概要
サッカーのシュートやパスにおいて使われる蹴り方。空中にあるボールを地面を背にして逆さの状態で蹴ること。
海外ではバイシクル(キック)と呼ばれるのが一般的。
- ポルトガル語はpontapé de bicicleta(自転車キック)
- フランス語はciseaux retourné (戻りの鋏)
- ドイツ語はFallrückzieher (落下後方キック)
- ポーランド語はprzewrotka (転倒キック)
- イタリア語はrovesciata (逆転キック)
- スペイン語圏では一般的に鋏の動きにたとえたtijeraやtijeretaと表現するがチリ人がchilenita(チリ人)、ペルー人はchalaca(カヤオっ子)とも呼ぶ。
向いている方向から逆に蹴り出したいときなど、方向転換をすることなく行うことができるが危険でもある。素人はマネしないように。
アニメなどでは絵的に派手なのでよく多用され、キャプテン翼の大空翼が頻繁に必殺技として使用したことで人口に膾炙した。
ビーチサッカーにおいては、下が柔らかい砂であることと、『オーバーヘッドキックのモーションに入った選手に接触すると反則』というルールもあって、結構多く見られる。
因みにサッカー以外のスポーツではセパタクロー、空手やプロレス等格闘技で(この時は「回転地獄蹴り」等と呼ばれる)使用されることがある。