アサヒビール
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あさひびーる
日本の大手ビールメーカー。
1906年~1949年まではサッポロビール/ヱビスビール(発売は1890年だが、ラベルには当時の日本麦酒㈱が設立された1887年と書かれている)とともに「大日本麦酒㈱」の1ブランドになっていた。
戦後のGHQによる会社分割で「朝日麦酒㈱」として再出発、1958年には日本初の缶ビールを発売した。
現在は東京が本社だが、設立当時は大阪が本社という事もあり商圏が西日本中心だった事でシェアは減少傾向になり、1980年代初頭にはサントリーとの合併話まで出るほどであった。しかもよりによってサントリーが1963年にビールに再参入した際に支援したのがこのアサヒビールだったのだ。
しかし1980年代に入り、他社の競合に負けている状態が続き、「夕日ビール」と揶揄されていた。1986年、住友銀行副頭取だった樋口廣太郎が社長に就任し、新しいアサヒビールのCIロゴの作成と、「古いビール」と揶揄されたアサヒビールを変えるべく地道かつ徹底したマーケティングリサーチ活動を行い、そして1987年生み出されたのが「スーパードライ」である。このスーパードライの大ヒットでシェアを一気に拡大して売上げ首位を獲得した。
因みに、本社はビールの形をしたビルがある。要するに言えば「ビールのビル」。
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