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V・ファーレン長崎

ゔぃふぁーれんながさき

V・ファーレン長崎とは、Jリーグに所属するプロサッカークラブである。ホームタウンは長崎市と諫早市を中心とした長崎県全域。
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解説編集

創設年2005年
加盟年2013年
ホームスタジアム長崎県立総合運動公園陸上競技場
クラブカラーオレンジと青
マスコットヴィヴィくん

有明町(現在の島原市)で活動していた当時長崎県リーグ1部在籍の「有明SC」と、高校サッカーの名門国見高校サッカー部OBチームである当時長崎県リーグ2部在籍「国見FC」の統合チームが前身。なお、カテゴリ上のこともあって実際には有明SCが国見FCを吸収する形を取り、統合後から九州リーグ昇格までの名称は有明SCのままであった。ちなみにトップチームの前身である有明SCの創設年は統合前まで遡ると1985年である。


胸スポンサーは長崎を代表する企業ジャパネットたかた(※2017年よりクラブ経営(ジャパネットがクラブ経営になった理由については、クラブの危機を参照))。

J2昇格決定時、担当者がtwitterで各クラブチームに挨拶回りをするというほほえましいエピソードが残されている。


2013年、いきなり6位となりゼイワン昇格プレーオフ進出。敗れはしたものの参入初年度での好成績は、上を目指せるフラグとなったか。2015年にも6位に入っている。


過去には後半30分を以て入場フリーとしていたこともあった。


クラブの危機編集

2016年に1.2億もの赤字を計上していたクラブは2017年3月1日に早ければ来月にも資金不足のため社員への給与支給が滞りJ3降格もありうると発表。

つまり4月までに資金を何とかしなければならない崖っぷちに追い込まれたことになる。

原因編集

これは結果を出すためにスポンサーが減って収入が減ったのに無理をして予算を増やすという貧乏なクラブが絶対にやってはならないことをやってしまったのが悪い。

しかもスポンサーが減った原因が社長がサポーターをないがしろにしたり、自分に反抗した選手やスタッフを追い出し株主総会で「早く逃げて帰りたい」と発言したりもう何というか...ね...

どんな組織でもトップが腐ってりゃそりゃぶっ壊れる、これまで健全経営を信条に着々とサポーターやスポンサーを集めて来たクラブだろうと。


なお、当時の社長は横浜フリューゲルスの選手OBでもあった。(よりによって・・・)


自動昇格枠残り1編集

資金不足のために経営の危機に瀕していた長崎だがジャパネットたかたの高田氏の社長就任により、この危機を脱することに成功しチームも右肩上がりの好成績を残していく。そして迎えた11月11日、ここまで11戦負けなしで22勝8分10敗勝ち点74で自動昇格圏内の2位の長崎が臨むのは19位カマタマーレ讃岐。この日3位で勝ち点72の名古屋グランパスが敗れたため、長崎は勝って勝ち点を77にすればゼイワン昇格である。

絶望、希望、歓喜VSカマタマーレ讃岐編集

ゼイワン昇格を見届けるべく大入りとなった、トランスコスモススタジアム長崎。

そのサポーターの大声援を背に長崎イレブンは前半27分にMF飯尾竜太朗のクロスをDF乾大知選手が流し込んで待望の先制点を上げることに成功する。

しかし黙って昇格させるわけに行かない讃岐も反撃、後半15分にFW木島徹也選手が同点ゴールを挙げる。昇格のためには勝ち越しが絶対の長崎、ここで地元長崎県出身の高木監督が動き、MF中村慶太選手を投入し攻撃の圧を高めると長崎の第二エンジンに火が付き反撃開始、後半28分にFWファンマ選手のクロスを交代したばかりの中村選手が頭で落としJFL時代からチームを支えてきたMF前田悠佑選手が値千金の勝ち越しゴールを叩きだすと後半36分にはMF翁長聖選手のダメ押しゴールが飛び出して、試合はそのままタイムアップ。勝った、ゼイワンだ。嘘みたいだろ?春先に地獄を味わったクラブがゼイワン昇格だぜ?それも名古屋グランパスやアビスパ福岡を押しのけて、スタジアムに詰めかけたサポーターたちはひたすらはしゃいだ。フロントの人たちや選手達と喜びをわかちあった。

しかし戦いはこれからである。すでに来年度の長崎の目標はゼイワンに残留することなのだから。

2017年のV・ファーレン長崎編集

悲願の昇格を果たした長崎は最終節、ザスパクサツ群馬との一戦で勝利を収め、2017年の戦績が確定する。

24勝8分10敗得失点差+18(59得点41失点)で勝ち点80という堂々たる成績であり、前年度15位のチームとしてはとんでもないレベルの大躍進である。


マスコット編集

「ヴィヴィくん」。

プロフィールによると、『オシドリ(長崎県の鳥)の被り物をした鹿』らしい・・・。

めざせJリーグ!・Vファーレン長崎

このあまりにもあざといキャラが受け、2014年Jリーグマスコット総選挙で見事1位に、センターポジションを獲得した。

2021年Jリーグマスコット総選挙でも再び1位に。

その後、2022年では2位、そして最後の開催となった2023年の総選挙では3位に終わったが、通算6年、(2019年より)5年連続トップ3入りという偉業を成し遂げた。

その為か知名度も高く、有吉の壁の「一般人の壁」に出演、ラヴィット!の「ゆるキャラダービー」に参戦した事がある。


彼のユニフォームは、選手と違うスポンサーがついている。


主なチャント編集

V-ROAD編集

バンドFUNKISTが長崎の応援歌として作曲したもので、サビの部分を繰り返す応援になっている。長崎県内への浸透度は非常に高く、高校野球応援の定番になり甲子園でも演奏された。


スタジアム編集

長崎県立総合運動公園陸上競技場(命名権名称、トランスコスモススタジアム長崎)。諫早市にある。J2昇格に合わせ、非常にきれいなスタジアムが完成した。

ジャパネットがメインスポンサーであるだけに、スタジアム前ではジャパネット特選品の販売も行われている。


このスタジアムでの選手紹介時、通常はメンバー表の順に紹介されるだけだが、ここでは予想フォーメションまで表示される。


また試合中、オーロラビジョンにサポーターが映し出される確率が高い。


最寄り駅のゼイアール(JR)諫早駅からは、クラブは徒歩で向かうことを推奨している。スタジアムへの道の途中でおもてなしを受けられるようになっており、手荷物預かり所も途中にある。


また、諫早駅近くのバスターミナルよりバスで行くこともでき、定期便のほか臨時便も運行。この区間のバス料金はなんと150円である(スタジアムと関係なく通常運賃。長崎は総じてバスが安い)。


自動車の場合、総合運動公園内の駐車場は1500台程度で予約が必要。また2km圏内に無料駐車場がキックオフ3時間前入庫まで設置され、さらにバス30分程度のところにも臨時駐車場が設置される。


新スタジアム計画編集

親会社であるジャパネットグループが中心となり、長崎駅前にサッカー専用スタジアムを中心とした再開発計画が進められている。2024年完成予定。



シーズンシートについて編集

2018年より、シーズンシートの受付はジャパネットコールセンターへの電話で行っている上、分割払いも可能に。もちろん、分割金利・手数料はジャパネットが負担


関連タグ編集

九州地方に本拠地を置くチーム編集

アビスパ福岡ギラヴァンツ北九州サガン鳥栖大分トリニータロアッソ熊本鹿児島ユナイテッドFCFC琉球

テゲバジャーロ宮崎(2021年よりJ3参戦。)

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