スペック
全長 | 24.5m |
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全高 | 28m |
体重 | 1200t |
概要
1000年前の巻物に記された5体のパワーアニマルのうちの一体でもあり、現代ではニュータウンとして開発された「聖なる森」を守護していた。作中では消耗したガオライオンを癒やすために必要な、輝きのキノコを探し求めていたガオレンジャーを、まだ森が存在していた500年前の戦国時代へと呼び寄せ、彼等の危機を救った後に仲間として加わっている。
作中に登場したパワーアニマルの中でも屈指のパワーの持ち主であり、そのパンチは一撃で鉄骨のタワーを曲げ、キックは50tの戦車を1km先まで蹴り飛ばす程の強さを発揮する。そのゴツい体格とは裏腹な身軽さにも目を瞠るものがあり、高層ビルさえも軽々とよじ登ってみせることができる。
目から放つビームは、それが照射された地面から巨大なバナナの木を生やす効果を備えている。この木を使った攻撃も得意としており、天辺へと登った状態から起爆性のバナナを地上の敵へと投げつける「バナナボム」の他、木を引っこ抜いて直接武器として振るうこともある。
百獣合体の際には、ガオライオンと同じく精霊王の中核を担うポジションにあり、ガオゴリラを中心として他のパワーアニマルが合体することで、「筋肉の戦士」ことガオマッスルが完成する。そのポジションゆえに、現代においてはガオレンジャーのリーダーたるガオレッドをパートナーとしている。
備考
デザインの検討段階では、決定稿とは異なり合体後もアニマル形態の頭部が露出した案や、変形時に前後となる面が逆で、かつ折りたたまれた腕が胸板を形作る案などが提示されていた。このうち、後者の一部にはポパイを連想させる錨型のマークも配されており、決定稿におけるマッスルアンカーもその名残ではないかと見られている。
ガオマッスル、それに登場時期の近い追加パワーアニマル達がオープニングからフェードアウトする中で、ガオゴリラのみ放送期間の終盤に(既に登場期間の終了した)ガオケンタウロスと入れ替わるまでの、実に半年以上もの間オープニングに登場し続ける格好となった。
関連タグ
ガオコング ガオエイプ:いずれもガオゴリラと同様に、霊長類をモチーフとしたパワーアニマル達。体色や合体後の一部パーツを除き、その外見はガオゴリラとほぼ共通したものとなっている