概要
ポジションはサード(2回だけピッチャーをした事も)。打順は5番(2度目のホワイターズ戦のみ4番)。背番号は5。
ドラえもんとは違い、何時も服を着ている(このマンガではそういう設定)。オーバーオール、もしくはTシャツにズボンというラフなスタイル。
ドジで短気だが熱血漢で負けず嫌いな性格。毎日キャッチボールを欠かさない超野球好き。
かなりの打力がありそのレベルは日本でもトップクラス。
その実力を買われWABC日本代表にも選ばれる。
来歴
ロボット養成学校(おそらくドラえもん誕生に出てきたアレと同じ学校)では勉強も運動もまるで駄目なポンコツとして名高く、シロえもんと共にダメコンビ扱いされていた。しかし体育の時間、野球に熱中するシロえもんに「オレたちゃどーせダメロボットなんだから気を落とすなって!」と言ってしまった事で彼の怒りを買って仲違いし、卒業まで一度も仲直り出来なかった。
ロボットオーディション合格後はひろしの実家である宅配便屋に配属されるが、父親を亡くし沈んでいたひろしの気持ちを逆なでするばかりで最初は一方的にひろしに嫌われていた。しかしテレビで野球を見て、キング・サダハルの活躍を目にして以来野球にはまり、ひろしとも和解する。後にひろしとは終生の友となる。
シロえもんと同じく完全な努力型。
必殺技
満月打ち
シロえもんのWボールを打つためポコえもんから教わった技。大きく弧を描く様にバットを振り回し、遠心力を載せて打ち込む。
満月大根斬り
満月打ちを改良した技。所謂「悪球打ち」の代表選手である大根切りであるが、縦方向に激しく回転が加えられたWボール相手には絶好の打法。習得以降は様々な場面で使用するクロえもんの代名詞的必殺技。
逆満月大根斬り
投手に背中を向けての満月大根斬り。満月大根切りでは後ろに飛んでしまうドランプのQボールの攻略に使用。
満月大根スライス斬り
通常よりもキレのある素早い大根斬り。トンボール初見の際に一度使用したのみ。
ブラックホール打ち
バットを高速で渦上に回転させて真空を発生させ、ボールを吸い寄せて強引に打つ。
初使用時にはホームベースが暴風で引き裂かれ、電光掲示板に叩き付けられる程の大ホームランとなった。
おまけ漫画では恐竜の様なサイズの巨大魚をこれで釣り上げている。
ドライバーショット
WWWボールを打った技。ゴルフのようにバットを振り落ちる球を打ち上げる。
使える場面が限られている為か使用したのは2回だけ。
ドランプのロイヤルストレートフラッシュ対策にキング・サダハル代表監督に教わった技。巨岩を跳ね飛ばすという特訓の末に物にし、実在の打法ながら他のトンデモ打法のどれよりもトンデモな威力を誇る。
三日月斬り
満月大根切りを水平打ちにしたバージョン。
大回転背面打ち
三日月斬りに背後からの回転を加える。どんなボールでも最後はキャッチャーのミットに収まることを利用し、キャッチングの直前にミットの隙間を抉るように横薙ぎにする。
満月大根蹴り
ただのオーバーヘッドキック。番外のサッカー対決で使用。
満月大根斬り二刀流(ダブルソード)
2018プレミアム特別編に登場。全くの新打法ではなく、2回満月大根斬りをするだけである。
何を言ってるのかわからないと思うので説明すると、
1.バットで満月大根斬りするが空振り。バットがすっぽ抜けてどっかに行く
2.もうダメかと思いきやすぐそばにあった船のオールを使って2度目の満月大根切り。SUCCESS!!
新ドラベース時代
多くの球団にドラフト1位指名され、千葉マリーンズに入団。
立ち寄った江戸川公園で球えもんに出会う。
余談
実力はあり、練習試合の勝率は高い(作中でまともに書かれた試合においては勝率100%である)のだが…何故か彼の参加するチームは大会での優勝経験がかなり少ない。(かぶと虫カップのみ)
- Bドーム杯:準決勝敗退
- かぶと虫杯:優勝
- Bドーム杯(二軍編):準決勝敗退
- WABC:決勝敗退
- 日本縦断トーナメント:準決勝不戦敗