概要
2002年、アメリカで発売された清涼飲料水。
モンスターエナジー社が販売。アメリカではコカ・コーラ社の下で流通されている。
海外では多種多彩なフレーバーと555ml缶や700ml缶ボトルでの販売となっており、レッドブルは宿命のライバルの関係。
発売されたフレーバーは2021年現在80種類以上。炭酸飲料の他にコーヒーベースのJAVAモンスターシリーズや紅茶ベースのリハブシリーズ、プロテイン入りのマッスルモンスターシリーズ等様々な種類が販売されている。
パッケージの目印は「三本の爪痕」のデザイン(記事トップ画参照)。
日本版モンスター
2024年4月時点では以下の物が販売中。
MONSTER ENERGYシリーズ
これといった分類を持たないもの。
- モンスターエナジー
- モンスターエナジー(500ml缶)
- モンスターエナジー M3
- モンスターエナジー(ボトル缶)
- モンスター スーパーコーラ
- モンスターエナジー ゼロシュガー
- モンスター ロッシ
- モンスターエナジー リザーブ ウォーターメロン
MONSTER ULTRAシリーズ
ゼロカロリー・ゼロシュガーで、すっきりとした味わいのフレーバー。
缶のラベル上部には共通で「ZERO SUGAR」と書かれている。
- モンスター ウルトラ
- モンスター ウルトラパラダイス
- モンスター ウルトラピーチーキーン
- モンスター ウルトラバイオレット
JUICE MONSTERシリーズ
果汁入りであることを押し出したフレーバー。甘くてフルーティー。
缶のラベル下部には共通で「果汁○○%」と書かれている。
- モンスター カオス
- モンスター パイプラインパンチ
- モンスター マンゴーロコ
- モンスター オージースタイルレモネード
- モンスター パピヨン
MONSTER REHUB
紅茶ベースで無炭酸のフレーバー。現在は「レモネードティー」1種類のみが販売されている。
- モンスターリハブ レモネードティー
過去のラインナップ
現在では公式Webサイトの商品一覧から消えているが、過去に販売されていたモンスターエナジー。
- コーヒーモンスター
- モンスター キューバリブレ
- モンスター スーパーコーラ(ボトル缶)
- モンスタースーパーフュエル ブルーストリーク
- モンスタースーパーフュエル レッドドッグ
- モンスタースーパーフュエル キラーキウイ
余談
日本では薬機法の都合で、日本向けに販売されている製品は若干の成分変更と355mlへの減量が行われているが、味自体に大きな違いはない。
宿命のライバルレッドブルが同価格でありながら185mlと少ないので、コスパの点では勝っているのには変わりない。
またNASCARやダカールラリー、世界ラリークロス選手権、ジムカーナ動画で世界的人気を誇るケン・ブロックなどモータースポーツ界のビッグスポンサーとしても名を馳せる。
特にダカールではレッドブルの支援するチームと真っ向から衝突しているのが見られるため、一見の価値がある。
他のエナジードリンクにも言えることだが、過剰摂取は命の危険にも関わる。
過去には超過剰摂取等が原因の死亡事故も存在するので、用法容量を守って飲みすぎないように注意しよう。
モンスターエナジー社は、「モンスター」と名の付くありとあらゆるもの(例:ポケモンやモンハンやモンストなど他多数)や爪痕と同じ縦三本線のロゴを有する企業などに対して凄まじい頻度で異議申し立てを行っているが、未だ勝利0で、100以上連敗している。専門家は「多少無理筋でも自社製品の名前を守る権利はあるが、何かすごいと思わざるを得ない」とある程度擁護しつつもドン引きしている他、ユーザーからも「これからはレッドブルを飲む」などの反応が出ており、多少ブランドイメージに傷が付いている様子が見られる。