Red Bull 翼を授ける。
概要
レッドブル(Red Bull)は、オーストリアのRed Bull GmbHが販売する清涼飲料水である。
タイ人創業者のチャリアオ・ユーウィッタヤーがタイ王国でみいだしたクラティンデーンという清涼飲料水を元に作られた。
現在はオリジナルであるタイ産よりも、世界的に展開されるレッドブルの方が圧倒的に有名である。
一般的に両者は全くの別物として認識される。
以上、Wikipediaより抜粋、一部改変しています
日本におけるこの手のアルミ缶で販売される栄養ドリンク(エナジードリンク)の嚆矢的存在。
強烈すぎて、国によっては販売できないこともあるとか。
オリジナルのレッドブルはリポビタンDなどの日本の栄養ドリンクに着想を得て作られたが、これに目を付けたオーストリアのディートリヒ・マテシッツが販売権を得て、疲れたオジサンのための栄養ドリンクではなく、アクティブな若者のためのエナジードリンクというイメージを打ち出すことで大成功を収めた。
あまりに儲かりすぎているため、F1チームやサッカーチームを所有していたり、飛行機レースを作ったり、各種エクストリームスポーツ大会へのスポンサーも行うなどしており、若者を中心に訴求力が高い。
レッドブルのヒット以降、エナジードリンクという商品ジャンルが金脈として開拓され、フォロワーが雨後の筍のように現れたが、いずれも二匹目のドジョウの域を出る物ではなく、エナジードリンク市場はレッドブルとモンスターエナジーの二強状態となっている。
コミックマーケット設営日に参戦
「オタクのエクストリームスポーツ」とも称されるコミックマーケット。
C83(2012冬コミ)設営日にレッドブルのプロモーションカーが現れ、設営参加者
及びスタッフに2000本のレッドブルを無償提供した。なんでも、プロモスタッフの
ひとりがコミケスタッフだったことから実現したという。
そしてC84(2013夏コミ)。今度はプロモーションカー2台で参戦。
しかしプロモーションという性格上、長い配布列の捌けは非常に悪く
Twitter上では「牛歩」と呼ばれたりもした。
しばらく音沙汰が無かったが、C89(2015冬コミ)設営日にも翼を授けに来た。
(無償提供・ロング缶500本)ただし、今回プロモカー&スタッフは無し。
その後も断続的に、設営日に翼を授けに来ている。
C92(2017夏コミ)では久し振りにプロモカー&お姉さんが来た。
コロナ禍明けのC102(2023夏)、久し振りにプロモカー&おねえさん・お兄さんが来た。
「Red Bull 翼をさずける。」
スポンサーをしている主なスポーツなど
元々はスポンサーであった(1995年~2004年ザウバー、2001年~2002年アロウズ)が、2004年にジャガーのF1チームを買収し、2005年からレーシングチーム・コンストラクターの"レッドブル・レーシング"として参戦中。今では4度のコンストラクターズタイトルと、5度のドライバーズタイトルを持つ強豪チームである。また2006年からはミナルディチームも買収し、レッドブルのジュニアチームとして"スクーデリア・トロ・ロッソ"(イタリア語で"レッドブルレーシング")を立ち上げた。このチームは後にレッドブルのファッションブランド名を冠した"スクーデリア・アルファタウリ"という名称になり、2024年現在は"ビザ・キャッシュアップ・RB F1チーム"として参戦している。
レース本隊とは別にプロモーション部隊があり、旧型のF1マシン(公式曰く、主にチャンピオンカーである2011年と2012年型マシンを使っているらしい)をショーカーに仕立てて、世界各地でデモ走行を行っている。
また、2003年までF1オーストリアGPが開催されていたA1リンク(旧:エステルライヒリンク)を買収し、レッドブル・リンクとしてホームサーキットも所有している。
ホンダが2018年からトロ・ロッソ(→アルファタウリ)、2019年からはレッドブルにもパワーユニット(エンジンと回生モーターのハイブリッドシステム)を供給、2021年にはマックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得して、チームとしては8年ぶりにドライバーズタイトル(ホンダとしては1991年のアイルトン・セナ以来30年ぶり)を掴み取った。2022年からはホンダが活動終了してしまったものの、レース事業を分割したHRC(ホンダ・レーシング)を窓口に引き続き協力関係を続けている。しかし、2025年を最後にHRCとの協力関係を解消し、2026年からフォードと手を組む。
