概要
詳細はJリーグを参照。
2014年にスタート。J2リーグよりもさらに下位のリーグ。JFLが設立母体だが、J2リーグや地域リーグも多少ながら設立に関わっている。これはJ3リーグ初年度参加メンバーに、前年度J2在籍だったガイナーレ鳥取と前年度地域リーグ(東北リーグ1部)在籍及び地域リーグ決勝大会優勝チームであるグルージャ盛岡が加わっているためである。鳥取にとっては初のJ2からの降格であり、盛岡に至っては2例目となる飛び級による初のJリーグ加盟、また、J3昇格となる。
2024年シーズン参加チーム
北から順に掲載。計20チームで開催。
- J2から降格したチームは★
- JFLから昇格したチームは☆
- クラブがJ1ライセンス保有のチームは①
- クラブがJ2ライセンス保有のチームは②
- クラブがJ3ライセンス保有のチームは③
- 例外規定に基づく特例でのクラブライセンス取得は※
- J1在籍経験有りのチームは△
- J2在籍経験有りのチームは▲
- JFL以下への在籍経験有りのチームは▼(※1999年シーズン以降)
チーム名 | Jリーグ加盟年 | J3在籍年 | 備考 |
---|---|---|---|
ヴァンラーレ八戸 | 2019年 | 2019- | ②※/▼ |
いわてグルージャ盛岡 | 2014年 | 2014-2021,2023- | ①※/▲▼ |
福島ユナイテッドFC | 2014年 | 2014- | ②※/▼ |
大宮アルディージャ | 1999年 | 2024- | ★/①/△▲ |
SC相模原 | 2014年 | 2014-2020,2022 | ②※/▲▼ |
Y.S.C.C.横浜 | 2014年 | 2014- | ②/▼ |
AC長野パルセイロ | 2014年 | 2014- | ②/▼ |
松本山雅FC | 2012年 | 2022- | ①/△▲▼ |
カターレ富山 | 2009年 | 2015- | ①/▲▼ |
ツエーゲン金沢 | 2014年 | 2014,2024- | ★/①※/▲▼/優勝1回 |
アスルクラロ沼津 | 2017年 | 2017- | ②※/▼ |
FC岐阜 | 2008年 | 2020- | ①/▲▼ |
奈良クラブ | 2023年 | 2023- | ②※/▼ |
FC大阪 | 2023年 | 2023- | ③/▼ |
ガイナーレ鳥取 | 2011年 | 2014- | ②/▲▼ |
カマタマーレ讃岐 | 2014年 | 2019- | ①/▲▼ |
FC今治 | 2020年 | 2020- | ②※/▼ |
ギラヴァンツ北九州 | 2010年 | 2017-2019,2022- | ①/▲▼/優勝1回 |
テゲバジャーロ宮崎 | 2021年 | 2021- | ②※/▼ |
FC琉球 | 2014年 | 2014-2018,2023- | ①※/▲▼/優勝1回 |
過去に参加したチーム
北から順に掲載(※一部例外掲載有り)。
- △はJ1在籍チーム
- ▲はJ2在籍チーム
- ▼はJFL以下の在籍チーム
- ✕は解散したチーム
- ◎はオープン参加
- ☆はJ3歴代優勝チーム
チーム名 | Jリーグ加盟年 | J3在籍年 | 備考 |
---|---|---|---|
ブラウブリッツ秋田 | 2014年 | 2014-2020 | ▲/☆/優勝2回 |
いわきFC | 2023年 | 2023 | ▲/☆/優勝1回 |
ザスパクサツ群馬 | 2005年 | 2018-2019 | ▲ |
栃木SC | 2009年 | 2016-2017 | ▲ |
FC東京U-23 | ◎ | 2016-2019 | ✕ |
FC町田ゼルビア | 2012年,2014年 | 2014-2015 | △ |
藤枝MYFC | 2014年 | 2014-2022 | ▲ |
ガンバ大阪U-23 | ◎ | 2016-2020 | ✕ |
セレッソ大阪U-23 | ◎ | 2016-2020 | ✕ |
レノファ山口 | 2015年 | 2015 | ▲/☆/優勝1回 |
愛媛FC | 2006年 | 2022-2023 | ▲/☆/優勝1回 |
大分トリニータ | 1999年 | 2016 | ▲/☆/優勝1回 |
ロアッソ熊本 | 2008年 | 2019- | ▲/☆/優勝1回 |
鹿児島ユナイテッドFC | 2016年 | 2016-2018,2020-2023 | ▲ |
Jリーグ・U-22選抜 | ◎ | 2014-2015 | ✕ |
昇降格制度
J2リーグ⇔J3リーグ
昇降格枠は0~2枠となっている。
J2リーグ下位との入れ替え要件 | J2リーグ:22位 | J2リーグ:21位 |
---|---|---|
J3リーグ:1位と2位がJ2ライセンス保有 | J3リーグ:1位との自動入れ替え | J3リーグ:2位との自動入れ替え |
J3リーグ:1位はJ2ライセンス保有で2位は非保有 | J3リーグ:1位との自動入れ替え | J2リーグに残留 |
J3リーグ:1位はJ2ライセンス非保有で2位は保有 | J3リーグ:2位との自動入れ替え | J2リーグに残留 |
J3リーグ:1位と2位がJ2ライセンス非保有 | J2リーグに残留 | J2リーグに残留 |
2016年度まで
J3の2位とJ2の21位の入れ替え戦が開催されることになっていた。
2020年度まで
オープン参加チーム全てを抜いた順位が適用される形であった。
2021年度のみ
J1とJ2を各々元の在籍チーム数に戻すため、J2の下位4チームが降格してきた。
J3リーグ⇔JFL
昇降格枠は0~1.5枠となっている。
JFL上位との入れ替え要件 | J3リーグ:20位 | J3リーグ:19位 |
---|---|---|
JFL:1位と2位がJ3ライセンス保有 | JFL:1位との自動入れ替え | JFL:2位との入れ替え戦 |
JFL:1位はJ3ライセンス保有で2位は非保有 | JFL:1位との自動入れ替え | J3リーグに残留 |
JFL:1位はJ3ライセンス非保有で2位は保有 | JFL:2位との入れ替え戦 | J3リーグに残留 |
JFL:1位と2位がJ3ライセンス非保有 | J3リーグに残留 | J3リーグに残留 |
J2リーグからJ3リーグに降格する時よりも比較的優しい仕様となっているが、油断していればまさかの自動降格に成りかねないのがJ3リーグの怖さでもあると言えよう。
2022年度まで
JFLからJ3への参入する要件は、トップチームを保有するクラブが「Jリーグ百年構想クラブ」に認定された上で「J3ライセンス」を保有し、そのトップチームがJFLで4位以内になった上、その順位がJリーグ百年構想クラブ認定チームの中で上位2チームに入るという条件であった。
余談
- Jリーグ在籍チームがない県は、福井県、三重県、滋賀県、和歌山県、島根県、高知県の6県。(※2023年現在)
- この内、JFL所属のチームを持つのは、三重県(ヴィアティン三重/鈴鹿ポイントゲッターズ)、滋賀県(レイラック滋賀)、高知県(高知ユナイテッドSC)。
- なお、Jリーグの在籍チーム総枠は60チームまでと決まっている。2022年シーズンに60チームに達成したので、2023年シーズンからJ3・JFL入れ替え制度が導入されている。その為、特定の県地域によっては『Jリーグ空白県』に戻ってしまう可能性が出ている。
- J3ライセンスは1年限りの資格で毎年申請が必要であるものの、よほどクラブ状況が悪化しなければ継続して取得できるものである。