概要
創設年 | 2012年 |
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加盟年 | 2022年 |
ホームスタジアム | ハワイアンズスタジアムいわき |
クラブカラー | ブルー、レッド |
マスコット | ハーマー&ドリー |
福島県いわき市に事務所を置き、同士、双葉郡の町村をホームタウンとするサッカークラブ、双葉郡楢葉町、広野町のJヴィレッジスタジアムを本拠地とする、2012年設立、Jリーグ百年構想クラブに指定され2021年にJFL優勝、2022年よりJリーグに参入、J3リーグに昇格。
なお、Jリーグ加盟に際して、それまで設定していなかったホームスタジアムをJヴィレッジスタジアム(福島県双葉郡広野町)とした。照明設備や5000人収容の観客席を有するこのスタジアムはJ3ライセンスの基準を満たしているが、現状ではJ2ライセンス以上の基準は満たしていない。
そこで、いわき市内のいわきグリーンフィールドにホームスタジアムを移し、同スタジアムに、大型映像装置を新設するなどの回収を行い、2022年に条件付きのJ2ライセンスを取得、同年J3で優勝をしたため、1シーズンでJ2昇格を果たした。
なおこの条件とは、2031年までに新スタジアムを建設する等が課せられている。
スポーツアパレルを親会社としているだけあって選手のフィジカルコンディショニングを非常に重視した育成方針をとっており、先週の大部分はフィジカルトレーニングに充てられているという。そういった方針が功を奏し、2015年から19年にかけて地方リーグを無敗で駆け上がりJFLを2年目で優勝、J3昇格一年目にして優勝争いを演じる驚異的な躍進を見せ、注目を集めている。
そして2022年11月6日、J3優勝とJ2昇格が確定した。
迎えた2023年、開幕戦は黒星スタートとなったものの第4節から仙台、徳島とJ1経験クラブ相手に2連勝。しかしその勢いは続かず、後の10試合では5連敗を含む1勝1分8敗と一時最下位に転落する。特に清水エスパルス相手には9失点、7失点の大敗でシーズンダブルを食らうなど苦しい展開もあった。それでも夏場から終盤にかけてなんとか踏ん張り、18位でJ2初年度を終えた。
マスコット
フタバスズキリュウ王国出身の「ハーマー」と「ドリー」。頭に乗っている方がハーマー、下がドリーである。ドリーは王国の大切な代継候補で、ハーマーはドリーの親友兼教育係。サポーターやファンからは「ハマドリ」と呼ばれることも多い。
王国の王になるためには首が短いことがコンプレックスだった。遙か未来に誕生するフィジカルトレーニングに長けたクラブで鍛えれば首が伸びるであろう……というお告げを信じ、卵にこもって約8500万年間眠っていた。
ホームスタジアム
いわきグリーンフィールド。いわき市のほぼ中央部にある湯本地区にあり、JR湯本駅から歩くことも不可能ではない距離(徒歩30分)であるほか、湯本駅から無料送迎バスも出ている。
公園内にも無料駐車場が用意されているが、ファンクラブ会員限定で有料予約可能な駐車エリアもある。
なお、ホームゲームでいわきが勝利すると、その当日または翌日に、湯本駅の反対側にあるスパリゾートハワイアンズの入場料金が半額になる。
2023年10月より常磐興産が命名権を取得し、呼称が「ハワイアンズスタジアムいわき」となっている。