テゲバジャーロ宮崎
てげばじゃーろみやざき
ホームスタジアムは「テゲバ「明日への勇気」スタジアム」であり、2021年に開場予定。また、ネーミングライツをユニリーバが取得したため、呼称は「ユニリーバスタジアム新富」である。
かつてはホームスタジアムを転々としており(いわゆるジプシー)、延岡市西階総合運動公園陸上競技場・ひなた陸上競技場・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場を使用していた。
チーム名はは宮崎弁で「すごい」という意味の「てげ」、スペイン語のvaca (牛の意味) およびpájaro (鳥の意味) を組み合わせた造語。
1965年に創設された「門川クラブ」が前身。
2003年に宮崎県サッカーリーグへ昇格。
2004年に「Andiamo門川1965」、2007年に「MSU FC」(Miyazaki Sportsman Unitedの略称)に名称変更。この名称の頃には宮崎産業経営大学サッカー部と提携していた。
2009年8月3日に運営法人となる『特定非営利活動法人MSU』が設立、2010年から九州サッカーリーグへ昇格。
しかし成績は低迷し2012年に宮崎県リーグ1部へ降格も、翌年九州各県リーグ決勝大会で準優勝の成績で再昇格。
2015年1月20日、クラブ名を現在の「テゲバジャーロ宮崎」に変更と共に2017年にJ3リーグ参入を目標にすることを発表。
5月には運営法人が、2015年3月に設立された『株式会社テゲバジャーロ宮崎』に変更。
2017年、九州サッカーリーグ優勝、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017に出場、決勝ラウンド2位でJFL昇格。
2018年終了後にJ3参入に向け「百年構想クラブ」の申請、翌年承認。
2019年7月1日、2020年J3リーグ加盟へ向けたJ3リーグライセンスを申請したが、スタジアム建設計画が遅れ、9月に断念。
2020年6月30日、2021年J3リーグ加盟へ向けたJ3リーグライセンスの申請を行い、9月にライセンスが交付、11月に成績面以外でJ3リーグ入会審査をクリア。
そして11月21日・22日の第29節終了時点でリーグ4位以内を確定させ、昇格が確定した。(最終的にはリーグ2位で終える。)
これに伴い、九州全域にJクラブが誕生することになる。
2021年、J3で首位に立つ快進撃だったが最終戦で試合は無く、2位・いわてグルージャ盛岡が引き分け、3位・ロアッソ熊本が勝利した。その為両チームに勝ち点や得失点差で上回られ3位に陥落した。
宮崎にJリーグのクラブを!立ちはだかる壁とは? Jリーグ入りを目指す体制が整えられるまでのことを簡潔且つ明確に纏められた記事。というかその時期のクラブについて具体的に書かれたのはこのNHKの記事のみである。該当記事はNHKから削除されているので、インターネットアーカイブに保存されたものを読むしかない。なお、この記事には、元々のホームタウンが宮崎市だけだったテゲバジャーロが新たに新富町も加えることになり且つ同町が新しいホームスタジアムの建設地ともなった経緯が記されている。
ヴェロスクロノス都農 同様にJリーグ入りを目指す宮崎県のサッカーチーム。旧名称はJ.FC Miyazaki。テゲバジャーロ宮崎とは九州リーグ時代のライバルであった。また、同様に宮崎産業経営大学サッカー部と関係が有ったという共通点を持つが、何故ならトップチームの前身がそのサテライトチームであった初代・宮崎産業経営大学FCだからである。ちなみにこの初代がJ.FC Miyazakiとなった後に2代目・宮崎産業経営大学FCが創設されている。
FC延岡AGATA 同様にJリーグ入りを目指す宮崎県のサッカーチーム。トップチームは九州保健福祉大学サッカー部のサテライトチームであった九保大エルフAGATAを前身とする。大学サッカー部のサテライトチームが前身という点はJ.FC Miyazakiと共通している。
九州地方に本拠地を置くチーム
アビスパ福岡、ギラヴァンツ北九州、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、鹿児島ユナイテッドFC、大分トリニータ、FC琉球