大空を羽ばたく炎の翼と決して諦める事のない戦士たちの魂が一つになる時、天空に舞う精霊の王が生まれます!
概要
ガオファルコンを中心に4人が冥界から帰還した際に復活したガオジュラフ、ガオディアス、ガオライノス、ガオマジロが百獣合体した4番目の精霊王で、「天空の精霊王」。テーマ曲はMOJO氏が歌う「EYES OF JUSTICE」(正義の瞳の意でイカロスバインドに由来している)。
合体は基本的にファルコンサモナーで行うが、初登場回は獣皇剣を使って合体していた(ゲームでも獣皇剣を使って合体に必要なパワーアニマルを呼んでいた)。
巨大な翼で大空を自由に飛べるほか、リーチと貫通力に優れた右腕のジュラフスピアー、敵を挟み込んで持ち上げるパワーを誇る左腕のディアスシザース、翼に付いた大きな目玉で睨んだ敵の動きを封じる「イカロスバインド」(青い瞳から黄金の猫目に変化する)、翼で身体を覆うディフェンスモードといった能力を持ち、攻守共に隙が無い。ゲームではサマーソルトキックも披露している。
必殺技は上空からガオマジロをオーバーヘッドキックで蹴り飛ばす「究極天技・イカロスダイナマイト」、ディアスシザースで敵を放り投げる「天地逆転ホーンクラッシュ」。また、ライノシュートといった合体しているパワーアニマルの必殺技は引き続き使用でき、設定上は「神魂飛翔イカロスシュート」という必殺技も持っているとされる。
全ての能力がガオキング、ガオマッスル、ガオハンターを上回っており、ウラ究極体やプロプラ、キュララといった強敵を殆ど苦戦することなく倒している。同じイカロスの名を持つロボとは偉い違いである。
この形態では基本的に百獣武装を行わない(上記のような強力さゆえ、武装する必要性が薄いとも言える)のだが、以下のように行った場合は行ったなりに性能が変動し、番組終盤では固い装甲を突破するためにパワースタイル形態を合体フォーメーションに選んでいる。設定上は「ソード&シールド」も可能ではあるものの、劇中では使用されず、実質的にガオケンタウロスがそれを実現した形になる。
プレイステーション版ではガオケンタウロスが登場しないため、ガオイカロスが事実上の最強ロボという扱いになっている。
合体バリエーション
ガオイカロスアナザーフット&アーム
蒸気機関オルグとの戦いで見せた高馬力形態。両腕がガオハンマーヘッドとガオウルフ、下半身がガオバイソン。武器はリゲーターブレード。
戦う力が残っていたパワーアニマルの寄せ集めだったが、性能がパワースタイルに変化したことに加えて、ガオシルバーも一緒に乗っていたためか、通常のガオイカロスを上回るパワーを発揮して蒸気機関オルグの堅い装甲を突破した。
イカロスバインドが使えない代わりに、翼にるいた大きな目玉からはビームが出る他(あまりのエネルギー量に翼全体からビームが出ている)、ガオファルコンのスピードが加わった連続蹴りのバイソンキックを放てる。
必殺技はクレセントブーメランをリゲーターブレードで突いて敵を貫く「悪鬼撃滅・イカロスブレイカー」(発動時には目が緑色に発光する)。
ちなみにガオゴッド以外の劇中に登場した精霊王のパーツが必ず一つは使われている形態でもある(ガオキング&ガオマッスルは脚、ガオハンターは武器と両腕、ガオイカロスはボディ)。
当然、玩具で作中に登場しなかった派生形態を作ることも可能。(イラストはダブルナックル)
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー 戦隊ロボ パワーアニマル
マックスリュウオー:同じく後期登場のロボでレッド専用のメカが武装系メカと合体して完成するという共通点があり、戦闘力も高い。
歴代4号ロボ
ビクトリーマーズ←ガオイカロス→デカウイングロボ