概要
埼玉県日高市出身の創業者・神田正は1973年より大宮市(現・さいたま市)で中華料理チェーン「来々軒」を経営していたが、1993年、「らーめん日高赤羽店」を赤羽に開店して都内に進出。以後、この業態がメインとなり1998年には「株式会社ハイデイ日高」に商号を変更している。
店舗で使用する食材は埼玉県行田市の工場で一元的に製造しているため、ロジスティックの都合で埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県を中心に出店しており、(餃子の王将や大阪王将、バーミヤン(すかいらーく)がほぼ全国的なのに対して)南関東ローカルな印象が強い。茨城県、栃木県にもわずかながら店舗がある(2016年現在)。
店舗は駅前・繁華街・1階という立地が多く、車で来店する客が少ないため安価な居酒屋としての一面を持っている。集客力の強いファストフード店の隣(マクドナルドや吉野家など)に出店して客が流れてくるのを狙うという、コバンザメのような戦略が特徴。
余談
- ご年配の方を中心に、店名を「ひだや」と読む人が稀にいるが、そのまま普通に「ひだかや」が正解であり、「ひだや」は誤り。
「ひだや」と誤読してしまった理由は定かではないが、メニュー表などに小さく記載されている「hiday」(ハイデイ)のロゴをローマ字読みしてしまったのが原因ではないか、という説が有力。
- 新宿アルタの裏で長年営業していた「ラーメンレストラン日高」(株式会社平商社)は日高屋とは関係ない。
- 系列店舗には「中華一番」「来来軒」(来々軒ではない)「らーめん日高」という中華料理店のほか、
焼き鳥専門店である「焼鳥日高」、そして本格的な居酒屋である「大衆酒場HIDAKA」が存在する。
- かつてレジで渡された「モリモリサービス券」には、たまに富士急ハイランドの入園割引券が付いたものもあった。
関連タグ
来来軒:同じ会社(ハイデイ日高)が運営するラーメン店。
大宮アルディージャ:Jリーグチーム。ハイデイ日高がスポンサーを務める。
日高屋アライさん:アライさんとフェネックが日高屋でいろいろなメニューを食べまくる1P漫画。