概要
概ね以下の通りである
トーナメントにおける「優勝」
決勝戦まで勝ち上がり、決勝戦で勝った者(チーム)を優勝とするもの。予選リーグ戦や敗者復活戦などを行わない場合は、大会で一度も負けなかった唯一のチームとなる
トーナメントの主な例
夏の大会はすべてのチームがトーナメントで参加(県によって優勝するまでの試合数は違ってくる)、優勝したチームは例外なく「地方大会から通じて一度も負けなかった唯一のチーム」(過去地方大会優勝校の不祥事で、一度負けた準優勝校チームの甲子園出場などはあったが、1回戦負けしている) 。
春の大会は前年秋の各地方大会の結果で出場校が決まるため(それぞれの地方大会での上位チームから選ばれる)、秋に一度負けたチームでも優勝することはある。
リーグ戦における「優勝」
優勝を決定するルールはそれぞれで
- 勝ち数が一番多い
- 勝率が一番高い(引き分け制度があると単純に勝ち数が多いから勝率も高くなるとは限らない)
- それぞれの試合結果によって付く勝ち点が一番多い、
リーグ優勝が決まった後も試合は行われる場合、俗にそれらの試合は「消化試合」と呼ばれる。
リーグ戦の主な例
- プロ野球のリーグ「優勝」
同一リーグ戦125試合とセ・パ交流戦18試合、シーズン合わせて143試合で競われる。2004年のパ・リーグのプレーオフ(現・クライマックスシリーズ)導入以前は単純にリーグ戦で1位となったチームを優勝としていた(基本的に勝率が高いチーム、2001年だけセ・リーグは勝ち星が多いチームとなった)。一時、プレーオフで勝ち日本シリーズに進出したチームを優勝と決めたため、リーグ戦で3位のチームでもリーグ優勝の可能性はあったが、現在ではリーグ戦の1位チームを「優勝」と定めている。
- Jリーグのリーグ「優勝」
その他の優勝
以前(2003年以前)はセ・パ両リーグでの優勝チーム同士が争うものだったが、現在ではクライマックスシリーズの勝者(必ずしもリーグ優勝チームとはならない)同士で争うもので、7試合制で先に4勝したほうが日本シリーズ優勝となるが、普通は「日本一」と称され優勝と呼ばれる事は少ない。
- 大相撲における「優勝」