解説
創設年 | 1969年 |
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加盟年 | 1999年 |
ホームスタジアム | NACK5スタジアム |
クラブカラー | オレンジ |
マスコット | アルディ&ミーヤ |
ホームタウンは埼玉県さいたま市であり、浦和レッズと登録上は同一であるが、名称の通りアルディージャは旧大宮市が実質的な活動区域である。
本来ホームタウンは地方自治体単位でしか認められないが、さいたま市ができる2001年より前に発足したためこの名称になった。同様のケースは清水エスパルス(旧清水市、現静岡市清水区)等がある。
母体は1969年創部の電電関東(⇒NTT関東)サッカー部が前身で、NTT東日本・NTTドコモなどNTTグループおよび関連企業18社が運営会社に出資していたが、2023年10月28日のプレスリリースで今後はNTT東日本一社のみが運営に関わる事が発表された。
2005年にJ1昇格。
2014年に16位でJ2降格。
2015年にJ2優勝で1年でJ1復帰。
2017年に最終節までもつれた残留争いの末18位となり2度目のJ2降格。
2019年に3位となったものの、昇格プレーオフで山形に敗れ、J1復帰はならなかった。その後は一転して下位に低迷し、2023年に降格圏の21位でシーズン終了。その後のJ3の結果により降格が確定した(J1経験のあるチームのJ3降格は大分トリニータ・松本山雅FCに続いて3チーム目、J1からJ3すべて経験があるのは3チーム以外に、Jリーグ2部制下の2012年に唯一のJFL降格後翌年にJ3昇格したFC町田ゼルビア〈2024年にJ1初参加〉がある)。これにより、2024年度の天皇杯本選シードを逃したことも決定し、26年振りに埼玉県予選からの参加となる。
2024年7月にオーストリアのエナジードリンク企業レッドブルが買収すると発表。10月に運営会社の社名が「RB大宮株式会社」に変更となった。クラブ名の変更等については名言を避けられたものの、翌月にクラブ名を「RB大宮アルディージャ」へ変更するとともにエンブレムもRBライプツィヒと近いデザインへ刷新する事が発表された。リーグ戦はほぼ首位を譲ることなく第32節で自動昇格を確定、第33節で残り5試合を残して優勝を決め、1年でのJ2復帰を果たしている。
マスコット
リスの「アルディ」とその恋人「ミーヤ」。
ミーヤはアルディがいるのに他のマスコットに擦り寄るビッチキャラとして有名。
そして最終的になぜかアルディが土下座している。
Jリーグマスコット総選挙過去順位
回 | 開催年 | 順位 | 備考 |
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1 | 2013 | 9位 | ミーヤ |
2 | 2014 | 25位 | アルディ |
3 | 2015 | 27位 | アルディ |
4 | 2016 | 18位 | アルディ |
5 | 2017 | 18位 | アルディ |
6 | 2018 | 38位 | アルディ |
7 | 2019 |
過去最高順位はミーヤが出場した第1回の9位。その後はアルディが出場しているが、いずれも2桁順位に沈んでいることから、当の大宮サポからも「アルディよりミーヤ様」「アルディじゃどうあがいてもトップ10圏内入り無理なのでは」「隣のニートといい勝負」との声が上がっている。
スタジアム
命名権名称、NACK5スタジアム大宮
サッカー専用スタジアムである。かなりきつきつの敷地であるが一体感の大きいスタジアム。
大宮公園駅が最寄り駅だが、大宮駅からも充分徒歩圏内である。車で近くに止めるのは難しいので、大宮駅近くの駐車場を利用することになる。
その他
残留力
2005年にJ1に昇格して以来、毎年降格ラインギリギリのところで踏みとどまっていることから「ラインコントローラー」の異名を持っていた。
他に残留力を持ち合わせているチームとしては、2008年シーズンのジェフユナイテッド千葉、プレミアリーグのウィガン、オランダのVVVフェンロが挙げられる。
残留戦線異常アリ
2012年シーズン途中から監督に就任したズデンコ・ベルデニックの元、2013年シーズンの大宮は21戦無敗というJリーグ記録をうち立て、クラブ史上初の首位に立った。しかしその影で、ウィガンはFAカップを制しながらも降格、VVVフェンロも4位のフィテッセにだけ勝ち越しつつ残留POで負けて降格と、世界の残留力が乱れる事態になった。
そしてその余波からか、欧州の新シーズンが始まる夏以降、21試合で勝ち点わずか13しか取れず、結局最後は14位ということに。
さらに、2014年には最終節まで清水エスパルスとオレンジのチームカラーであるチーム同士で残留を争い、結果大宮は最終節で降格の決まっていたセレッソ大阪に勝ったものの、16位で降格となってしまった。
これはJ1では初めてのオレンジ色がチームカラーであるチームの降格となった。
その後1年でJ1に復帰したものの2017年に2度目のJ2降格。2020年以降はJ2でも低迷し、2023年にはJ3に降格。どうやら残留力も過去のものとなってしまったようだ。
さいたまダービー
同じさいたま市内に本拠地を構え、かつ最大のライバルでもある浦和レッズとの試合。ダービーというより大宮VS浦和の代理戦争の様相である。
大宮の発足当時は浦和がJ1にいたため対決はなかったが、浦和がJ2に降格した2000年シーズンで初対決。その後浦和が1年でJ1に戻ったため対戦がなかったが、2005年の大宮昇格から遂にJ1での対決が実現した。
が、2017年以降大宮がJ1に戻れておらず、ルヴァンカップや天皇杯などのイベントを除けば対戦機会がないのが現状。
ちなみにJ1リーグ戦での対戦成績に限って言えばほぼ互角。
なお、このダービーはサポーターだけが盛り上がっているものと思いきや、アルディージャのフロント自身が今後の目標としてダービーマッチの再実現を掲げているなど、少なくともアルディージャサイドは公的に強く意識しているようだ。相手はそれどころではなさそうだが……
関連タグ
埼玉西武ライオンズ:大宮公園野球場での試合の際、大宮のシンボルカラーでもあるオレンジのキャップを着用。
ハイデイ日高:ラーメン屋「日高屋」で知られる企業。本チームのスポンサーである。
NACK5:埼玉のラジオ局。スタジアムの名前にも使われている通り、本チームを後援している。