2006年からレッドブル・シュコダとして参戦。2008年のラリー・アルゼンチンからはWRCの絶対王者・セバスチャン・ローブを擁するチーム・シトロエン・トタルのメインスポンサーとなっていた。
ローブに代わりセバスチャン・オジェが台頭した後は、彼の移籍とともにフォルクスワーゲンやフォードへ移った。
2020年現在はトヨタの正3ドライバー、そしてヒュンダイのエースであるティエリー・ヌービルらを個人として支援している。
オートバイレース
MotoGP、モトクロス世界選手権、AMAスーパークロスなどをスポンサー。またRed Bull X-Fightersも開催している。
ホンダを4年連続MotoGPチャンピオンに導き、現在はドゥカティのライダーであるマルク・マルケスも、レッドブルが支援するライダーである。
ダカール・ラリー
二輪・四輪とも7度の総合優勝を果たしたステファン・ペテランセル、ダカールとWRCで共にチャンピオンとなったカルロス・サインツ、トヨタのエースで中東ラリーでは無敗を誇るナッサー・アル=アティヤ、二輪部門の帝王KTM、トラック部門の帝王カマズなどチーム・個人問わず広くスポンサーしている。
なお二輪部門ではホンダとヤマハをモンスターエナジーがタイトルスポンサーとして支援しているため、世界の頂上で熱い栄養ドリンク対決が見られる。
日本の四輪レース(SuperGT・スーパーフォーミュラ)
参入は2017年と遅かったが、レクサス陣営のトムスを支援し始めた同年にチャンピオンを獲得している。その後、ホンダ陣営のMUGENにもスポンサーを開始した。
また前述のF1におけるホンダとの繋がりから、スーパーフォーミュラでもMUGENを支援。レッドブルTVではスーパーフォーミュラの無料生配信を行っている。
レッドブル・ザルツブルク(オーストリア・ブンデスリーガ)やレッドブル・ニューヨーク(アメリカ・メジャーリーグサッカー)、RBライプツィヒ(ドイツ・ブンデスリーガ)等のサッカークラブを始め、数多くのスポーツチームを所有している。
ちなみにレッドブル・ザルツブルクには宮本恒靖、三都主アレサンドロ、南野拓実、奥川雅也が在籍したこともある。
2024年9月に、NTT東日本が保有する大宮アルディージャ(VENTUS共々)の株式を買収、10月1日付で社名を「RB大宮株式会社」に変更する。
2003年からはレッドブル・エアレース・ワールドシリーズを開催。NHKの放送や千葉県での開催があったほか、2017年には日本人の室屋義秀がワールドチャンピオンとなったことで耳目を集めた。しかし世界的な人気が今ひとつであったことから、2019年末をもって開催終了となった。
ヨットレース
アメリカスカップの若手版として、2013年(第34回)より行われる「Youth America's Cup」の冠スポンサーを務める。
2012年10月に行われた、有人気球による最高高度記録・人類初の超音速フリーフォールなどを目標とする「レッドブル・ストラトス」プロジェクトを支援。
フェリックス・バウムガルトナーが目標とする4記録のうち3記録を達成するなど概ね成功を収めた。
近年になって様々なメーカーも参入しているeスポーツだが、その内の有名チームである『DeToNater』のサポートを発表した。
さらに下記のグランツーリスモのシリーズの1作グランツーリスモSPORTではeスポーツ用(しかもFIA公認)に新たなX2010のバリエーション X2019コンペティションも発表されている。
関連イラスト
関連タグ
ベルゼバブ(グラブル):まさかのグラブルともコラボをすることになった。詳細はリンク先にて。
X2010:レッドブルのF1チームがグランツーリスモとコラボして誕生したレーシングカー。詳細はリンク先にて。
江戸前エルフ:アニメでレッドブルが作中に登場。エルダが愛飲。
外部リンク
もしかして……?
同名のアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画がある。原題「Red Heat」。
シュワちゃん演じるイワン・ダンコ大尉がソ連からアメリカに逃亡したマフィアをジェームズ・ベルーシ演じるリジック警部と協力して追いかけるアクション映画。
アメリカ映画として初めて赤の広場で撮影が許された作品。
ネット上ではシュワルツネッガー=玄田哲章、ベルーシ=富山敬が吹き替えを担当したテレビ朝日版が有名。コマンドーやプレデターと並び名言の宝庫として知られている。2014年5月発売のBlu-rayにはこのテレビ朝日版吹き替えが収録されており、名言を心ゆくまで堪能できる。