概要
創設年 | 2006年 |
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加盟年 | 2019年 |
ホームスタジアム | 多賀地区多目的運動場(ダイハツスタジアム⇒プライフーズスタジアム) |
クラブカラー | 緑 |
マスコット | ヴァン太 |
名称のヴァンラーレ (Vanraure) は、イタリア語で「南の郷」を意味するアウストラーレ (Australe) と「起源」を意味するデリヴァンテ (Derivante) を組み合わせた造語。
ホームタウンは、2013年にJリーグ準加盟クラブに承認された際は八戸市、当初ホームゲームを行っていた五戸町およびホームスタジアムを置く予定のあった十和田市の2市1町だったが、2015年8月に三戸町、田子町、階上町、南部町、新郷村、おいらせ町が、2017年9月に上北地域の三沢市および上北郡の5町1村がそれぞれ追加され、下北地方を除く南部地方(県南地方・三八上北)全域の3市11町2村に拡大。
来歴
2006年に青森県リーグ1部から東北リーグ2部北に昇格を決めた八戸工業OBと青森県リーグ1部の南郷FCが統合、「ヴァンラーレ八戸」が発足。
2010年、青森県サッカー選手権大会で初優勝し、天皇杯に初出場。
2011年、東日本大震災のためにこの年の東北リーグ2部は出場辞退チームが相次ぎ、「南北統合リーグ」として行われるが、優勝したものの2012年度については2部から1部への自動昇格は認められないことから昇格は無しとなった。
2012年は東北2部北リーグで2位の成績。1部昇格決定戦で東北2部南リーグ2位のコバルト―レ女川を破って2013年の1部昇格を決めた。
2013年、グルージャ盛岡とのアウェー戦で喫した1敗のみで成績は得失点差で盛岡に次ぐ2位。
同年6月にJリーグ準加盟を申請し9月に承認。しかしホームスタジアムとして申請した八戸東運動公園陸上競技場について「要件未充足との結論」になったもとからJ3リーグ参加は成らなかったがJFLに参加申請し承認。
2014年、1月に将来のJリーグ昇格を念頭に「株式会社ヴァンラーレ八戸」を設立。(この年は年間9位。)
2014年からJ3ライセンス申請したものの会場設備の不備で不交付だったが多賀地区多目的運動場(ダイハツスタジアム)が完成したため初めて認可された。
2018年、年間3位で、J3リーグ加盟条件の一つであるJFL年間4位以内をクリアし、来季J3リーグへの入会が承認された。これで東北全域にJクラブが誕生した。
尚、翌年から年号が令和になったため、平成に誕生した最後のJクラブという事になる。
2023年。一時はJ2リーグへの自動昇格も見えていたが、夏場に急失速。とはいえJ3参入後は最高位の7位でシーズンを終えた。
2024年。この年に導入されたJ2リーグ昇格プレーオフ圏を終盤まで争っていたが、第37節でカターレ富山に敗れ、またしても夢は潰えた。
また、JFL時代からチームの象徴だった「ミスター・ヴァンラーレ」ことMFの新井山祥智はこの年で引退を表明。
スタジアム
多賀地区多目的運動場はネーミングライツにより青森市に本拠を置くダイハツ工業系のカーディーラーが取得したためダイハツスタジアム(略称「ダイスタ」)と命名。
2018年シーズンは同じ青森県を本拠地とするJFLのラインメール青森もホームゲームの一部を本スタジアムで実施している。
2020年1月からは八戸市に本社を置く三井物産系食品メーカーである「プライフーズ」が命名権を取得して「プライフーズスタジアム」に改称されている。
関連項目
北海道・東北地域のJリーグ