スペック
全長:80m
全幅:32m
体重:5000t
最高走行速度:200km/h
最高遊泳速度:400km/h
概要
深緑色のワニ(アリゲーター)の姿を模した、パワーアニマルの一体。
ガオウルフ・ガオハンマーヘッドと並び、ガオシルバーこと大神月麿のパートナーでもある。
作中に登場するパワーアニマルの中でも屈指の巨体の持ち主で大きく開いた顎はガオゴリラの生成したバナナの木も難なく噛み砕くほどの咬合力を発揮し、さらには(演出上の誇張もあろうが)ガオゴリラそのものも呑み込まんとするスペック上での対比から逸脱したような描写さえも見られる。また顎のみならず、長大な尾も非常に強力な武器であり、一振りでタンカーをも真っ二つにするほどの破壊力を備えている。
ガオライオンや前出のガオゴリラなどと同様に精霊王の中核を担うポジションである(※)がガオリゲーターの場合はこれ一体で頭部や胴体だけでなく、下半身までも構成するという点で他のパワーアニマルと一線を画している。その都合上、百獣武装が可能な部位は両腕のみに限定されており、他の精霊王と比べると自由度は抑えめとなっている。
また、前述した尾は分離してガオハンマーヘッドの尾鰭と連結させることでガオハンターの主武装である大剣「リゲーターブレード」の刀身を形作る。
(※ そうしたポジションであるがゆえに、1000年前の戦いで邪気を取り込んだ際にもガオリゲーターにその邪気が集中していることが作中でも言及されている)
備考
ガオハンターを構成する3体のパワーアニマルの中では唯一当初からそれに含まれており、デザインの初期段階では後のエンジンオーG6などのようにワニの頭が片足の爪先に配され、もう片方の爪先に来る尻尾の先端にも、牙の生えた口が備わっているのが画稿からは確認できる。この口のように開く尻尾は、変形パターンが再考され尻尾が片腕へと移動した段階でもその要素が残されている。
作中未登場のものも含め、多数のカラーバリエーションが出たことでも知られるパワーアニマルシリーズであるが、ガオリゲーターについても「DX百獣合体 ガオハンター」として販売された通常版の他に、流通・問屋限定品として「ガオリゲーターブルーバージョン」と銘打たれた特別版が年末商戦も間近の2001年11月に発売された。
商品仕様としては、ガオリゲーターの深緑色の部分が青色、頭部の銀色の部分が金色、ガオハンターの両目が緑色とされている点、それにパッケージが青の単色刷りとされている点以外は、概ね通常版のDXガオハンターに準じたものとなっている。
前述の通り、数多存在するカラーバリエーションの一つに過ぎないこの「ガオリゲーターブルーバージョン」であるが、他のそれらとは異なり映像作品にも、「ガオハンターブルームーン」として合体後の姿のみ登場している。
関連タグ
キャリゲーター ゴセイクロコダイル キューブクロコダイル クロコダイオー:いずれもスーパー戦隊シリーズの他作品に登場する、ワニをモチーフとした巨大戦力達。このうちキャリゲーターとはモチーフの厳密な種類や合体時の部位、それに変形パターンの一部などに共通項が見られる