曖昧さ回避
ギネス社
現在はディアジオ社のビール部門。
沿革
1756年、アーサー・ギネス、31歳でビール造りを始める。
1759年、ギネスが廃業した聖ジェームズ・ゲート醸造所(アイルランド・ダブリン)を年45ポンド/9000年間の契約でエール醸造のため借り受ける。
1769年、イギリスに輸出を開始。
1820年、ポーターのアルコールを強化したスタウト・ポーターを発売。
1840年、「エクストラ・スペリオール・ポーター」の商品名を「エクストラ・スタウト」に変更。現在もパブで供される瓶ビール。
1914年、第一次世界大戦始まる。イギリスでは穀物不足で濃いビールの生産が制限され、ギネスのスタウトのシェアが拡大した。
1955年、「ギネスブック・オブ・レコーズ」の初版発売。
1986年、ドラフト・ギネス発売。
1997年、ギネス社とグランドメトロポリタン社が合併、ディアジオ社となる。
スタウト
黒くなるまで焦がした大麦を使用し、上面発酵によって醸造されるビールをスタウトと言い、ギネスの主力商品となっている。
色が黒く、味は濃厚で、苦み・酸味とも強く、アルコール度数も高い。適温は10~13℃、アルコール度数10%超の製品は16℃。ワインのようにゆっくりと楽しむのに向いている。