宇宙農園が建設されていた場所でもあったが、現在はアンドルフ軍の最終防衛ラインとなっており多数の艦艇(『スターウォーズ』シリーズに登場するスターデストロイヤーと似ている)や宇宙戦闘機、宇宙トーチカが配備されている。逆に言えばスコアアタックが熱いステージでもある。ボスは「デス・ボール」 |
惑星ベノム | アンドルフが追放された惑星。酸素が無いに等しかったり荒涼とした風景が広がっているだけだったりの散々な環境であるが、追放されたアンドルフは惑星全体を軍事基地に改造。各所に戦闘機を出撃させるハッチが設けられている。ボスは「バムバム」(ボルスルートの場合)または「ウルフェンⅡ」(エリア6ルートの場合)。そして、アンドルフ。 |
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