概要
フィールドの中央、フォワード(FW)とディフェンダー(DF)の間に位置し、両者をつなぎつつ攻撃と守備の両方に関わるポジション。略記はMF。
呼び名も様々で、日本では「中盤」と呼ばれるほか、以前のMFの呼び名であった「ハーフバック」からの名残で「ハーフ」と呼ばれたり、DFからFWへのボールのつなぎ役として「リンクマン」とも呼ばれていた。
また、サッカーのポジションは国ごとに呼称やその語源も異なるが、MFは特に細かいポジションの分け方なども異なる。国によっては位置によって分類したり、役割に注目して分類し名称をつけており、求められる能力や役割は詳細なポジションやシステムによって大きく変化する。
ポジションの区分け
MFを2列にした際、FWの後方、MFの最前方に位置し、味方へのアシストや、自ら突破を仕掛けゴールを狙うような、得点に直結するプレーを主に担う。
MFを2列にした際、DFの前方、中盤の底に位置し、守備に限らず、攻撃の組立や起点となったりと、攻撃で重要な役割を担う事もある。
MFを1列にした際、MFラインで中央に配置された時のポジション。上記のボランチもこれに該当する。
MFラインで左右に配置された時のポジション。1列2列および3人4人5人を問わず、4バックおよびバックの場合はサイドハーフ、3バックの場合はウィングバックとなる。