奈良クラブ
ならくらぶ
1991年創設。当時の名称は『都南(となん)クラブ』であった。現在の名称となってJリーグ入りを目指すチームとなったのは2008年のことである。前身時代から一貫して奈良県の奈良市がメインのホームタウンである。
Jリーグ昇格に向けて何とか知名度を上げようと様々な試みをしていることがあり...
といった奇抜な行動を取ることがあった。
不正問題
一方、その裏で「5年間も入場者数を水増ししていた」という不正が行われていたことが発覚し、そのせいで当時の社長は辞任に追い込まれ、Jリーグ百年構想クラブ認定も一時期停止されるという措置も取られた。
なお、辞任した社長はそのシーズンに就任したばかりであったが、不正が前々から行われていることを知るや否や、寧ろ推進してしまっていたので、結局辞任に追い込まれたのは妥当であった。ちなみに、不正に一番携わった実質元凶的存在である当時の副社長は、翌年度に再び新体制になった後もクラブにそのまま残った。一部からは「クラブを隅々まで知っている人物なので、"禊"を兼ねて暫く残させて、事が済んだらクラブから追放されるのでは?」とも言われているが、真相は不明である。
奈良市鴻ノ池陸上競技場。近鉄奈良駅から片道徒歩30分以内に着けるところにあるが、坂道を登った先にあるので、歩いていくことが困難な人は素直にバスを使って行ったほうが良い。
2021年からロート製薬がネーミングライツを取得したため、『ロートフィールド奈良』の呼称が付けられている。
近くにはBリーグに所属するプロバスケットボールチームバンビシャス奈良のホームスタジアムの一つである『ロートアリーナ奈良』も併設されている。
極まれだが、スタジアム付近に鹿も出没する。
専用練習場は隣町生駒郡三郷町のナラディーア。
2024年中旬までゆるキャラのようなマスコットはいなかったが、代わりに強烈なキャラクターがいる。
その名も遣唐使。
見た目も歴史の教科書で多くの人が見た覚えがあるであろう飛鳥時代や奈良時代に登場するあの役人の姿そのもので、笏(形はほぼしゃもじ)も持っている。
元々はバンドマンをしているサポーターだったが、2023年のハロウィン仮装で遣唐使となり大バズりして以降このスタイルになった模様。
「アッコの舞」という舞踊に似た応援パフォーマンスがある。
非公式ではあるものの、その存在感は強く、他国(他の県)のチームからの覚えもめでたいらしい。
過去には2015年に「Deer Man(ディアーマン)」というアメコミ調で描かれた鹿の擬人化であるマスコットキャラクターが誕生し関連グッズもあったが、上記の不正の件でクラブ体制が現在のものになってからは居なかった事になってしまっている模様である。
ディアーマンについてはこちらのソースを参照のこと。
そして2024年10月13日、FC大阪との生駒山ダービーにて、ついに公式マスコット「シューカ(蹴鹿)」が誕生。
人型になった鹿の頭に人面のサッカーボールがついたデザインになっており、このボールは独自に人格がある他、分離して蹴る事が出来る模様。
また、誕生経緯としては「ロートフィールド奈良に現れた鹿にボールがぶつかり気付いたらシューカとなっていた」という設定であり、ボールが本体なのでは説も出ているが詳細は不明。
ちなみに、シューカのデザイン原案となった小学生には奈良クラブホームゲーム生涯無料チケットが贈呈された。